キンラン・1~開花

 首都大学の雑木林に咲く黄色い花。朝はまだ蕾だったので、昼過ぎにもう一度行くとようやく半開き。名前を調べてラン科キンラン属の「キンラン(金蘭)」だとわかったが、これが何と絶滅危惧種。半開きだと思ったのは間違いで、キンランはこの状態が全開。この雑木林には適度に光がありこの花には最適な環境のようだ。珍しい花を見つけることができた。大事にしてあげたい。
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アカバナユウゲショウ・1~名前

 大栗川沿いで見つけたピンクの可愛い花。名前解明にずいぶん手間取り、アカバナ科のモモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲き月見草)としていたが、 “ユウゲショウ” とのコメントをいただき、またいろいろ調べてみると「アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)」というのに行き着いた。どうもこれのほうが良さそうだ。いずれも北米原産の多年草で大正末期に観賞用として渡来したものが、その後各地で野生化しているらしい。
 
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ホタルカズラ・1~花

 内裏谷戸公園の藪の中でひっそりと咲いていた「ホタルカズラ(蛍蔓)」。ムラサキ科イヌムラサキ属の多年草。花の色をホタルの光に見立てたなかなかの命名。ムラサキ科の花は、キウリグサやハナイバナなど小さい花が多いが、これは虫眼鏡は必要なかった。
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ミヤコグサ

 下柚木の道端に咲く黄色い花。これは去年覚えたマメ科の「ミヤコグサ(都草・脈根草)」。名前の由来は、京都の東山に多かったという説と、漢名のミャクコングサが訛ったとの説。お江戸の昔は、烏帽子に見立てて “烏帽子草”。 この名前のほうがピッタリくる。
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アメリカフウロ・1~花

 これはなかなか名前が見つからなかった花。フウロソウ科の「アメリカフウロ(亜米利加風露)」で、北米原産の帰化植物。フウロソウ科には、ハクサンフウロ、イブキフウロ、ゲンノショウコなどがあるようだが、いずれもこんな街なかでは見られない。ところがこのアメリカフウロは、その強い繁殖力で全国に広がったようだ。歩いているとそこらじゅうで見ることができる。
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コバノタツナミ

 内裏谷戸公園の散策路を登った所にあるちょっとした展望台。そこの案内板に “現在相模湾に注いでいる相模川は、50万年前は東京方面に向かって流れていた” との説明がある。どうやら地層の断面にその証拠があるらしい。
 さて展望台で一休みして、下り坂で見つけた「コバノタツナミ(小葉の立浪)」。シソ科タツナミソウ属の多年草。茎の下部が地面を這っているのでタツナミソウではないようだ。
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