とある卒業生と話をしていたら、「10万円の給付金はよく分からないし面倒くさいから申請しない」と言うから驚いた。書類1枚と身分証明書・通帳のコピーを同封して送るだけなのに、本人にとっては難しいのだ。家庭の事情で一人暮らしをしていて、助けてくれる人もいない。俺が一緒に書くことになった。
— とある高校教師S (@hellohellock) June 19, 2020
色んな説がリツイートでされているのですが、私が直感で思った雑感。
・若い年齢の人間と言うのは人間の行動の見極めをセンシティブに行っている。
10万円は欲しいが、その欲望がためにあくせくと必要書類を揃えている姿に、人間の若干浅ましい面を感じてその行動を忌避しているのではないのだろうか。
・そしてそのやらない言い訳を説明するのも面倒のは本当だし、言葉の表面だけ受け止めて周囲があれこれ言ってくるのも面倒なので、「よく分からないし面倒くさい」と言う理由をつけて、そうした社会営為の潮流を忌避しているのではないかと。
・難しいのも本当、面倒なのも本当、よく分からないのも本当。しかしその奥底にあるのは人間精神の浅ましさへの忌避ではないかと。
考えすぎですかね。でも若い時分はこういう感覚は誰にしもあるんじゃないんだろうかと勝手に思っている。