ヒメコウゾ・1~雌花

 長池公園の雑木林にあったコウゾらしき樹。以前浄瑠璃緑地で、クワとコウゾのニセプレートに悩まされたこともあって、コウゾにはかなり神経質。初めて見る花だが、図鑑を見るとどうやらコウゾの花らしい。これでようやく決着かと思いきや、モジャモジャの雌花の横に黒っぽい粒。これは気の早い実ではなく雄花。コウゾは雌雄異株で雌雄花が並んで咲くことはない。と言うことでこれは雌雄同株の「ヒメコウゾ(姫楮)」のようだ。
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チゴユリ・2~鮎道

 小山内裏公園西側の鮎道(津久井往還)に咲いていた「チゴユリ(稚児百合)」。この小道はそのすぐ先の舗装された “戦車道路” 遊歩道とは違って、うっそうとした雑木林の中を抜けるわずか200mほどの道。早春にはカタクリも見ることができるなかなか貴重な場所だ。そのカタクリが終わって、名残惜しく思っていたらこの発見。何度も通っている道だが、今まで全く気がつかなかった。まだまだ見落としている花がずいぶんありそう。
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ハマナス

 長久保交差点付近の道端に植えられた小低木。どうやらこれは「ハマナス(浜梨・浜茄子)」のようだ。ハマナスの名前からナス科だと思っていたら、これはバラ科。果実が梨に似ているので “ハマナシ” と呼んでいたのが訛ったらしい。どれほど似ているのかと思って図鑑を見ると、梨にはちっとも似ておらず色も大きさもミニトマト。
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ウバメガシ・2~雄花序

 雄花をたくさんぶら下げている「ウバメガシ(姥目樫)」。コナラやシラカシのようにこれも秋にドングリができる。ウバメガシはよく生け垣にされているようで、これも上柚木のマンション脇の生け垣として植えられていたもの。首都大学の雑木林にも多い。
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セイヨウタンポポ・2~穂

 子供の頃に 『タンポポの綿毛が耳に入ると耳が聞こえなくなる。』 と驚かされて、その後何年かは耳を押さえてそばを通った記憶がある。タンポポの名前の由来は、蕾の形が鼓に似ていて、鼓を打つ音からつけられたというのもあれば、種子の冠毛を “たんぽ穂” と呼んだというのもある。まあどちらにしても、タンポポの名は可愛らしい響き。これは「セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)」の穂。
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