散歩道~由木緑道コース

 多摩ニュータウン通り沿いの大田川にある遊歩道の「由木緑道」。“大田川上流端” の表示が南大沢2丁目交差点にあり、大田川はここが起点。といってもここに湧水はなく無粋な(洒落ではありません!)下水管の出口。2キロ先の小山内裏公園大田切池が水源のようだ。この脇の未舗装の緑道は野草の宝庫で、タンポポ、アザミ、オオバコ、カラスノエンドウと懐かしい草花が溢れ、少年時代に引き戻される。松木地区には「由木緑道」の石板があり、道祖神も祭られ散歩道らしい。ここはカンヒザクラ、サトザクラがあり、ソメイヨシノとはまた違った趣。えのき公園のシダレザクラはなかなか見ものだし、初夏には卯の花も咲く。さらに下るとサルスベリ、ムクゲと季節を感じさせる木々が多い。
 内田橋を過ぎると大栗川と合流してここからは大栗川。このまま下っていくと、歩道の脇に石のオブジェが並んでいる。一つ一つが顔になっていてなかなか面白い。
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カクレミノ・1~葉

 「カクレミノ(隠れ蓑)」は造園業者が選んでくれた樹。葉の形がユニークで風情がある。剪定は簡単で初心者には大変ありがたい。樹高を高くすると下葉がスカスカになり和室の目隠しにならないと言われて、上に伸びたらザクザクと切っている。萌芽力が強く少し切りすぎたくらいでもすぐ回復するので、コニファーのように気を使わせない優等生。それでも葉が何枚か黄色くなってパラパラと落葉した時には、『どうしたんだろう?病気かな?切りすぎかな?このまま枯れちゃうのかな?』 と、心配したもの。しばらくすると落葉も止まり、色艶のいい若葉が生えて一安心。古い葉が新しい葉に代わっただけの話だが、初心者にしてみれば常緑樹の葉が落葉するのは一大事。
 先日都心のオフィス街で見つけたカクレミノは背丈が4メートルほどになっていて先端はビルの2階に届いている。葉は上に多いが1階の窓のあたりは枝だけで窓の中が丸見え。カクレミノにしてみれば自由に伸びることができて最高だが隠れ蓑になっていない。
 今年も春になり若葉が出てきた。よく見ると葉先が3つのもあれば5つのもある。中には2つの奇形もある。なかなか面白い。
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ユキヤナギ・1~満開

 早春に鮮やかに咲いている小山内裏公園の「ユキヤナギ(雪柳)」。周りにはまだ花が少ないのでとても良く目立つ。この名前以外は考えられないほどピッタリのネーミング。
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