キヅタ・4~開花

 アウトレットモールのラフェット多摩・南大沢は、相変わらず人気が続いており現在拡張工事中。街がますます便利になるのは嬉しいことだが、居住者もどんどん増えて、今まで座ることのできた通勤電車が、今は激しい席取り合戦。前に並んでいる人を押しのけて突入するオバサンにはとても対抗する気にならない。
 さてこれはそのアウトレットの脇に植えてある「キヅタ(木蔦)」。秋に紅葉するブドウ科のツタ(ナツヅタ)とは違って、こちらはウコギ科の常緑低木。
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ボタンヅル・4~実

 連休前の天気予報では、『曇り時々晴れ』 くらいだったが、この3日間はピーカンの真夏日。敬老の日の連休と言うよりは、夏休みの真っ只中と言う気分。
 さて、これは長池公園の「ボタンヅル(牡丹蔓)」。花が終わるとセンニンソウと同じように白いヒゲが伸びてくる。キンポウゲ科センニンソウ属の落葉性つる植物で日当たりの良い場所に生育する。
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サネカズラ・6~雌花

 雌雄異株で雄花は既に見つけていたが、ようやく見つけた「サネカズラ(実葛)」の雌花。雄花の花被片は少々触れても落ちないが、雌花の花被片は触れるとすぐに落ちてしまう。別名は「ビナンカズラ(美男葛)」で、茎や葉から取れる粘液で整髪料を作ったことによる。 “美男子” なんていうのは今や死語の部類で、今ならさしずめ “イケメンカズラ”。
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ルリヤナギ・2~色

 柳の葉に似ているので「ルリヤナギ(瑠璃柳)」の名前だが、ナス科の常緑小低木。ブラジル原産で琉球から日本に入ってきたので、別名は「リュウキュウヤナギ(琉球柳)」。咲き方や風情は控え目だが、なかなか綺麗な瑠璃色。
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ヒメイワダレソウ・2~石段

 別所やまざくら公園の石段を埋め尽くすように咲いている「ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)」。南米原産で昭和初期に渡来したが、最近はグランドカバープランツとして重宝されている。クマツヅラ科イワダレソウ属の常緑宿根草。
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ボタンヅル・3~花と葉

 キンポウゲ科センニンソウ属の「ボタンヅル(牡丹蔓)」。同属のセンニンソウにそっくりだが、センニンソウの葉が全葉なのに比べ、ボタンヅルの葉は牡丹の葉のように切れ込みがある。またボタンヅルは茎が木質化する。花後はやはり白いヒゲになる。
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サネカズラ・5~花

 今年の宿題のひとつがこの「サネカズラ(実葛)」の花。マツブサ科サネカズラ属の常緑ツル性木本。秋の実は独特な形で目立つが、花は葉の陰に隠れて目立たない。雌雄異株でこれは雄花。雌雄同株の場合もあるらしい。
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カクレミノ・5~花

 ずっと開花を待っていた「カクレミノ(隠れ蓑)」。蕾の期間が長く、以前はその蕾を果実だと見誤っていたもの。ウコギ科カクレミノ属の常緑樹で、日陰でも良く育ち、手間も掛からないので庭木に向いている。葉の形の変化もなかなか面白い。御多分に漏れず我が家にも一本植えてあるが、こちらはいつもザクザク刈られるものだから花など咲かせる暇もない。この樹は首都大学キャンパスのもの。
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タブノキ・3~下柚木

 初夏にたくさんの花に続いて、今度は鈴なりの実の「タブノキ(椨の木)」。この実は今は緑色だがこれから次第に黒紫色に変化していく。
 さて今日は七夕で、二十四節気では “小暑”。 梅雨明けが近づき暑さが本格化する頃だが、梅雨前線は九州で猛威を奮い、関東では雨が少ない。小暑の期間の七十二候は、 “温風至(オンプウイタル)=暖い風が吹いて来る”、 “蓮始開(ハスハジメテハナサク)=蓮の花が開き始める”、 “鷹乃学習(タカスナワチガクシュウス)=鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える” の15日間。
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マサキ・3~開花

 雨上がりで蜜も少し薄まってしまったようだが、それでも蟻が一所懸命舐めに来ている「マサキ(正木・柾)」。ニシキギ科の花らしく色は地味だが、良く見るとなかなか良い形の花。花径は7~8ミリで4枚の花弁に4本の雄蕊。蜜が美味しいらしく、虫にとっては、 “三ツ星” の行列の出来る花。
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