とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

ダンジョン飯感想 ミスルンの告解

2020-02-15 19:17:30 | マンガ
と言うことで休刊の1月があったため、2ヶ月ぶりの発行のハルタVol.71。

最新号では新ストーリーが・・・? 
今回も地味に情報が多い。ネタバレ注意。

まず保護されている幼少時代のカブルーから。
保護されているカブルー。
世話役のエルフ。
このエルフは貴族の出(343ページ)だが、ダンジョンの恐ろしさを知っており、剣の達人であり、肩から腕は傷だらけのようだ。

「はいカブルー あーんして」
食べさせられるケーキは2層型。フォークで刺しているので、この世界にはフォークがある。

このエルフ貴族は剣の師匠、稽古相手でもあるらしい。
「剣なんて 必要ないのにそんなもの・・・」
剣の達人でありながらも、もう剣というものに意味を見出していないようだ。

「そのためにはもっと強くならないと──あなたみたいに」

まつげが白い貴族エルフ。瞳が黒くないのはデフォのようだが、まつげまで白いのは珍しい。

〜〜〜

「罪人には耳に切れ込みが入れられる」
「体調を勤めるからには名家の出なんだろうが」
「不思議なことに両耳とも半分を失っている」

パッタドルだけ看守だった模様。

シェイプシフター登場。なんと狐ではなくてタヌキだった。この前のはキツネっぽかったよね。
今回のしっぽは見えるだけで6本。

日本の「たぬきとキツネの化かし合い」のように、変身して人を困らせるタヌキとキツネになぞらえたか。あー! だから葉っぱが多いの! 
ちなみにファミコンソフト「スーパーマリオブラザーズ3」でたぬきマリオが葉っぱを取って変身するというのはここから来ています(知っとる)。

シェイプシフターによって作られる偽物。カブルーとさくらももこ風カブルー。
登場回数も少ないだろうが、この「さくらももこ風カブルー」を「はまじー↑」(発音は「カブルー」と同じなので語尾を「はまじー↑」と上げる)と名付けよう。

半分食われた連絡用妖精。若干グロい。シェイプシフターが食っていたのはひとがたのこれ。

トントンと左手の中指か薬指で叩いたのは、この連絡用妖精に魔力を供給したか。
相手方の話者により、連絡用妖精の顔が変わる。この描写は前回見逃していたかな。
いや、前回のこれは普通の顔だったはず。うーん。
シェイプシフターによる偽物と本物のどちらが話していたかと言う問題もあるが、魔力供給できるのなら本物が話していたと言う判定になるか。それとも偽物にも魔力が宿るか。
通信用妖精に話しかけていた隊長が、カブルーの記憶が作り出した幻影だった可能性は? 

パッタドルは目が縦長になる。
P349の6コマ目のはまじー↑はもはや存在そのものが雑な扱いに・・・

「深いな6階以降? 」→下まつげが長いのでオッタか。
「穴はどんどん塞がってる」→おそらくシスヒス。
「フレキの使い魔でも一週間はかかるぞ」→これ誰だろ。獣人に変身する人かな。
そしてフレキと言うのはあの獣使いの人かな。

「しかしそれでは隊長が・・・」
という事で、何か特殊な事情がある模様。

「カブルーと言ったかしら」〜「それじゃよろしく」までがおそらくシスヒス。
通信用妖精は下まつげ上まつげが白い。

「彼の身の回りの世話をして欲しい」
ミスルン隊長は男だった。いやー本当残念。これが女性だったならば・・・

「特に食事! 」

ここで相まみえる悪夢。四白眼伊藤潤二風ライオス。なんだ、今回は別作者リスペクツ回かという。

〜〜〜

歩きキノコを食べるカブルー。はまじー↑は消えた模様。さらばはまじー↑。また会う日まで(もうないだろうけれども)。

「正直誰かを人質に取られた程度では全く食べたくない」
(拷問する可能性すらあるのに、それの危険にさらされる仲間を切り捨てるカブルー)

「でも」
「ミスルン隊長 解毒術か蘇生術は使えますか」
「うん」

と言うことで、歩きキノコを食べるカブルー。解毒か蘇生をしたい人がいるらしい。
(ちなみにミスルンがここで嘘を言っている可能性は? )

食べる時の擬音が「ゴムゴムゴムゴム」あーよく分かる。
食感と弾力と味の無さという。

「食べても大丈夫そうです どうぞ」
いや毒味だったら最低30分は待てよと。

ここ美少年風に書いているけれども、どういう要素で構成されているだろうか。
整った顔立ち、綺麗な肌、カールして清潔な髪、輝く回りの空気、あるいは透き通った瞳かな。

「食欲がない」
と言うことであっさり再登場したはまじー↑。
おそらく消滅したはまじー↑に蘇生術を使ったと見られる。

眠りにつくカブルー。
ライオス「俺はここに魔物の牧場と畑をつくって魔物王国を築こうと思う」
カ「は? 」
ラ「そもそも俺あんまり人に興味ないし 迷宮の謎とかどうでもいい」
ラ「と言う訳で永遠に魔物を食える道を選ぶんだ! 」

とここで再度相まみえる悪夢(本日2回目)。しかも結果以外は現実のライオスと比較して1ミリも間違っていないという。

最深部に到達したカブルー。
荷物に名前が書いてある。
ライオス・ファリン・ナマリ・ユルシル・チルチャック・トシロー

ユルシルとは? とは思ったがマルシルか。
寝袋を調達したカブルー。

急に倒れたミスルン。
穴の中に逃げ込む二人。
突如現れたドア。
中は個室で人が休める。
「寝袋に水場に身を隠せる場所まで 都合がよすぎて気味が悪いな」
「欲しただろう」
「え? 」
「お前が欲したから迷宮が用意したんだ 偶然ではない あまり欲するな」

と言うことで、迷宮に欲するものが現れたり、欲しない逆のものが現れたりする法則が明らかになるか。どうなるんだろう。

カ「隠していること全部教えてください」
ミ「・・・・・・お前は知りたがりだな その性質は迷宮では命取りになるぞ」
欲するものは手に入るのでは? 何がまずいのか? 

ミ「・・・・・・私は」
ミ「私はかつて迷宮の主だった」

おお! 来た来た! こういうハード目なミステリ展開! 
どうも最近は食傷気味で、エンターテインメント作品で噛みごたえがないなあとは思っていたもの・・・今回のはそこそこ噛みごたえ、いや、腹ごたえ、いや、脳ごたえがある。

366ページ1コマ目のエルフたちが凄いキャラクターが立っていていい。

右から短髪褐色低身長、美人お嬢様風色白でシスヒスと同じ額の模様、セミロングマルシル風(この神の長さが女性は一番いいな)、ちょっと目のやばそうな犬(皮轡の装飾がいい)、エンリコ・プッチ神父のような丸坊主での肩から二の腕に入れ墨が入っている人(女性顔だが・・・)、フードを被った前髪斜め右に流している、あともう二人くらいがいるっぽいがよくわからない。

「ウタヤの比ではないにしろ多くの隊員が迷宮に食われた」
「そ それで あなたは? 何があったんですか」
ここのミスルンが顔を上げる所作が映画っぽくて好き。

「私は 食べ残されたんだ」

と言うことで、やっぱりダンジョンで飯を食うのではなく、ダンジョン自身が飯として人を食うと言うのがダンジョン飯(としての人間)と言うことらしい。
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