とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

二重国籍について

2017-07-16 22:54:14 | 海外・国内政治情報等
蓮舫氏の二重国籍問題であるが、私的には基本感知しない部分とどうこう言う部分がある。

私としては、日本の立法府の議員ということで、最終的に国籍が日本人なら、別に出自がどこでもかまわないと思っている。
それがベトナム人だろうと、タイ人だろうとどうでもいい。

問題は、その人のアイデンティティーがその母国にある場合である。
例えばベトナム人が帰化して、元ベトナム人の日本人が議員に当選した後、ベトナムと日本で戦争が起きた時、どっちの味方をするのか、と言う時、「私は日本人なんですからベトナムにはすまないと思うけれども、日本の側に立ちます! 」と言えば、母国からは裏切り者扱いされるだろうが、日本人としてはそこで日本人として認められる。

逆に「私は日本の議員やってますけれども、今戦争だから、ベトナムの側に立ちます」と言うようなことがあれば、それは国家の根幹を揺るがす大問題だ。下手をすると外患に当たる。でもまあ正直な分だけいいだろう。

最悪なのが、その素性を隠して、「私は日本の側に立ちます」と言いながら、得た情報をベトナムに流す場合で、これが本当のスパイに当たる。

ここでベトナムを例として挙げたのは、日本の外交関係と近隣諸国という中で、一番問題にならなそうな国だからだ。
これが問題ありそうな国に置き換えてみると、いかにマズいのかと言うのが分かる。

要は二重忠誠になりそうな場合、どっちに従うのか、と言う問題なのである。
蓮舫氏は台湾出身だ。別にそれはいい。
だが、そのアイデンティティ、その思想方向は日本と中国のどちらに向いているかというと、日本の政治家向きではないのは確かである。
日本の政治家ならば、日本の主権を確立せしめるがため、日本の立場で外交手腕を振るうべきなのである。
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