ウド・2~花

 蓮生寺公園の「ウド(独活)」。タラノキと同じウコギ科で山菜としてお馴染みだが、こちらは草本類。ウドの大木と言っても、 “木” ではない。食卓に出すなら春から初夏にかけてが旬で、今の時期は大きいだけで役に立たない。
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アキノノゲシ・3~開花

 花の色は淡いクリーム色でなかなか気に入っている「アキノノゲシ(秋野芥子・秋の野罌粟)」。色はおしとやかだが、高さは1.5~2メートルほどにもなる。そのため背が伸びすぎたものは、強風にやられて無残に倒れているのに遭遇する。
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マメアサガオ

 道端の花壇に咲いていた「マメアサガオ(豆朝顔)」。ヒルガオ科サツマイモ属で北米原産の帰化植物。戦後急速に広まったらしい。花径は2センチ弱で遠目にはオシロイバナのようにも見える。
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スズメウリ・1~実

 この界隈で見かけるのはカラスウリだけだと思っていたが、思いがけず小さな実を見つけることができた「スズメウリ(雀瓜)」。残念ながら花はすでに終わってしまって、これは来年の宿題。ここは富士見台公園のセンニンソウが咲く藪。そのセンニンソウの白い髭を撮りに来て偶然この実を見つけた。この場所は何度も見に来ているのに、スズメウリに気がつかなかったのはまさしく不覚。
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カリガネソウ・2~実

 松木日向緑地の崖下の湧水付近にある「カリガネソウ(雁草)」。花はまだ残っているが、その横にできていた実。そのユニークな花の姿に魅せられてその後を気にしていたが、ひいき目ながら実の形もなかなか可愛らしい。
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キンモクセイ・3~開花

 秋のウォーキングの楽しみは「キンモクセイ(金木犀)」の芳香。匂いに気づいてあたりを見回すと、ビッシリと黄色い花をつけた樹がみつかる。春のジンチョウゲと同じくこの香りが大好きで、数年前に苗木を衝動買いしたが、庭に植えるところがなく、家の裏のトイレの小窓の下に植えてしまった。思惑通り、この時期にトイレの小窓を少し開けると、漂ってくるこの芳香。ところでキンモクセイは雌雄異株で中国から日本に渡来したものは、みんな雄株で実が成らないらしい。
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ヤブツバキ・3~味

 見るからに美味しそうな色だが、これは「ヤブツバキ(藪椿)」の実。中の種子から椿油を取るが、外側の果肉が美味しいかどうかの記述は無い。どうやら試食はやめておいたほうが良さそうだ。

<後日談> よく熟れた赤いところを恐る恐る齧ってみたら、ものすごい苦さ。これはどうしようもない。
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スミレ・7~裂開果

 道端で見つけた面白い形。何の気なしにデジカメに納めてほったらかしにしていたが、ふと思い出してから、今度はこれが頭から離れなくなってしまった。こうなると “名前知りたがり虫” がムズムズ動き出す。結論はよくわからないが、一応「スミレ(菫)」の実の抜け殻として、もう少し調べてみよう。
 ここで専門的なことを少しだけ記述しておくが、植物の果皮が乾燥したものが “乾果” で、果皮に水分があるものが “液果” または “多肉果”。 乾果のうち、乾燥した果皮が裂けて開くものを “裂開果” で、写真の姿がこれにあたる。反対に果皮が裂けずに種子が閉じ込められたままのものを “閉果” と言う。 裂開果にはマメ科やアサガオやこのスミレなどがあり、閉果にはイネがある。
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オトコエシ・3~実

 オミナエシに比べて多く見られる「オトコエシ(男郎花)」。花が終わりかけて種ができ、その回りを団扇のような “苞” がある。どうやらこの苞が風に乗って種が飛んでいくらしい。
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ネナシカズラ・1~花

 長池公園の山道で見つけた「ネナシカズラ(根無葛)」。ヒルガオ科のつる性植物で、他の植物に寄生して養分を吸う。そのためほとんど葉は必要なく、小さい葉がところどころにあるだけ。写真を撮るために花の位置を直そうとして茎を引っ張ってみると、あっけなく取れてしまった。初めはきっとあったはずの地中根がいつの間にか無くなって茎が宙に浮いている。寄生されるほうにとっては、にっくき存在だが、花は意外と可愛らしい。
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