ユリノキ・4~首都大学

 首都大学の「ユリノキ(百合の木)」は高木で高いところにある実をいつも恨めしそうに眺めていたが、今朝下柚木を歩いていると低いところに実がついているユリノキを発見。歩道の横の高さ80センチくらいの石垣をよじ登り、念願の実をパチリ。まだ花を見たことがないので、花を見る場所が決まった。
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ムクゲ・2~実

 夏には次から次へと花を咲かせていたが、すっかり葉を落として所在無さげにしていた大栗川の「ムクゲ(木槿)」。頭頂部に夏の宴の名残か、たくさんの枯れた実。ニュースで東京は今日で18日間雨がないと伝えていた通り、最近の写真のバックはこの澄み切った青空が多い。電線とマンションはご愛嬌。
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富士山ビュー・3~下柚木

 下柚木の大栗川にネムノキのサヤを確認しに来てみると、さんもり橋から正面に見えた大晦日の富士山。一つ先の橋の名前はまさに富士見橋。少し足を伸ばして日野市や立川市からはもっと裾のほうが見えるのだが、多摩NTから見える富士山はこれが限界。
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ネムノキ・2~実

 首都大学の雑木林で枯れたサヤをたくさんぶら下げている樹。間違いなくマメ科だと思うが、樹皮はコナラそのもの。少し離れた遊歩道で夏に見つけた「ネムノキ(合歓木)」を見に行くとこちらも同じようなサヤ。しかし樹皮は全く違って滑らか。もう一ヶ所ネムノキがあった大栗川まで足を伸ばして撮ったのがこの写真。ここは川岸で風が強くサヤは残りわずか。樹皮を見るとやっぱり滑らか。こうなるとあのコナラのような樹皮のサヤは何者? せっかくラクウショウが解決して年を越せると思っていたが、新しい難問が越年となってしまった。
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ラクウショウ・3~葉

 メタセコイヤと間違えてしまった「ラクウショウ(落羽松)」。間違いを反省して、今朝もう一度じっくりと観察。まずは首都大学北門でメタセコイヤの枯れ葉を見つけ、『なるほど、やはり対生だ。』 そこで枯れ葉を一本つまんで今度はテニスコート脇のラクウショウの樹まで移動。ところが今朝は強い北風でメタセコイヤの小葉が見る見るうちに飛ばされ、ラクウショウと比べる頃にはすっかり歯抜けになってしまった。ラクウショウの葉は昨日確認した通り互生。とりあえず地面に並べて写真を撮ろうとしたら突風で飛ばされてしまった。やむなく今度はラクウショウの枯れ葉をつまんで、再びメタセコイヤにUターン。北門でメタセコイヤの枯れ葉掃除をしていた門番さんには、指先で枯れ葉を大事そうに持ってキャンパス内をウロウロするオジサンの姿がどう見えただろうか。
 結局2種類の葉を持ち帰り家で撮影したものがこの写真。右がメタセコイヤで葉は対生。小葉はポロポロ取れ易い。左がラクウショウで葉は互生。この違いを初めに気づいていれば、誤報もなかった。
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ラクウショウ・2~球果

 メタセコイヤではなかった「ラクウショウ(落羽松)」の球果。間違いは樹ばかりでなく、先日球果の近くで見つけた翼つきの種がこの球果のものだと紹介したが、これはどうもその翼を使って飛んできたもので、この球果とは全くの無縁。今日落ちている球果を潰して翼のある種を探したが、翼どころか種らしきものが見あたらない。いびつな破片がかろうじて種らしいが、触っていたら指先には松ヤニのような粘液がべっとり。ネットで調べていたら、“この球果には種子ができにくい” との記述もあった。
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ユズリハ・2~実

 他の方のブログで「ユズリハ(譲葉)」の熟した実を拝見したので、秋に見つけた柳沢の池公園のユズリハを今朝見に行くと、ブドウのような色に熟した実。表面の白い粉もそっくり。
 ところで我が家は昨日が大掃除。今日は買い出しとお正月飾りで、さっき小さな鏡餅にダイダイをのせたところ。この鏡餅にウラジロを使うのは知っていたが、このユズリハの葉も使うらしい。そんなことなら2~3枚失敬してくればよかった。ユズリハは子孫繁栄の縁起の良い樹だが、我が家では譲りたくてもまだ譲れないと、ユズリハ・1で紹介させていただいた。そんな訳で来年もとにかく頑張ろう!!
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ラクウショウ・1~冬

 首都大学のテニスコート横を歩いているとザックザックと殻がつぶれる音。足元を見ると樹の実の残骸が散乱している。見上げるとすっかり葉を落とした枝にたくさんの球果がある。首都大学北門脇にあるメタセコイヤと枯れ葉がそっくりなので何の疑問も無くこれもメタセコイヤと判断。図鑑で調べるとメタセコイヤには球果があり、『これは間違いなし。』 とブログに掲載した。
 ところが何となくしっくりこないので、その後色々調べていたのだが、どうもこれはスギ科ヌマスギ属の「ラクウショウ(落羽松)」のようだ。互生の葉が判断材料。この樹は別名ヌマスギで湿地に多く、葉色が綺麗なので公園樹にも使われるとのこと。松の字がついているが杉の仲間。湿地では気根を出す珍しい樹だが、さすがにここでは気根は無かった。
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キリ・3~殻

 「キリ(桐)」の花芽の横で、役目を終えた実の殻が残っていた。この中にはたくさんの小さな種子があったはず。背景にうっすらと写っているのが茶色い花芽。生まれていくものと去り行くもののツーショット。
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センダン・1~実

 この白い実の樹もなかなか名前が見つからなかった。長池公園南口でキリの隣にあった「センダン(栴檀)」。白い実を頼りに一度はセンダンだと思ったのだが、図鑑で見る実にはシワ。ところがこちらにはツヤがあって同じ実に見えない。挙句の果てにキミズミ(黄実酸実)ではないかと頓珍漢の方向へ行ってしまった。キリに続いて “越年” を覚悟したのだが、『何とか、年内解決!!』 しかしこちらは全く自信がない。春の若葉を確認する必要がある。ところで “栴檀は双葉より芳し” は白檀とのことらしい。
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