BOOK、CDなど

1 BOOK、CD、DVD、LP、コンサート、音楽鑑賞サークル、筋トレ等のメモ
2 失念防止のためのメモ

米目指す移民男性、ゴム弾で死亡 国境でメキシコ警察と衝突 (共同通信 2018/10/29)~銃、火炎瓶を所持している。危険な人が含まれている現実。日本は、島国でよかった。

2018年10月30日 | ネット・ニュースなど

米目指す移民男性、ゴム弾で死亡 国境でメキシコ警察と衝突 (共同通信 2018/10/29)~銃、火炎瓶を所持している。危険な人が含まれている現実。日本は、島国でよかった。単なる経済難民で合法的ではないので、メキシコ合衆国は、法的措置。メキシコ合衆国、メキシコ警察は、災難。死亡事故の発生で世界からバッシング。 

 【ロサンゼルス共同】メキシコ南部チアパス州の国境地帯で28日、中米ホンジュラスから米国を目指す約2千人の移民キャラバン(集団)がグアテマラ南西部テクンウマンから入国を試み、メキシコ警察と衝突した。警官はゴム弾を発射し、頭に当たった移民の男性が死亡した。メキシコのメディアなどが報じた。

 新たな移民集団の動きは、11月の中間選挙を前に、対策強化を訴えるトランプ米大統領をさらに刺激する可能性もある。

 衝突したのは、ホンジュラスからの第2弾とされる移民集団。メキシコ当局は発砲に問題はないとの認識を強調。移民の一部は銃や火炎瓶を所持しており、警官が負傷したという。


移民~米国政府が発給する外国人へのビザは、大きく「移民ビザ(Immigrant Visa)」と「非移民ビザ(Non Immigrant Visa)」に分けられる。 [在日アメリカ大使館 ビザサービス]
移民ビザは「Permanent resident Visa(永住権)」とも呼ばれ、滞在期限や活動(就業)に一切の規制がない。
それに対して「非移民ビザ」は、滞在期限や滞在中の活動(就業可・不可やその職種・条件など)に制限があり、非移民ビザによる滞在の外国人は住居の有無・就労・滞在期間に関わらず全てVisitor(訪問者)として扱われる。
すなわち、米国政府の定義としては移民とは「永住権所持者」を指す事になる。なお、日本の自民党特命委員会が提案している『入国時に在留期間の制限がない者』はこの定義に近い。(ただし米国永住権は期間だけではなく在留中の活動にも制限がない)
対して、一般市民の認識では「永住権所持者」と「帰化米国籍者(他国で出生した後に米国へ移住し米国籍を取得した者)」の両方を含めて『移民』と呼ぶ事が多い。


 


安田純平氏への「自己責任論」は大本営発表を再来させる (文春オンライン 辻田 真佐憲 2018/10/30)~

2018年10月30日 | ネット・ニュースなど

安田純平氏への「自己責任論」は大本営発表を再来させる (文春オンライン 辻田 真佐憲2018/10/30)~社会人は、自己の行動に責任を負う。大本営発表を再来させない、という詭弁は、やめよう。社会人が、責任を負わなくなった現在、社会が劣化しはじめた。無責任な人たちが跋扈する社会に、私は反対。国民のほとんどは、シリアの情勢に関心は、ない。そもそもシリアに行く必要性が乏しい。共産中国のチベット人弾圧問題とか、北朝鮮問題とか、アジアに関心がある。日本国内においても、放射能汚染食品問題とか、被ばく問題とか、ジャーナリストとして最優先な課題がある。売名行為をするジャーナリストにしか見えない。偏向的マスメディアが英雄視することに疑問がある。偏向的なマスメディアが持ち上げる人物は、大抵カス。この筆者は、何者だろう? 

 ジャーナリストの安田純平氏が3年ぶりに解放されたことを受けて、またもや「自己責任論」が跳梁跋扈している。国に迷惑をかけるな、われわれの税金を無駄にするな、というのだ。

 だが、相変わらず短絡的な反応といわざるをえない。

 そもそも、危険な戦場や紛争地帯などに赴くジャーナリストがいなければ、われわれは現地の情報を得られないし、それについて議論し、選挙の投票などに活かすこともできない。

 活発なジャーナリズムは、健全な民主主義に欠かせないのである。その萎縮は、みずからの首を絞めるだけだろう。

 

どうしてジャーナリストが機能不全だと「大本営発表」を招くのか?

 

 「ジャーナリズムなどなくても、政府の発表があるではないか」というかもしれない。だが、政府はしばしば真実を隠し、嘘を発表する。大本営発表の苦い歴史がまさにそうだったはずだ。

 太平洋戦争下の大本営発表は、実にデタラメなものだった。戦艦撃沈の戦果は4隻から43隻(10.75倍!)に、空母撃沈の戦果は11隻から84隻(約7.7倍!)に水増しされ、反対に、戦艦の喪失は8隻から3隻に、空母の喪失は19隻から4隻に圧縮された。

 単なる戦時下の情報規制では説明がつかない。ここまで酷くなった大きな原因のひとつは、当時のジャーナリズムが機能不全に陥ったことだった。

 メディアが「大本営は勝ったといっているが、現地で取材したところまったく違った」などと報道していれば、軍部もここまで厚顔無恥にはなれなかっただろう。仮に虚偽を発表しようとしても、内部で「これでは矛盾をつかれてしまう」「国民の信頼を失う」との声が大きくなったに違いない。

 ところが、このようなメディアのチェック機能は働かなかった。それは、厳しい検閲や言論統制があったこともあるし、メディアが軍部と癒着して戦争報道で稼いでいたこともある。いずれにせよ、記者個人では「おかしい」と思っていても、それが紙面に反映されることは皆無に等しかった。

 こうして軍部は、「国民の士気が下がる」「現場の意見を尊重しないと」「上司の決裁を急がなければ」「先輩のやり方を変えられない」「あとで帳尻を合わせればいい」などと勝手な理由をつけて、架空の数字を発表しつづけた。その積み重なりが、先述のごときデタラメな発表だったのである。

 

「胡散臭さ」と多様な健全さ

 

 さまざまなジャーナリストが独立して取材するからこそ、当局の側も「適当な発表では批判されかねない」と襟を正す。「いまの政府は比較的正しい発表をしているのだから、ジャーナリストなどいなくても大丈夫」というのは、画餅にすぎない。かれらの存在は、大本営発表の防波堤なのだ。

 サラリーマン的な視点からみれば、とくにフリーのジャーナリストの言動には奇矯なところ、もっといえば「胡散臭い」ところもあるかもしれない。

 だが、常識的な価値観や画一的な枠組みに囚われていないために、独特の視点で、他にはない取材をして、新しい問題も発見・指摘できるのである。「胡散臭さ」は、かならずしもマイナスではない。

 ある種の変わり者たちが、社会の豊かさ、多様さ、健全さを支えてきた歴史もある。ジャーナリストについても、ある程度寛容になったほうがよい。まして今回の安田氏は実績もあるのだから、なおのことそれが当てはまる。

 

「俺は気に入らない」と言ってるに過ぎない「自己責任論」

 

 これに比べ、今日の「自己責任論」は果たして公共的な議論なのか。単に、ネット上で荒れ狂うトロール(ネット暴徒)たちの、都合のいい棍棒になってはいないか。

 国に迷惑をかけるな、われわれの税金を使うな、などの決まり文句もそうだ。クレーマーは、かならず主語を大きくする。「国民は〜!」「納税者は〜!」「消費者は〜!」。その実、ほとんどが「俺は気に入らない」といっているにすぎない。

 それなのに、この手の言葉は政治権力と歪に結びつくと、医療費の問題などに応用されかねないし、場合によっては「政府の見解や勧告に歯向かうな」との主張につながりかねない。たいへん危うい。

 今日はAを叩き、明日はBを叩く。そんな彷徨えるトロールたちをすぐになくすことはできないが、少なくともそれらと距離を取ることはできる。その一歩として、安易な「自己責任論」との訣別を呼びかけたい。そちらのほうがよほど公共的である。

(辻田 真佐憲)


「移民政策への転換か」=立憲代表、外国人受け入れで追及-衆院代表質問スタート (時事通信社2018/10/29)~

2018年10月29日 | ネット・ニュースなど

「移民政策への転換か」=立憲代表、外国人受け入れで追及-衆院代表質問スタート (時事通信社2018/10/29)~菅内閣の官房長官だった枝野幸男氏。福島県民を被ばくさせた反省をしてから政治活動してほしいね。

 安倍晋三首相の所信表明演説に対する各党代表質問が29日午後、衆院本会議で始まった。立憲民主党の枝野幸男代表が最初に質問に立ち、政府が進めようとする外国人労働者の受け入れ拡大について、「これまで首相が否定してきた移民政策への転換とどう違うのか」と追及する。

 同日の代表質問は第4次安倍改造内閣発足後初の国会論戦。

 枝野氏は、政府が外国人受け入れ拡大を目指す出入国管理法改正案を提出することに触れ、「職場環境、日本語習得体制、住宅問題、社会保障などの整備が十分とは言えない」と指摘。「見切り発車では大きな禍根を残す」として、受け入れに必要な予算規模や具体策をただす。

 来年10月の消費税率10%への引き上げについては「低所得者に大きな打撃を与える引き上げが可能な状況ではない」と主張。消費税率引き上げに伴う軽減税率導入に関しては「実施時の混乱は明らか」とし、政府が商品券配布などを検討していることを「ばらまき」と批判する。

 憲法改正については、首相が先の所信表明演説で「国の理想を語るものは憲法」と発言したことを取り上げ、「憲法の本質は国家権力を縛ることにこそある」と強調。改憲に前のめりの姿勢を見せる首相に対し「縛られる側の首相が先頭に立って旗を振るのは論外だ」と訴える。


西川史子、解放された安田さんに苦言「結局日本の政府のお世話になってる」 (RBBtoday 杉山実 2018/10/28)~西川史子氏に賛成。

2018年10月28日 | ネット・ニュースなど

西川史子、解放された安田さんに苦言「結局日本の政府のお世話になってる」 (RBBtoday 杉山実 2018/10/28)~西川史子氏に賛成。 

 西川史子が、28日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演。シリアから解放されたフリージャーナリスト安田純平さんに苦言を呈した。 

 2015年、シリアの武装勢力に拘束され、以来3年間消息がつかめなかった安田さんだったが、さる23日、その身柄が解放された。25日には保護先のトルコから発ち、同日夜に帰国の途についた。 

 西川はそんな安田さんについて、「(日本は)チキン国家みたいなことを言ってて」と、過去彼が投稿したTwitterの発言を挙げながら、「結局、日本の政府のお世話になってる」と苦言。「間違ってるんじゃないかなというのは思います」と批判した。

 一方で杉村太蔵は、「政府に対してはいくら好きなことを言ってもいい」と言論の自由が許されているとしながら、「その一方で万が一のことがあったら責任をもって命を助けるというのが政府の責務」と主張。「どうして(危険な場所に)行くのか」という質問には「あそこで何が起きてるんだと言う知りたい権利。それを報道する自由。これが民主主義にとっては一番大事」と述べた。

 サバンナ高橋茂雄は、世間で巻き起こっている「自己責任論はもちろん分かる」としながらも、「謝罪がないとか、政府に対して謝ったほうがいいんじゃないかというのは、もうちょっと待ってあげたらと思います」と私見。「3年ぐらい拘束されてて、さすがに今すぐ出てこいというのは無理だろうから」と語っていた。


「観光公害」市民と摩擦 京都・やむを得ず外国人制限の店も (京都新聞社 2018/10/28)~訪日する外国人観光客が多すぎる。与野党ともに観光立国政策に賛成している。改善は、困難。

2018年10月28日 | ネット・ニュースなど

「観光公害」市民と摩擦 京都・やむを得ず外国人制限の店も (京都新聞社 2018/10/28)~訪日する外国人観光客が多すぎる。与野党ともに観光立国政策に賛成している。改善は、困難。

 それは、悪夢のような光景だった。

 丹精込めて作った料理が散らかり、高級な箸が床に転がる。たばこの吸い殻を大きな足が踏みつける。

 清水寺に近い京都市東山区の居酒屋「森ん家ょ」。外国人観光客の目に余る行為は数年前から繰り返された。食器や灰皿を持ち帰ったり、ほとんど注文せずに長時間居座ったりするケースも目立つ。

 「腹が立つ。なじみの客を大切にしたいのに」。店主の森田秀樹さん(44)は悩み、1年前から外国人の入店を制限している。やむを得ず「予約でいっぱい」と言って入店を断ることもある。

 市内の年間観光消費額は1兆円を超え、京都の消費をけん引しているが、森田さんには全く実感がない。むしろ、外国人が増えすぎて日本人が遠ざかるようになり、売り上げが落ちた。

 生まれ育った東山区の街並みもすっかり変わった。店の窓から見える歩行者は大半が外国人。一方で地域の少子高齢化は加速する。森田さんは「市はこれ以上ホテルや簡易宿所を作る許可を出さないでほしい」と思うようになった。

 観光客の急増に市民も悲鳴を上げる。ホテルや簡易宿所などの宿泊施設が乱立する「お宿バブル」が地価高騰を招き、不動産業者による「地上げ」も発生している。宿泊施設に転用された長屋は経営者が分からず、キャリーバッグを抱えた外国人が早朝、深夜も出入りする。多くの市民が「ここは本当に私たちのまちなのか」と自問自答する。

 古都を襲う「観光公害」は、日本の文化やマナーに対する外国人観光客の無理解や誤解にも起因し、市民との摩擦を生んでいる。

 観光客が増えすぎ、安全のため2年連続で中止された東山区祇園での「祇園白川さくらライトアップ」。世話人の秋山敏郎さん(71)は「行政や旅行会社が事前に文化やマナーをしっかりと教えるべきだ」と訴える。

 市はごみのポイ捨てや飲食店への持ち込みといったマナー違反の事例をまとめたリーフレットを配っているが、外国人観光客に浸透しているとは言いにくい。京都外国語大が外国人観光客を対象に実施したアンケート調査の結果でも、マナーが知られていないことが判明した。オーストラリアの男性(24)は「日本のマナーを知らず、ごみのポイ捨てなどで迷惑を掛けるケースもあると思うので、マナーを学べる機会を作ってほしい」と要望する。

 市は今月1日に導入した宿泊税の本年度税収を19億円と見込み、観光客分散化や市バス混雑対策、違法民泊対策などに充てる。それでも観光公害解消は遠く、市幹部は「来年度はもっと予算をかけないといけない」と危機感を募らせる。

 観光公害は「オーバーツーリズム」とも呼ばれ、世界共通の課題だ。スペイン・バルセロナ市では2015年、市長選でホテル建設凍結を訴えた市長が当選した。昨年には、観光客が集中する地域で宿泊施設の新規立地を認めない制度も導入した。現地で都市計画を研究する龍谷大の阿部大輔教授は「京都市も都市政策と統合した新たな観光戦略が必要。学区単位での宿泊施設のベッド数の総量規制も検討すべきだ」と提起する。

 観光公害を減らし、持続可能な観光に導くため、政策の総動員が求められている。


“永田町のキンプリ”小泉進次郎はいつまで「プリンス」でいられるのか? (urbansea2018/10/27)~マスメディアが持ち上げた政治家は、ほとんどカス。

2018年10月28日 | ネット・ニュースなど

“永田町のキンプリ”小泉進次郎はいつまで「プリンス」でいられるのか? (urbansea2018/10/27)~マスメディアが持ち上げた政治家は、ほとんどカス。 

 政治の世界には「プリンス」と呼ばれるおじさんがいる。二世・三世あたり前の華麗なる一族集団・自民党のなかにあって、その称号を得るのは並大抵のことではあるまい。いわばキング アンド プリンスならぬ、キング・オブ・プリンス、キンプリである。そして当世に「プリンス」と呼ばれているのが、小泉進次郎だ。

 自民党の総裁候補となるような政治家は、料亭などでの会合で、自然と床の間を背にして座るようになるという。自分から出しゃばらずとも、まわりはその者の器量を認めて上座を空けるようになるのだ。プリンスは将来、そこに座ることが約束されている者である。

 

総裁選で残した「中途半端さ」

 

 そんなプリンス・小泉進次郎の評判がだだ下がりである。9月の総裁選で投票当日になって石破茂の支持を表明して票を投じるも、安倍陣営への気遣いを感じさせるなど、中途半端さだけが残ることとなった。

 プリンスの称号には、家系や経歴を背景にした将来への期待と、苦労知らずのボンボンへの皮肉が背中合わせにある。そして往々にしてプリンスは勝負弱く、叩き上げの胆力や知略に屈する。

 たとえば「永田町のプリンス」と呼ばれた加藤紘一は“加藤の乱”で老獪な野中広務らの切り崩しにあい、さらには自らの未熟さから失態をさらして政治生命を失う。あるいは佐藤栄作首相に後継者として期待され、「プリンス」と呼ばれた福田赳夫にしても、田中角栄に総裁選で敗れ、佐藤の期待に応えることは叶わなかった。進退窮まるような権力闘争の局面では、それまで大事にされてきたがために、修羅場の経験の少なさから実力不足を露呈するのであった。

 

「人気があるというのは、逆にいえば実力がないんです」

 

 そういえばかつて、小泉進次郎はこんなことをいっている。

「人気があるというのは、逆にいえば実力がないんです」、「よく広告塔とか、客寄せパンダとか、実力もないのに人気だけとか言われますけど、ぼくがそのとおりだと思いますもの」(注1)

 議員となって2年目(2010年)の、田崎史郎との対談での発言である。1年生議員だった当時にあっては殊勝な言葉に聞こえるが、8年経ったいまとなって読むと、変わらなさに微笑ましくなる。ちなみに同じボンボンでも安倍晋三は、今の小泉進次郎と同じ議員キャリアの年数のとき、内閣官房副長官として北朝鮮を訪問し拉致被害者5人の帰国を実現している。

 

「ただの男前の青二才」ではない理由

 

 初当選するなり、何の実績もないうちから「将来の総理大臣」との呼び声がかかった小泉進次郎。そこまで期待されたのは若くて、顔がいいからだ。たとえば2年生議員当時、辻元清美は「細野豪志君には『あなたから男前を取ったら何が残る』と時々言っているけど、進次郎さんにも同じことを言いたい」(注2)と評している。

 しかしただの男前の青二才ではなく、人を惹きつける技術をもっていた。長く小泉進次郎を取材しているノンフィクションライター・常井健一は、彼のマナー術・処世術をビジネス誌「プレジデント」(2015.5.4号)に書いている。

 たとえば名刺交換の際には、相手の名前をしっかり読んで、さらに「この苗字、珍しいですね。どちらの方ですか」などと話題をひろげるという。こうして打ち解けやすくするのだが、記憶の定着もよくなるだろう。また記者相手には「○○さんのその質問に対しては……」などと相手の名前を呼ぶという。実際、週刊文春のバックナンバーを漁ってみると女性記者に「この名字は、政界にも何人かいるけど、もしかしてご親戚?」と話しかけている(注2)。

 

一番うしろの端っこに座るようにしている

 

 そういえばテキ屋組織の親分・金子政敬は、ひとが生きていくうえで大切なことを聞かれ、「人と会ったら名前を憶えることです。どんな人間でもね。(自分より)下の人間なら特にね。その人たちに挨拶されたら名前を呼んでやることですよ。向うで挨拶して、お疲れさんですったら、オウっていわないことですよね。必らず名前を呼んでやること。それは親分みて教わりました」(注3)と答えている。また自己啓発の古典・カーネギーの『人を動かす』も名前を覚え、呼ぶことの重要さを説くのに紙幅を割く。

 名前を覚えてもらったり、呼んでもらったりというのは、自分の存在を認めてもらえたということで嬉しいものである。そうしたテキ屋から鉄鋼王までもが大事だと説くひとの機微を、小泉進次郎は熟知する。

 また永田町という嫉妬の世界での生き方を心得ている。たとえば当選1回生の頃は、党の部会では一番うしろの端っこに座るようにしていると述べる(注1)。ただでさえ目立つ存在なのに、前の方に座っては、出しゃばって見えてしまって、無駄に敵を作りかねない。

 もっとも、出しゃばらないのは生い立ちに由来するようだ。中学生の頃、三者面談で担任の教師はクラスのまとめ役を期待しているのにやろうとしないと愚痴る。すると父・純一郎は「私も父親が政治家だったから、進次郎の気持ちはよくわかります。何をやっても目立つ。だから、できる限り目立たないようにと、たぶん進次郎はそう思うんでしょう」と返すのだった(注1)。

 

人々が持つ「父親への記憶」を超えることはできるのか

 

 目立たないようにするというのは“政治家の子供あるある”だろう。小沢一郎や小渕恵三などの評伝にもその手の話が出てくる。そういえば、週刊新潮10月18日号には、話題の片山さつきが「大臣ポストが欲しくて堪らず、安倍首相に直談判」したことがあり、そうした押しの強さに安倍は辟易したのか、一時期「彼女と距離を置くようになっていた」とある。安倍も政治家の子である。出しゃばりは苦手なのだろう。

 とはいえ、首相を目指すのであれば、先の総裁選のように身を潜め、方方に気を使って争いを避けてばかりはいられまい。

「坊ちゃんでは政治家としての魅力がない。挫折は人を作る」。山崎拓が鳩山由紀夫にしたアドバイスである(注4)。加藤紘一の盟友だった山崎らしい助言といえる。これはそのまま、小泉進次郎にも通じそうだ。鳩山が母親の資産を背景にしただけの政治家であったように、このままでは小泉進次郎は、人々の父親への記憶を借景とする、顔がいいだけの政治家に終わってしまう。


築地の悪習慣、豊洲でも=喫煙、荷置き違反が横行 (時事通信社 2018/10/27)~ルールを厳守しない業者は、排除だね。

2018年10月28日 | ネット・ニュースなど

築地の悪習慣、豊洲でも=喫煙、荷置き違反が横行 (時事通信社 2018/10/27)~ルールを厳守しない業者は、排除だね。 

 開場直後から大勢の買い出し人や観光客らでにぎわう東京・豊洲市場(江東区)の売り場などで、心配されていた一部業者によるルール違反行為が早くも目立ち始めた。指定場所外での喫煙や公共スペースの不法占有など、移転前の築地市場(中央区)で問題視されていた光景が新市場で再現されている。開設者の東京都は業界団体と協力し、監視や取り締まりの強化に乗り出した。

 豊洲市場は、公共施設としては異例なほど喫煙所が多いにもかかわらず、禁煙指定される水産仲卸売り場出入り口付近などで、路上喫煙やポイ捨て行為が後を絶たない。ある仲卸の従業員は「仕事が忙しく、離れた喫煙所まで行く余裕がない」と、つい仕事場近くで吸ってしまう理由を申し訳なさそうに話す。

 都は新市場への移転を機に、築地では「事実上、野放し状態」(市場関係者)だった喫煙ルールの徹底に本腰を入れた。売り場が建物内になって衛生管理基準が上がり、煙や灰、吸い殻が食品に悪影響を及ぼすため。悪質な違反者に対し「市場への入場停止など行政処分を科す」(都の管理担当者)と、これまでにない厳しさ。

 通路など公共スペースでは早速、仲卸業者などが勝手に荷物を置いて作業しており、築地と変わらないありさまだ。店に入り切らない鮮魚類が山積み状態の場所もあり、本来ならターレと呼ばれる小型運搬車4台がすれ違える広い通路が渋滞。1台ずつしか通れないこともあるという。都の担当者は「せっかくの設計が台無し、業者さん自らが市場の使い勝手を悪くしてしまっては元も子もない」とあきれ顔だ。


大坂なおみ、棄権で終戦…今季振り返り「クレイジーな年だった」(スポーツ報知 2018/10/26)~今後の活躍を祈る。

2018年10月28日 | ネット・ニュースなど

大坂なおみ、棄権で終戦…今季振り返り「クレイジーな年だった」(スポーツ報知 2018/10/26)~今後の活躍を祈る。

WTAファイナル第6日(26日、シンガポール室内競技場) ▽1次リーグA組K・ベルテンス1(6―3、棄権)0大坂なおみ

 世界ランク4位で初出場の大坂なおみ(21)=日清食品=は、同9位キキ・ベルテンス(26)=オランダ=との第1セット終了時点で左太ももの負傷で棄権した。1次リーグ3連敗で敗退が決定。プロ6年目の今季はツアー2勝、獲得賞金639万4289米ドル(約7億337万円)で終了となった。

 以下、主な一問一答。

 ―棄権の理由

 「左太ももを初戦で痛めて、どんどん悪くなっていって、2―2の時点からさらに痛くなった。最後の大会だから試合をしたかった」

 ―今大会を振り返って

 「試合を終えられなかったから忘れてしまいそうになっていたけど、ここで試合ができたことはうれしかった。もっといいプレーができたら良かったけれど。来年はベストを尽くしたい」

 ―今季を終えて

 「クレイジーな年だった。全豪オープンでは4大大会で初めて4回戦にいって、3月のBNPパリバ・オープン以降は…優勝した全米オープンまで特に何もなかったけれど(笑い)。全米ではたくさん、いろんなことが起きた。上がって、落ちて、少し平行線で、そこから再び上がっていったような感じだった。新たな経験をたくさんして、とても素晴らしかった。もっと成熟しないといけないと感じた。あと皆さん(報道陣)と会えなくなるのがさみしいわ(笑い)」

 ―今後の予定は

 「フロリダの家に帰る。飼っている犬に会いたい。1か月会っていないから覚えてもらっているといいな」