アヤメ

　イチハツやカキツバタを確認してきたが、アヤメ科本家の「アヤメ（菖蒲）」の登場。なるほど、外花被に綾目が見える。ハナショウブやカキツバタが水辺を好むという印象からアヤメも同じだと思っていたら、何とアヤメは水はけの良いところが好み。日当たりが大好きで乾燥にも強いようだ。

ムラサキツユクサ・１～紫色

　この花の名前を調べていて、今まで「ムラサキツユクサ（紫露草）」と、ツユクサを区別できていなかったことに気がついた。この二つの名前からイメージしていたのは、２枚の花びらが大きいあのツユクサ。ほかにも背丈が７０センチ以上にもなるオオムラサキツユクサがあるが、これは３０センチ弱なのでムラサキツユクサとしておこう。

コノテガシワ・３～実

　上柚木公園付近の「コノテガシワ（児の手柏）」。早春に可愛らしい花を咲かせていたが、今度は葉先に金平糖のような実をつけていた。地味に思える樹だが、花も良いし実も面白い。