エゴノキ・9~冬芽

 先端がわずか3ミリほどの「エゴノキ(斉燉果)」の冬芽。同じエゴノキ科のハクウンボクに比べればはるかに小さい。エゴノキは武蔵野の雑木林に多く、初夏の花は見事な眺め。 “雑木林の女王” と呼ばれているのは以前触れた。その美しさに魅せられて我が家でも挿し木にしてみたが、大きさはまだ20センチ。さて花を咲かせるまであと何年かかるだろう。
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ハクウンボク・2~冬芽

 エゴノキに良く似た花をつける「ハクウンボク(白雲木)」。丸くて大きな葉が生えてくるとエゴノキとの違いがすぐわかるが、この1センチほどの冬芽もエゴノキとはずいぶん違う。暖かそうな毛に包まれて、副芽を持ち、まるで獣の足先のよう。
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サンシュユ・9~春霞

 開花まであとわずかの「サンシュユ(山茱萸)」。上柚木公園のこの樹がこの状態になったのは、去年は2月中旬。冬の晴れた日はここから富士山が綺麗に見えるのだが、春霞のせいかよく見えない。この様子だと桜前線は相当早そう。
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マユミ・9~芽吹き

 小山内裏公園の「マユミ(真弓・檀)」の樹。硬かった冬芽が少しほぐれて若葉が展開しようとしている。綺麗な花や面白い実を見るのはとても楽しいが、植物の芽吹きの様子は何とも感動的。今年はこの新芽にも注目してみよう。
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ヤマボウシ・9~冬芽

 清水入緑地の「ヤマボウシ(山法師)」。去年は長梅雨のせいか、それとも山法師の気まぐれか、花も実も不作だったので、今年は頑張って咲いて、実をたくさんつけて欲しいもの。さてヤマボウシの冬芽はコートの襟を立ててなかなかのお洒落。いやそれより、詰襟の学生服のホックをはずして粋がっているようにも見える。
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マンサク・8~上柚木

 上柚木の歩道脇にある「マンサク(満作)」は、黄花とこの赤花の2種類。ユニークな花の形は見ていて飽きることが無い。この縮れた花弁が伸びていく姿を、昔の農家の人達は “豊年満作” を願う踊りに見立てたようだ。
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マンサク・7~目覚め

 “春にまず咲く” はすが、ウメに少し遅れをとってしまった「マンサク(満作)」。花が咲く頃になっても去年の葉が残っていることが多い。この花はようやく目覚めたところで、まだ十分に伸びきっていない。あのおもちゃの “ピロピロ笛” が丸まったようで、これが広がるまではあと少し。
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ハクバイ・5~暖かさ

 少しずつ花数が増えだした松木日向緑地の「ハクバイ(白梅)」。 “梅一輪 一輪ほどの暖かさ” で、昨日も今日も春を感じる暖かさ。スーパーでは、豆まきグッズが並び、もうすぐ立春。
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センダン・5~葉痕

 長池公園南西エントランス付近の「センダン(栴檀)」。去年は白い実がずいぶん残っていたが、今年は全く無い。去年の長梅雨のせいか、この界隈の雑木林全体で樹の実の出来が悪く、野鳥達も無理やりダイエットを強いられているようだ。
 さてこの猿顔の葉痕。ちょうどオデコのところには山伏がつける多角形の兜巾(ときん)が見える。
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モミジバフウ・11~翼

 南大沢日向公園の「モミジバフウ(紅葉葉楓)」。ゴツゴツとした異様な枝だが、モミジバフウの枝にはニシキギと同じようにコルク質の翼ができる。翼は枝の上側に(時には下にも)毎年新しく層が形成されるため、年輪のようにその枝の年齢がわかる。写真の枝は6~7歳といったところ。ところでこの樹の樹形は1年前の写真をどうぞ。
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