とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

佐藤優「米国からすれば自民党・二階幹事長の中国重視は一線を越えている」

2020-12-22 22:30:20 | 海外・国内政治情報等
久々の手嶋・佐藤コンビ。


佐藤優「米国からすれば自民党・二階幹事長の中国重視は一線を越えている」
2020年12月21日 12:46
https://blogos.com/outline/505211/

菅総理は外交に不安を感じているのではないか

【手嶋】安倍さんが前回の大統領選の直後にニューヨークのトランプ・タワーに乗り込んで、シンゾー・ドナルド関係を築きあげたこともあって、菅総理も政権の発足直後から、アメリカ大統領選の動向を神経質なほどに気にしています。しかし、共和党政権であれ、民主党政権であれ、東アジアの要である日本を粗略にしてはやっていけないという強気の姿勢で臨んでほしいと思います。いまや日本を向こう側に押しやって、東アジアの安定は考えられません。しかし、「外交は大丈夫か」と聞かれると、菅総理はややむきになって反論する場面があります。不安の表れなのでしょう。

【佐藤】アメリカ大統領選挙については後ほど論じたいと思いますが、次の政権が、共和党であれ、民主党であれ、より強硬な対中姿勢をとることは確実です。当然、アメリカが東アジアの「出城」と考える日本に出現した菅新政権にも、同じように厳しい対中政策を求めてくるでしょうね。

【手嶋】対中国政策は、日本外交の今後を左右する最重要の課題です。日本は日米同盟に拠りながら、南シナ海に、尖閣列島に、中印の国境に、そして宇宙攻勢を続ける中国をいかにして抑え込んでいくか。米中の対立が一層険しくなっている時だけに、菅外交の舵取りは容易ではありません。
ポンペオ国務長官が訪日した狙いは「中国の抑え込み」

【佐藤】2020年10月6日には、東京で「日・米・豪・印」の4カ国外相会談が、開かれました。アメリカのポンペオ国務長官は、トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染するという異常事態のなかで、敢えて日本を訪れました。菅総理にとっても、主要国から要人を迎えて対面で会談し、外交デビューを飾る初めての舞台となりました。

【手嶋】アメリカのポンペオ国務長官の訪日の狙いは明らかでした。太平洋からインド洋にかけて、さらには中印の国境地帯でも、大きな軍事力と経済力を背景に攻勢を続ける「習近平の中国」をこの地域の大国を糾合しながら抑え込みたい。そのための絆を一層強めていくというものでした。キーワードもたった一つ。「自由で開かれたインド太平洋」でした。

【佐藤】中国の習近平政権が掲げる「一帯一路」構想に対抗して「自由で開かれたインド太平洋」をぶつけたわけですね。

【手嶋】その通りです。従来、インドのモディ政権は、中国の覇権には反対の姿勢をとってきましたが、アメリカの反中国包囲網には必ずしも与していませんでした。しかし、2020年の夏からヒマラヤの山岳地帯で中国の人民解放軍との武力紛争がきっかけとなって明らかに対応を変えました。まずは、日・米・豪・印の外相が、東京に集まって危機意識を共有し、4カ国の外相協議を定期化して、やがて緩やかな対中国同盟を目指していきたいというのが、ポンペオ国務長官の狙いだと見ていいと思います。
アメリカが警戒する二階俊博幹事長という存在

【佐藤】それだけにアメリカ側は、菅新政権のキングメーカーである自民党の二階俊博幹事長が、対中融和派であることに神経を尖(とが)らせているのでしょうね。日本国内の右派勢力からは「媚中派」というレッテルまで張られています。

【手嶋】この問題については、総裁選のさなかから、東京発の情報を通じて、米政権の首脳陣は、二階幹事長の中国寄りの姿勢を承知しています。菅内閣が、与党の要に「対中融和派」の人物を据えながら、アメリカと共同歩調をとって毅然(きぜん)とした対中姿勢を示すことができるのか。ポンペオ国務長官は、今回の一連の協議を通じて、日本側の感触を直に探ったものと思われます。

【佐藤】菅総理が、中国のことは二階幹事長の意見を尊重しながら進めるといった対応をとれば、日米同盟には波瀾要素が生まれてしまいますね。

【手嶋】そう思います、じつは「対中国政策」こそ、菅外交にとって極めて危険な地雷原になる恐れがあります。
すでに一線を超えている二階幹事長

【佐藤】二階幹事長は、「一帯一路」で一線をすでに超えてしまっていますからね。

【手嶋】この「一帯一路」構想は、習近平政権にとっては一枚看板ともいうべきものですから、日米両国がこれにどう応じるのか、これまでも極めて重要な外交課題になってきました。習近平政権の「一帯一路」は、中国が建国以来、初めて世界に示した「大中華圏」構想というべき性格をもっています。ですから、アメリカは、民主、共和の両党の違いを超えて、この構想に賛成し、支持することはありませんでした。

【佐藤】ところが、日米同盟の一方の当事者である日本ではここ数年、アメリカとは異なる動きが出ていましたね。

【手嶋】ええ、自民党の二階俊博幹事長は、故野中広務元幹事長の対中人脈を引き継ぐ形で、中国共産党とのパイプ役を担ってきました。2017年5月が一つの節目になりました。習近平政権は、北京で開いた「一帯一路」の国際サミットに二階さんを招いたのです。このあたりの北京の外交センスはなかなかの切れ味です。


【佐藤】二階幹事長は、単に政権党を代表して北京に出かけていっただけではない。当時の安倍晋三総理の「親書」を携えていったんですね。

【手嶋】それによって習近平主席との会見を果たしたのです。「安倍親書」は、日中双方にとって極めて重要な外交上のツールになりました。中国側もなかなかにしたたかで、在京の中国大使が事前に親書の中身を知りたいと持ちかけ、当時の今井尚哉秘書官が親書の内容を明らかにしたところ、中国側から「これでは不十分だ」と一度は突き返されてしまいます。

【佐藤】安倍親書には「一帯一路」構想へ日本がどう応じるか明確にされていなかったからですね。

【手嶋】その通りです。その結果、日本側は中国の要求を容れる形で、「一帯一路を支持する」と中身を書き換えてしまいました。言い訳程度に「自由で開かれたアジア太平洋に背馳しないなら」といった条件は付されていたのですが。日本政府は、この「安倍親書」を通じて、習近平政権が進める「一帯一路」構想に明確な支持と協力を表明してしまったわけです。これに反対する安倍外交の司令塔、谷内正太郎国家安全保障局長は、今井秘書官との軋轢を深めることになり、谷内辞任の伏線となったのです。この一件によって「日本は揺さぶれば操れる」という誤ったメッセージを北京に送ることになってしまったのです。

【佐藤】この「安倍親書」は、その後の安倍総理の中国訪問と、習近平国家主席の国賓としての訪日招請に繋がっていったのですから重要ですね。

【手嶋】アメリカ側では、安倍・トランプ関係が良好であったため、政権の内部から、あからさまな「親書」批判は出なかったものの、東アジア外交を担う人々の間でも、日本側のこうした動きに神経を尖らせていたことは言うまでもありません。

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韓国双竜自動車、法定管理を申請 借り入れ返済できず

2020-12-22 22:29:29 | 海外・国内政治情報等

韓国双竜自動車、法定管理を申請 借り入れ返済できず
12/21(月) 19:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/c565104804723f4126eb713dc62b92ee913306e1

韓国の双竜自動車が21日、約600億ウォン(5444万ドル)の借り入れを返済できず、法定管理を申請した。

双竜自動車は声明で「借り入れ返済期限の延長で外国銀行と合意することができず、事業が大きく混乱すると予想されるため、法定管理を申請した」と表明した。

双竜には、バンク・オブ・アメリカが約300億ウォン、JPモルガン・チェースが200億ウォン、BNPパリバが100億ウォンそれぞれ貸し付けている。

双竜に74.65%出資しているインドの自動車メーカー、マヒンドラ・アンド・マヒンドラは、6月から保有株の売却先探しをしている。マヒンドラは、双竜が破綻寸前の2010年に株式を取得したが、その後も双竜は回復せず、多額の債務を抱えていた。

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台湾の”IQ180大臣”オードリー・タン『5G』を地方から導入

2020-12-22 22:27:38 | 海外・国内政治情報等




オードリーさんはねえ・・・学歴中学中退なんだよ。
すごい頭いいからそうなったのか
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米アップル、自動運転車を製造へ 2024年目標=関係筋

2020-12-22 22:26:41 | IT・ビッグデータ・新技術

米アップル、自動運転車を製造へ 2024年目標=関係筋
2020年12月22日7:09 午前
https://jp.reuters.com/article/idJPKBN28V2UR

米アップルが自動運転車の開発を推し進め、2024年の乗用車製造開始を目指していることが複数の関係筋の話で明らかになった。自社開発の最先端の電池が搭載される見通しという。

アップルは、ゼロからの自動運転車開発に向け14年に「プロジェクト・タイタン」を発足。ただ進展具合は一様ではなく、19年には同プロジェクトで190人をレイオフした。

関係筋2人によると、その後は十分な進展が得られ、現在は一般向けの乗用車の開発を目指している。米アルファベット傘下のウェイモがタクシー業界向けの自動運転車の開発を目指しているのとは対照的だ。

3人目の関係筋によると、アップルは電池価格の大幅な低下と車の航続距離の向上につながる新たな電池の開発を戦略の中核に置いている。

アップル製自動車の組み立てが実際にどのように行われるのかは分かっていないが、関係筋はメーカーと提携する公算が大きいとしている。ただ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で製造開始は25年以降に遅延する可能性もあるとした。

この件に関してアップルはコメントを控えている。

自動車の製造は、アップルであっても大きな供給網を巡る課題に直面する。以前にプロジェクト・タイタンに参加していた関係者は「この地球上で実行できる企業があるとすれば、アップルしかない。ただそれでも、携帯電話端末とはわけが異なる」と述べた。

アップル株に投資しているガレーン・キャピタル・パートナーズのマネジング・パートナー、トリップ・ミラー氏も、アップルが最初から自動車を大量生産するのは厳しいだろうと指摘。「アップルが高度なオペレーティングシステムやバッテリー技術を開発した場合、ライセンス契約に基づいて既存のメーカーと提携するのが最も有益とみられる」と述べた。

「テスラと従来の自動車メーカー(の提携)に見られるように、非常に複雑な製造網を世界中に持つことは一夜にしてできることではない」と付け加えた。

また、アップル株主のキャピタル・インベストメント・カウンセルのチーフエコノミスト、ハル・エディンズ氏は、アップルが大方の自動車メーカーよりも高い利益率を上げていることに言及。「私は自動車事業にあまり魅力を感じないが、アップルは別の視点を持っているのだろう」と語った。

アップル株はこの報道を受け1.24%高で引けた。

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9件の準強制性交罪と1件の同未遂罪に問われた銀行元行員 懲役22年

2020-12-22 22:24:37 | 国内社会批判

女性に睡眠薬飲ませ乱暴繰り返す、三菱UFJ銀元行員に懲役22年判決
2020/12/21 18:48
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201221-OYT1T50207/

 婚活アプリで知り合った女性に睡眠薬を飲ませて乱暴することを繰り返したとして、9件の準強制性交罪と1件の同未遂罪に問われた三菱UFJ銀行元行員の千秋涼祐被告(29)に対し、東京地裁は21日、懲役22年(求刑・懲役25年)の判決を言い渡した。児島光夫裁判長は「性欲を満たすため計画的に犯行を重ねており、身勝手な動機に酌むべき点はない」と述べた。

 判決によると、千秋被告は2018年12月~昨年5月、アプリで知り合った20~30歳代の女性計10人と東京都内で食事し、女性が席を離れた隙に睡眠薬を飲み物に混入。その後、ホテルや自宅に連れ込んで乱暴するなどした。

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