やってはいけない健康診断 早期発見・早期治療の「罠」 (SB新書)
出版社からのコメント
●欧米には職場健診や人間ドックは存在しない!
がん検診普及のため「がん経験芸能人」が利用されている!
五大健診は健康人を「病人」にするビジネスだ!
かえって病気をつくり、寿命を縮める日本の医療の「罠」に鋭く迫る! !
多くの人は「健康のため」と称して、
職場の健診や人間ドックを受診する。
だが、こうした「健診」は欧米には存在せず、
日本でだけ「早期発見・早期治療」が推奨されるのが現実。
そもそも健診を受けたら「寿命がのびる」「健康になる」というデータはないにもかかわらず、日本でだけ熱心に行われているのは世界的に見ても奇異なことである。
過剰な健診の末、ムダな手術や投薬の結果、健康人が「病人」にさせられることもあり、検査がもたらした「検査病」になっているのが現状。
その裏には、日本でだけまかり通る「正常値神話」、検査ビジネスと化している医療を取り巻く世界の実態、医学部や病院の医師を取り巻く不都合な真実などが隠されている。
この本では、なかなか医者が語りたがらない
健診をめぐる日本の医療の不可解な実態に
医学界の裏側を知り尽くした
メディアで注目の2人の医師が鋭く迫り、
私たちがいかに過剰な医療介入を避け
健康寿命を縮めないために
どうすればいいかを語るもの。
内容(「BOOK」データベースより)
「健康のため」と称しい職場健診や人間ドックを受診する日本人。だが、健診を受けたら「寿命が延びる」というデータはなく、欧米には健診すら存在しない。検査で“異常”とされ、健康人が“病人”にさせられ、ムダな手術や投薬で命を縮めていくのが現実である。その裏には、うさんくさい「正常値」の存在、金儲けと化した健診を取り巻く医療ビジネスなどが隠れている。本書は、日本の医療を憂える近藤誠氏と和田秀樹氏が、過剰な医療介入を避け、寿命を縮めないために知っておくべきことを語る。