とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

神の差配する土地の外

2023-09-02 07:43:56 | 雑感
私はこれまで「運がいいなあ」と思ったり、あるいは逆に「運が悪いなあ」と思ったりしたことは様々にあったが、総合的に見てどうなのかが今ひとつ整理できない。

大局的に見れば、今の時代の日本に生まれたと言うのはかなり運が良いが(世界地域的に見て2%の当選確率、かつ歴史的に見て日本の歴史が1300年だとした場合、20歳の世代交代で換算した場合この時代に生まれるのが1.53%の確立なので、総合で0.0307%(おおよそ一万分の3)の確立の宝くじに当選したことになる)、一方、私が私の特性で生まれ、私の家に生まれたのはどうもその状態が明言できない。

そうした時、私は神様を想像したりする。
神様は運の差配を全員にやっているが、私は運が悪くていいだろう、と思ったのだろうか。

とここで私が思い返すことがある。
これまでの経験を総合すると、私はある意味神様の操作の範疇外なのである。

と言うのも、どうも運が良い人が世の中にいたりするのだが、それを後押ししたりあるいは原の立つことがあればそれなりにマイナスポイントをつけたりすることができるのだ。
恐らくこれは運の悪い人への行為も同様だろう。
こうしたことに対し、運が良くなったり、あるいは運が悪くなったり、そうした運における報奨と罰金がないのである。

神の差配する土地の外に私はいる。
そして運命を規定しているスケジュールがあり、それが書かれている石版があるとするならば、私はこれを削り取ることができる。実際私はそれをしたことがあるし、今もその一つは実行中だ。

よくこの長大なる、抗うことが能わざる運命に挑戦し、その運命の石版を削り取ると言う所作は、日本の創作物に現れる。私もそれを現実としてやっている、とも言えるだろう(今やっているのが成功するかどうかは分からないが・・・)。

運命は変わらない、しかし削り取ることができる - とめどもないことをつらつらと
https://blog.goo.ne.jp/booter/e/da0ea53d606ea87b65152b919f8802fc

・マルドゥックスクランブル(ハードボイルドSF小説:冲方丁)
 バロットとウフコックのペアが、難攻不落のアシュレイに対して「削り取り」で挑む。

・ドリフターズ(ダークファンタジー・戦略漫画:平野耕太)
 織田信長が不死のジル・ド・レイに対して「削り取り」を強行する。
 その時のセリフ:
 「万象は必ず滅びる!!殺せる!! 射て!!射て!!」

・鋼の錬金術師(中世錬金術ファンタジー:荒川弘)
 不死のホムンクルスに対して「削り取り」を敢行する。
 その時のセリフ:
 「ならば、死ぬまで殺すだけだ」

・デスノート(ミステリ・コンゲーム:大場つぐみ)
 正体不明の死亡事件に対し、探偵lが絞り込みにおいての「削り取り」を実行する。

・ショーシャンクの空に(刑務所ヒューマンドラマ映画:監督フランク・ダラボン)
 小さいツルハシを使い・・・

・天元突破グレンラガン(ロボットアニメ:中島かずき脚本)
 その中でのシモンのセリフ:
 「俺たちは一分前の俺たちより進化する
  一回転すればほんの少しだけ前に進む、それがドリルなんだよ!!」

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