とめどもないことをつらつらと

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引用OKす。

LGBTを社会的にどう捉えるべきなのか。人間社会の社会哲理的倫理と方策から、現実的対策を考える。

2018-07-28 10:33:38 | 哲学・社会
LGBTと言う社会概念の登場により、差別をなくそうという動きが活発だ。
だが、これに対してどのように手を打つべきなのか、そもそもどのように捉えてどのように考えるべきなのか、と言うのが社会倫理的にフワフワしていて決まりきれていないように思う。
今回はここを深掘りする。

まずはLGBTの解説から。


LGBT - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/LGBT

LGBT(エル・ジー・ビィー・ティー)または GLBT(ジー・エル・ビィー・ティー)とは、女性同性愛者(レズビアン、Lesbian)、男性同性愛者(ゲイ、Gay)、両性愛者(バイセクシュアル、Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の各単語の頭文字を組み合わせた表現である。

LGBTという用語は「性の多様性」と「性のアイデンティティ」からなる文化を強調するものであり、「性的少数者」という用語と同一視されることも多々あるが、LGBTの方がより限定的かつ肯定的な概念である。


と言うことで、社会一般の論としては、これらの人たちが少数派で迫害されているので、それを抑止・防止しようという話である。
例えば、危篤の人を看取るのに、家族でなければいかんという形で、同性でのパートナーとして随伴できない、と言う問題があるようだ。

ただ、それが現実的に方策を取ろうとした時にいろいろと失敗しているようなのだ。
現在ある問題としては「LGBTトイレ」で、今までLGBTの人は普通にトイレを使っていたのに、LGBTトイレなんて作ったら自分がそうだとバレて逆に嫌な思いをする、と言うことであった。

さて、今失敗している通り、LGBTでの社会課題に対して下手に足を突っ込めば更なる泥沼に体の動きととられそうになる。
こういうことに対してどういう社会的な施策をすればいいか? 

今回のお題に関しては、一つずつ話の材料を記載していき、最後に総括すると言う形を取りたい。

1.
人間の幸せは何であるか? と言うと、私個人の考えでは次の2つある。

a.人と人とのつながりの本数とその太さ

心理学者ロバート・ウォールディンガーがハーバード成人発達研究で答えを出したように、人間の幸せを規定するのは、富でも名声でもなく人間関係であるということである。私はこれに同意し、そしてこの後の考察材料としたい。
ロバート・ウォールディンガー: 人生を幸せにするのは何? 最も長期に渡る幸福の研究から | TED Talk
https://www.ted.com/talks/robert_waldinger_what_makes_a_good_life_lessons_from_the_longest_study_on_happiness/transcript?language=ja

b.世間的な承認的地位

人間には承認欲求がある。それは子が親に認められたいだとか、部下が上司に認められたいなどの欲求だ。
これは一般的に、個人に対してプラスの方向の文脈で語られることが多いが、一方マイナスの方の承認にも目を向ける必要がある。

それは個人の「こういう風に社会的に見られたくない」と言う、承認されたくないという逆の欲求である。
自分の顔にここに傷があって、その経緯を尋ねられたくないだとか、どうしても漢字が書けないのが生来の生まれつきだからとかそういうところだ。
そういうところには皆触れられたくないし、社会的には触れないのがマナーだ。
LGBTの人たちは、この「非承認欲求」がある。

このプラスの承認をできるだけし、マイナスの承認をできるだけしない方向が人としての幸せの形となる。



2.

上記のa.b.を併せて考えると、
人としてのつながりの幸せや社会的承認の位置を得るため、現代社会で障壁になっている法令を修正すればいい。
ただそれは、意図しない範囲で悪用もされてしまうだろうから、その機能を限定付き・期限付きでさみだれに細かく出していき、不正運用が顕著になりうまくいかない部分は、期限到来時に更新をやめればOKである。
(もちろん、事前の十全な議論は必要)
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