BOOK、CDなど

1 BOOK、CD、LPなど⇒断捨離、コンサート、リウマチ・膠原病などのメモ
2 失念防止のためのメモ

大坂なおみ、背中のけがで香港OP欠場「今週は常に痛みがあった」 (AFPBB News 2018/10/07)~

2018年10月07日 | ネット・ニュースなど

大坂なおみ、背中のけがで香港OP欠場「今週は常に痛みがあった」 (AFPBB News 2018/10/07)~大坂なおみ選手のテニスをYou Tubeで見るのが楽しみだった。休養した方がいい。

【AFP=時事】女子テニス、世界ランク6位の大坂なおみ(Naomi Osaka)が、背中のけがの悪化を避けるため、今週開催される香港オープン(Prudential Hong Kong Tennis Open 2018)を欠場することが分かった。大会主催者が7日、発表した。

 今月16日に21歳の誕生日を迎える大坂は、アナスタシヤ・セバストワ(Anastasija Sevastova、ラトビア)に敗れた6日の中国オープン(China Open 2018)準決勝で腰に治療を要求していた。試合後には、深刻なものではなく疲労によるものだと話していたが、8日に開幕する香港オープンを欠場する可能性を示唆していた。

大坂なおみ、背中のけがで香港OP欠場「今週は常に痛みがあった」: テニス、中国オープン、女子シングルス準決勝。試合中にコーチと言葉を交わす大坂なおみ(2018年10月6日撮影)。

 

大坂なおみ、背中のけがで香港OP欠場「今週は常に痛みがあった」: テニス、中国オープン、女子シングルス準決勝。試合に臨む大坂なおみ(2018年10月6日撮影)。

 全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)女王の大坂は、大会主催者が公表したコメントの中で「今週は常に背中に痛みを抱えながらプレーしていた」「けがを悪化させたり、深刻化させたりしないよう、休養が必要だと医師から忠告を受けた」と述べている。

【翻訳編集】AFPBB News


ペソ急落のアルゼンチン、貧困層の困窮 より深刻に (AFPBB News 2018/10/07)~

2018年10月07日 | ネット・ニュースなど

ペソ急落のアルゼンチン、貧困層の困窮 より深刻に (AFPBB News 2018/10/07)~経済政策が失敗した国家は、国民が疲弊。特にスラム街、最貧困層を直撃する。日本国は、現在のところ、大丈夫そう。10年後、20年後は、分からない。

 

【AFP=時事】アルゼンチンの首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)にある貧困地区「ビジャ・サバレタ(Villa Zavaleta)」では、直近の経済の混乱よりも以前から、人々は日々の食べ物を入手するのに多大なる苦労を強いられてきた──。

 ごみと排泄物が目につく通りでは、犬が牛の顎骨をかじり、麻薬中毒の女性がふらふらと歩き回っている。1200世帯が住むこの街では、麻薬密売人と麻薬常習者の問題も常態化している。

ペソ急落のアルゼンチン、貧困層の困窮 より深刻に: アルゼンチン・ブエノスアイレスの貧困地区「ビジャ・サバレタ」の自宅でAFPのインタビューに応じたロクサーナ・ベネガさん。ベネガさんの息子は昨年、流れ弾に当たり死去した(2018年9月24日撮影)。 © EITAN ABRAMOVICH / AFP アルゼンチン・ブエノスアイレスの貧困地区「ビジャ・サバレタ」の自宅でAFPのインタビューに応じたロクサーナ・ベネガさん。ベネガさんの息子は昨年、流れ弾に当たり死去した(2018年9月24日撮影)。

 ブエノスアイレスの全ての貧困地区を対象に支援活動を行っている慈善団体「ラ・ポデロサ(La Poderosa)」のアレハンドラ・ディアス(Alejandra Diaz)代表は、「多くの人々は職を失った。私たちが頼れるものはあまりない。連帯感とパートタイムの仕事だけ」とAFPの取材に語る。

 ビジャ・サバレタの約9割の住民は、貧困状態にあえいでいる。まともな仕事に就いているのは10%程度で、その多くはごみ処理施設で働いている。

 市内イリアルト大通り(Iriarte Avenue)で飲食店「ネリーズ・ダイナー(Nelly's Diner)」を経営するネリー・バルガスさん(60)は、ボランティア16人とともに日々300食以上の食事を無料で提供している。

ペソ急落のアルゼンチン、貧困層の困窮 より深刻に: アルゼンチン・ブエノスアイレスの貧困地区「ビジャ・サバレタ」のスープキッチンで遊ぶ子どもたち(2018年9月24日撮影)。 © EITAN ABRAMOVICH / AFP アルゼンチン・ブエノスアイレスの貧困地区「ビジャ・サバレタ」のスープキッチンで遊ぶ子どもたち(2018年9月24日撮影)。 ペソ急落のアルゼンチン、貧困層の困窮 より深刻に: アルゼンチン・ブエノスアイレスの貧困地区「ビジャ・サバレタ」のスープキッチンで、無料の昼食を待つ人々(2018年9月24日撮影)。 © EITAN ABRAMOVICH / AFP アルゼンチン・ブエノスアイレスの貧困地区「ビジャ・サバレタ」のスープキッチンで、無料の昼食を待つ人々(2018年9月24日撮影)。

 バルガスさんは、「ここ数か月、人の数がどんどん増えている。物価の急上昇とともに、牛乳やパスタ、砂糖といった日用品すら入手できない人たちは増える一方」と話す。彼女は、温かい笑顔や励ましの言葉をかけながら、訪れる人々に食事を渡す。

 こうした状況を招いている主な要因は、年内に40%にも達すると予想されているインフレだ。ドルに対するペソの価値は、今年初めから大きく落ち込んだ。

 バルガスさんは目に涙を浮かべながら、「時々、食べ物が全員に行き渡らないことがある」と述べ、その状況がいかに厳しいものであるかを説明した。

 ラ・ポデロサのディアスさんは、「彼女は、近所の人々にとても良くしてくれる」「親が麻薬中毒で、あまり愛情をもらえていない子どもたちを集め、入浴させたり、服を提供したりしている。彼女はとても心の広い人」とバルガスさんについて語った。

■「私たちは闘い続ける」

ペソ急落のアルゼンチン、貧困層の困窮 より深刻に: アルゼンチン・ブエノスアイレスの貧困地区「ビジャ・サバレタ」の自宅でAFPのインタビューに応じたロラ・カレラさん(2018年9月24日撮影)。 © IVAN PISARENKO / AFP アルゼンチン・ブエノスアイレスの貧困地区「ビジャ・サバレタ」の自宅でAFPのインタビューに応じたロラ・カレラさん(2018年9月24日撮影)。 ペソ急落のアルゼンチン、貧困層の困窮 より深刻に: アルゼンチン・ブエノスアイレスの貧困地区「ビジャ・サバレタ」(2018年9月24日撮影)。 © IVAN PISARENKO / AFP アルゼンチン・ブエノスアイレスの貧困地区「ビジャ・サバレタ」(2018年9月24日撮影)。

 貧困地域での生活を困難にしているのは経済の混乱だけではない。敵対する麻薬カルテル間の衝突も、住民たちの生活を危険にさらしている。2013年には、銃の流れ弾が当たってケビン・ベネガさん(当時9歳)が命を落とした。

ペソ急落のアルゼンチン、貧困層の困窮 より深刻に: アルゼンチン・ブエノスアイレスの貧困地区「ビジャ・サバレタ」のスープキッチンで、無料の昼食を待つ人々(2018年9月24日撮影)。 © EITAN ABRAMOVICH / AFP アルゼンチン・ブエノスアイレスの貧困地区「ビジャ・サバレタ」のスープキッチンで、無料の昼食を待つ人々(2018年9月24日撮影)。

 ケビンさんの母親、ロクサナさんは、「私たちは、安全な暮らしのために闘い続けている。でも、その道のりはまだ長い」「より良い未来を手にすることができるかどうかはわからない。でもそうなることを望んでいる」とAFPの取材に語った。

ペソ急落のアルゼンチン、貧困層の困窮 より深刻に: アルゼンチン・ブエノスアイレスの貧困地区「ビジャ・サバレタ」のスープキッチンで、無料の昼食を待つ人々(2018年9月24日撮影)。 © EITAN ABRAMOVICH / AFP アルゼンチン・ブエノスアイレスの貧困地区「ビジャ・サバレタ」のスープキッチンで、無料の昼食を待つ人々(2018年9月24日撮影)。

 貧困は、犯罪や麻薬を磁石のように引き寄せる。警察も関わってくる。最近では、若者たちを拷問したとして、ビジャ・サバレタの警察官3人が有罪となったばかりだ。

 フィデル・ルイズさん(23)は、「ここでの暮らしはとても困難で、暴力にも満ちている。金銭関連の暴力、警察による暴力、政治的暴力など、その多く耐えなければならない。ここには国の関与がないため、自分たちで何とかするしかない」と話し、最近では、パートタイムの仕事でさえ見つけることが困難になってきていることを嘆いた。

 ビジャ・サバレタは、1968年に仮設の街として建設された。だが50年経った今も存在し続けている。生活は、苦しくなるばかりだ。「わずか数か月のうちに、ガスボンベが95ペソ(約280円)から270ペソ(800円)に値上がりした。どうやって暮らせばいいのか?」と、ロクサナさんは力なく訴えた。

ペソ急落のアルゼンチン、貧困層の困窮 より深刻に: アルゼンチン・ブエノスアイレスの金融街の路上で横たわるホームレスの男性(2018年9月26日撮影)。 © EITAN ABRAMOVICH / AFP アルゼンチン・ブエノスアイレスの金融街の路上で横たわるホームレスの男性(2018年9月26日撮影)。

 ビジャ・サバレタの中心部エルネスト・チェ・ゲバラ通り(Ernesto Che Guevara Street)にある自宅の一角で、広さ2平方メートルの小さな商店を経営しているアメリア・コルバランさん(42)は、AFPの取材に「生活必需品以外は、もうあまり売れない」「誰もお金を持っていない。ヨーグルトを買う人すらいなくなった」と厳しい現状について説明した。

【翻訳編集】AFPBB News


"退職金振込"で浪費暴走60代の自業自得 (PRESIDENTonline 横山 光昭2018/09/17)

2018年10月07日 | ネット・ニュースなど

"退職金振込"で浪費暴走60代の自業自得 (PRESIDENTonline 横山 光昭2018/09/17)~生活、人生には、そこそこの預貯金が必要。預貯金の多少で選択が変ってくる。ライフスタイルから預貯金を算出しないとならない。

1億円の預貯金を所有する人と100万円の預貯金を所有する人のプランは異なる。

単純に預貯金が100倍ある人は、生活、人生の選択肢が100倍となる。100万円の預貯金の人は、選択が限定される。

ある程度の預貯金は必要。どの程度必要なのか、人は判断つかない、難しい。

大金が入った時には、冷静になること。

退職金として銀行通帳に今まで見たことのないケタ数の金額が振り込まれると、気分が大きくなりがちだ。だが、「自分にご褒美」などと浪費に走ると、たちまち後がなくなる。ある60代の夫婦は、夫の定年後は「毎月の生活費を40万円から20万円に半減させる」と計画していたが、実際には1カ月の豪華客船の旅に出た。「つつましく生活」するプランも早々に崩壊。職もなく、貯金はみるみる減っていく。どうすればいいのか――。

退職金「¥20,000,000」振込で気が緩んだ60代夫婦の誤算

最近、退職後1~2年のシニア夫婦から、家計についてこんな相談を受けることが増えています。

「雇用延長をしたけれど、収入が予想よりはるかに低くて、毎月赤字なんです」

「退職金が思っていたより少なくて、定年後のライフプランが狂ってしまって」

いずれも「定年後の家計のやりくり」についての悩みです。

都内在住の森下徹さん(61歳・仮名)、真理子さん(56歳・仮名)ご夫婦もこのパターンでした。夫の徹さんは60歳で定年退職。ちょうど1年がたったところで、悠々自適かと思いきや、次のように老後の不安を打ち明けました。

「雇用延長を断り、生活費を節約して乗り切ろうと思いましたが、うまくいきません。住宅ローンが残っているのに、退職金をかなり使ってしまいました。どうすればいいでしょうか」

徹さんは電機メーカーの技術職一筋で、定年まで同じ会社で勤めあげました。定年後はしばらくのんびりしたいと、会社の雇用延長制度は利用しませんでした。ふたりのお子さんはすでに巣立ち、約2100万円の退職金と約850万円の貯金があります。65歳からは公的年金ももらえる。だからなんとかなると思ったそうです。唯一の経済的な不安といえば、あと9年間、70歳まで残る住宅ローンの返済くらいのはずでした。

自分への「ご褒美」と妻への感謝の気持ちがあだに

森下家のプランはこうです。支出は、現役時代の夫婦二人の生活費約40万円を半分の20万円まで落とす。収入は、60歳から毎月支給されている徹さんの個人年金10万円と、真理子さんが主宰する料理教室の月収約11万円の計21万円でまかなう。そうすれば貯金や退職金に手をつけることなく65歳の公的年金支給までつなげられるはずでした。

徹さんは仕事一筋のまじめな性格で、お金のかかる趣味もありません。真理子さんも仕事柄、おいしいものへのこだわりはありましたが、長年料理教室の運営をしてきた経験から、「定年後の節約生活」は容易にできるものだと思っていました。

ふたりの新しい生活は、節約生活を前提にしていたにもかかわらず、それは完全に絵に描いた餅となりました。なぜでしょうか。退職金「¥20,000,000」がドーンと振り込まれた通帳を見て、つい気持ちが緩んでしまったそうです。「がんばった自分へのごほうびと妻への感謝」として、「豪華客船の旅」を楽しんできました。1カ月間の旅で、約230万円かかったそうです。

「明日からはつつましく暮らす」と昨日も思った

旅行から帰り、「明日からはつつましく暮らす」と決意したのもつかの間、どこをどう削っていいかがわからず、現役時代と同じお金の使い方が続きます。1カ月間、家計簿をつけてみたところ、支出額は現役時代と変わらず月40万円ほど。「生活費を半分に」というプランは完全崩壊です。結果、何と月20万円の大赤字。その分を退職金から補てんしていくうちに、1年間で240万円ほどが消えました。豪華客船の旅と合わせて500万円近い出費になりました。

さすがにこれではまずいと、夫婦で家計について相談したそうです。そして出した結論が、「住宅ローンを一括返済して、毎月の支出を減らす」。

しかし、残る退職金は1500万円あまり。ローンの残高は1100万円ほどありますので、これを完済すると、退職金は400万円しか残りません。貯金850万円と合わせるとまだ1000万円以上はありますが、ほんの少し前まで約3000万円のキャッシュがあったことを考えれば、老後資金がこのままどこかへ消えていくのではないかとかなり心細くなりました。

定年後は「月の支出を40万→20万」の大ウソ

住宅ローンを一括返済すると老後資金が足りなくなるかもしれない。しかし、一括返済しないで毎月ローンを払い続けると家計は毎月大赤字……。「いったい、私たちはどうすればいいんでしょうか?」と、不安な面持ちのおふたりに、私は「どちらの場合も、毎月の家計を立て直さない限り、行き詰まってしまいますよ」とお話しました。

家計の立て直しにはふたつのアプローチがあります。

ひとつは収入に合わせた支出に抑えること。もうひとつは支出をまかなえるだけ収入を増やすこと。森下家の場合は、この両方の取り組みが必要と感じたので、さっそく具体案を相談することにしました。

支出の削減については、「いきなり半分に」という無謀な目標設定をするのではなく、自分たちにとって不要な出費について考えてもらいました。

最初にあがったのが食費(月7.3万円)でした。真理子さんが料理教室用の食材を買う習慣で、家庭用の食材も高級スーパーやデパートで買っていました。その上、外食費(月2.8万円)もかかっています。

豪華客船の旅の後も、なんだかんだと外出しており、娯楽費は月3.5万円もかかっていました。さらに、生命保険料は月2.7万円で、子供がすでに独立したのに多額な死亡保障に入ったままです。通信費は月1.6万円と高額で、これは夫婦2人ともスマホを月額料金が高い大手キャリアと契約したままでした。

相談を進めるうちに、「不要な出費」が見えてきました。

1100万円の住宅ローンは一括返済? 月々返済?

夫婦のこづかいについても、現役バリバリで働いているならともかく、現状の月2万円ずつは「収入の割にふたりとももらいすぎだよね」という判断になりました。

結果、削減できたのは食費と外食費で3万3000円、通信費と保険料は各8000円、こづかい計2万円など、合計で約10万円。

残りの10万円の赤字は、夫の仕事でカバーすることにしました。幸い、専門の技術を生かした仕事が前の会社の紹介で見つかり、毎月約16万円の収入が得られるメドが立ちました。

最後に残った課題は、「住宅ローンをどうするか」ということでした。

「一括返済」と「月々返済」。それぞれのメリット、デメリットをお話しし、おふたりに決断を委ねました。

▼一括返済のメリット・デメリットは

完済までの利息分を払わなくて済むので、返済総額は少なくなるが、その分貯金が減るので、もしものときの備えが心配になる。

▼月々返済のメリット・デメリットは

収入を増やし、支出を減らせば、月々ローンを返済しながらも、今の貯金を取り崩すことはないが、今後、病気などで働けなくなったときに、返済が重い負担になる。

おふたりの結論は、「住宅ローンは残債1100万円の一括返済」でした。大変大きな出費ですが、月々10.6万円の出費は0円になります。

なぜ一括返済にしたのでしょうか。

徹さんに理由を聞くと、「再び仕事を始め、自分の技術を生かせる幸せをかみしめています。少なくなった貯金を、もう一度自分が働くことで増やしていくと思うと、がぜんやる気になるんです」とのこと。

夫は仕事を再開、65歳の年金支給まで760万円貯まる

一括返済で月々の返済がなくなることで、当初の収入の柱にしていた徹さんの個人年金と真理子さんの料理教室収入の合計額と、支出額がトントンの状態になりました。これに当初は想定していなかった夫の再就職による月収16万円がまるまる貯金に回せることで、65歳までの4年間で約760万円も貯まることがわかりました。

65歳からは公的年金が支給されるので、その分を貯めたり、65歳以降も仕事を続けたりすれば、老後資金をさらに増やすこともできます。家計の見直しと仕事の継続で老後資金のメドが立ち、おふたりの不安はきれいになくなっているように見えました。

「定年後の生活設計は難しい」とよく言われます。

収入は減るが支出が減らず、貯金や退職金に手をつけてしまう……。老後の生活のための貯金や退職金なので、家計の赤字補填を取り崩すのは、目的に合った使い方ともいえます。しかし、年金の満額支給が始まる65歳までは、できるだけ貯金や退職金には手をつけず、「安心を先に送る」ことが大事だと私は考えています。

そのための一番のポイントは、やはり家計の見直しです。定年後の見直しは手遅れになることもあります。私の考えるタイムリミットは55歳まで。それまでには、「これからの自分たちに必要でない出費」を見直してみてください。

計10万円!【家計費コストカット額ランキング】

1位 -10.6万円 住宅ローン

 

一括返済(1100万円)を実行し、月々の返済額をゼロにした

2位 -2万円 娯楽費 

夫婦での外出が多かったが、格安の旅行サイトの利用や、近場の公園で「高校時代のデート作戦」を実行してコスト減

2位 -2万円 こづかい

現役時代のこづかい額のままが、見直して収入に見合う額に調整

4位 -1.9万円 食費

家庭用の食材は、近所のリーズナブルなスーパーを利用

5位 -1.0万円 外食費

回数を減らし、月1回ふたりでディナーに行くことに

6位 -0.8万円 通信費

スマホ2台を格安SIMに。固定電話とネットもセット割引に

6位 -0.8万円 生命保険料

60歳以降、高すぎた死亡保障額の設定を見直し。他と保障が重複していた共済保険も見直し

8位 -0.4万円 生活日用品

多すぎるストック品を見直して、減らすようにした

9位 -0.3万円 嗜好品

割安だからと発泡酒などのケース買いをしていたが、飲みすぎてしまう傾向があった。そこで週末に品質のいい地ビールなどを1本単位で買って満足度を高めた。


老後の貯蓄は1000万円で足りる人、足りない人とは?(all about 小川 千尋 2018年08月24日)

2018年10月07日 | ネット・ニュースなど
老後の貯蓄は1000万円で足りる人、足りない人とは?(all about 小川 千尋 2018年08月24日)~理想は、1億円。現実は、1000万円~3000万円。

老後の貯蓄は1000万円で足りる人、足りない人ってどんな人なのでしょうか?考えてみました。単純計算してみると、老後の貯蓄は1000万円で足りる人は少数派で、多くの人は「1000万円では足りない人」になると考えるべきでしょう。
  
老後の貯蓄が1000万円で足りる人ってどんな人?

老後の貯蓄が1000万円で足りる人ってどんな人なのか考えてみました。まず、公的年金以外に不動産賃貸収入や株式などの配当金などの不労収入があって、それで老後にかかるお金のすべてを賄える人です。もっとも、こういう人は、そもそも貯蓄は必要ないですが。

次に、年金以外に就労収入があって、老後の生活費の収支はトントンの人も該当します。この状態が亡くなるまで続けば、1000万円の貯蓄はそっくり残ります。その中から、お葬式代とお墓代を出してもらっても、残りは遺族が遺産として受取れます。しかし、いずれは就労収入がなくなり、貯蓄を取り崩しながら生活することになります。
仮に、70歳で仕事をやめたとして、1000万円で何年もつか、2つのケースで計算してみました。

ケース1 年金で月5万円足りない場合は、約86歳までもちます。
1000万円 ÷ 5万円 = 200か月(16.6年)
ケース2 年金で月10万円足りない場合は、約78歳までです。
1000万円 ÷ 10万円 = 100か月(8.33年)

平成28年の簡易生命表によると、70歳の人の平均余命は、男性15.72年(85.72歳)、女性19.98年(89.98歳)です。ケース1はギリギリ足りるかも…ですが、入院やマイホームのリフォーム、介護施設に入所などで支出があると、もっと早く貯蓄が底をつくか、足りなくなります。それに、お葬式もお墓もなしで、妻が残ったら年金だけで生活しなければならなくなります。ケース2の場合は、妻の平均余命まで生きたとすると、12年分の生活費とその他のお金が足りません。
 
老後の貯蓄を増やす、長く働くための準備をしよう!

こう、単純計算してみると、老後の貯蓄は1000万円で足りる人は少数派で、多くの人は「1000万円では足りない人」になると考えるべきでしょう。

平成29年1月に放映されたNHKスペシャル「NEXT WORLD 私たちの未来」で、世界の研究者の多くが予測する未来として、「今、先進国の寿命は1日5時間というスピードで延び続けている」、「2045年には平均寿命が100歳に到達すると予測されている」、「しかも、若くて健康なまま歳をとる時代が来る」とコメントしています。

国も「人生100年時代」と言い始めているので、100歳まで生きることを想定して老後の貯蓄を含めたライフプランを考えた方がいいでしょう。つまり、1000万円では全く足りないので、とにかく貯蓄を増やした方がいいということ。

そして、幸いにも「若くて健康なまま歳をとる時代が来る」と研究者が予測してくれているので、80歳か90歳まで、あるいは生涯現役で働くつもりで、それを実現するための準備をしましょう。

老後に必要な3000万円を貯めるのは、決して無理な目標ではない。貯められる人の共通点や特徴とは。 (マネーの達人 寺野 裕子2018/09/12)

2018年10月07日 | ネット・ニュースなど

老後に必要な3000万円を貯めるのは、決して無理な目標ではない。貯められる人の共通点や特徴とは。 (マネーの達人 寺野 裕子2018/09/12)~65歳から80歳までの15年間の不足額を計算すると13万円×15年間=2,340万円、90歳までの25年間では3,900万円、必要とのこと…

 

ゆとりある老後生活 

「退職時に最低3000万円は必要」といったことを聞いたことある方は多いかと思います。

「そんなこと言っても、今の生活で精一杯、そんなの無理!」 と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし家計状況、家庭環境は違いますが、今の生活も楽しみながら、確実に将来に向けた余裕資金をためている人がいます。

今回は、そんな確実に将来に向けた余裕資金をためている人には共通点をご紹介いたします。

 

そもそも本当に老後に最低3,000万円必要なの?

2016年生命保険文化センター「生活保障に関する調査」によると、老後ゆとりを持って暮らすために必要と考える生活資金平均額は約35万円とのこと。

 

ゆとり生活を送るための退職後のメインとなる収入は国民年金や厚生年金の公的年金です。

厚労省が出している2017年度のモデルケースは

夫が40年間勤務し、妻が専業主婦の公的年金は月額約22万円 あくまでも今回は仮の数字でのお話しですが、月35万円の生活を送りたいご夫婦の公的年金額が月22万円の場合、約13万円を何かしらの手段でカバーしなければいけません。

 

手段とは退職金や個人的な預貯金

 

ここで退職時に最低3,000万円という数字につながってきます。

仮に前述の例から65歳から80歳までの15年間の不足額を計算すると

13万円×15年間=2,340万円 90歳までの25年間では3,900万円です。

皆さんの希望する退職後の生活資金額や公的年金額によって、これらの準備しておくべき金額は違ってきますが、何となく最低3,000万円は退職時に残しておくのが理想といわれる理由がお分かりいただけましたでしょうか?

 

無理なく確実に将来の余裕資金をためている人の共通点 

個人差はありますが、サラリーマンの生涯賃金は2億円~3億円です。

現役時代の、生活費、住宅、教育費、余暇費用などの生涯支出も2億円~3億円ほどといわれています。

意外と生涯収入と生涯支出ってトントンなのです。

老後のために最低でも将来に向けて確実に3,000万円ためられている人は、「トントン」であることに気付いています

 

共通点1:無駄遣いを徹底的に排除する努力をして、やりたいことを明確にしてそのためになら惜しまずにお金を使う

共通点2:目指したい貯蓄目標達成額も明確にして、毎月いくら残していけば良いのか、何%で運用できれば大丈夫なのかという計画も明確に持って実行する 

 

例)毎月4万円を30年間、積み立てる 

積立元本は1,440万円です。

この4万円を投資信託などを活用して30年間で4.5%の運用が達成できれば30年後の積立資産額は3,000万円です。

4%台の運用目標を目指すには、リスクはありますが、預貯金より高いリターンが期待できる投資信託などの活用が必要です。

例えば

・ 国内株式型25%(1万円)

・ 先進国株式型(日本除く)25%(1万円)

・ 先進国債券型(日本除く)50%(2万円)

と割振り、積立投資を30年間できれば、4%台の運用目標達成は決して難しいものではありません。

 

投資をしないでも3,000万円はたまる 

3,000万円をためるには投資をしなければいけないというものでもありません。

約6.3万円を40年間、毎月残していくことができれば3,000万円達成です。

3,000万円を目指す方法は1つではありません。

決して無理な目標ではないことに気付いていただきたいです。

 

家族で目標を共有しているのもためている人の特徴 

確実にためている人の特徴に、家族で将来の余裕資金を確保するため目標を共有している点があります。

これは筆者もFP相談現場を通しての経験から余裕資金をためるための必須条件と言い切ることができます。

ご夫婦の場合、主導権はどちらがとってもかまいません。

毎月の貯蓄額を捻出するために、どう無駄を省くのかなどを考え、家族一緒に目標に向かって楽しく家計管理を実行してください。(執筆者:寺野 裕子)


お金がないと「人生は不幸」なのか? (あるじゃん All About 2018/09/14)~

2018年10月07日 | ネット・ニュースなど
お金がないと「人生は不幸」なのか? (あるじゃん All About 2018/09/14)~極貧なら死ぬ。餓死するか、或いは凍死するか。お金は、そこそこ必要と思う。計画停電に備えてポータブル・ストーブ(電力必要ないタイプ)を購入。
 
◆お金が足りないと人生は不幸になってしまう?幸せなお金との向き合い方

お金があればできることが多くなり、可能性も広がります。とはいえ、お金がない人生は不幸でしかないのでしょうか? お金というのは使い方やそのときの感情によって、ポジティブにもネガティブにもなります

お金がない場合、万一、病気になってしまったときには治療を受けられないことがありますし、学費が足りないために進学をあきらめるという事態も考えられます。家を購入できないかもしれないし、自由に旅行に行けないことだってあるでしょう。
……やっぱりお金は必要です、よね?

◆お金の概念は時代とともに変わる

「愛さえあればお金なんて」というような文言を一度や二度聞いたことがあると思いますが、これは「清貧(せいひん)」という考え方が大いに関係しているように思います。

清貧とは「富を求めず、正しい行いをしていて貧しいこと」を言います。ただこの言葉がクローズアップされていたのは、戦後や学生運動が盛んだった頃です。

月日は流れて80年代から90年代前半になると、国民全員が中流階級と言われ、お金持ちや小金持ちが多くなりました。食事は高級レストラン、宿泊ホテルは4つ星・5つ星レベルで、クリスマスには男性は女性にプレゼントを贈り、たくさんお金をかけて愛情を表現していました。

2000年代に突入した今は、お金と投資に合理性を求めるようになりました。リーズナブルでありながら贅沢な気分を味わえるモノやことに人気が集まっています。

ざっとお金に関する概念を並べてみましたが、いつの時代もお金というのは私たちの抱く感情と切っても切れないものでした。お金が愛情表現のバロメーターとして用いられることは多いのですが、時代背景によってもその価値観の違いは見て取れます。

◆自分の価値観を明確にしよう

贅沢の基準は人それぞれですし、美味しい食事の概念も違います。楽しいと思えることも好きなことも違います。これこそが人であり個人なのです。

そのなかで私たちに必要になることは、時代に流されないための価値観です。それを知るためにも自分がどのようなライフスタイルを望んでいるのか、考えてみましょう。

暮らし方、家族や友人との関係性はどのように保っていくのか、仕事や趣味とどのように向き合っていくのかを考えてみると、今の自分がどれくらい満足できているのかが見えてきます。今の暮らしで満足できているのなら、それが幸せと考えられるのではないでしょうか?

◆お金を持つ目的も明確にする

お金が嫌いな人はいませんし、みんな好きですよね? もちろん私も大好きです。とはいえ、ただお金がたくさんあれば良いというのではなく、お金を持つ目的を明確にすることも必要になるのではないでしょうか?

目的が明確になると達成するためにいくら必要か、いくらあれば達成できるのかが分かります。その結果、無いことでなくあることにフォーカスするようになります。必然と前向きな気持ちでお金に向き合うようになりますので、不幸という概念が消えていきます。

お金というのは使い方やそのときの感情によって、ポジティブにもネガティブにもなります。それこそがお金が持つ魔力なのです。

魔力に魅せられてばかりでは、自分の思い描く方向へ舵を取ることはできません。これからは「お金がある=幸せ」ではなく、「目標が達成できている=幸せ」という自分軸を基準に幸せを決めることで、より豊かな生活を送ることができるのではないでしょうか。

そもそも富裕層とは?日本の富裕層事情(query_builder2017/05/14)

2018年10月07日 | ネット・ニュースなど

そもそも富裕層とは?日本の富裕層事情(query_builder2017/05/14)~1億円、困難。5000万円も困難。

 

日本は米国に次いで富裕層の多い国であることをご存じだろうか。クレディ・スイスによれば、2016年における日本の富裕層は282万人以上存在するとされている。一体、日本の富裕層とはどのような人達を指すのだろうか。また、実際にどのくらい存在するのであろうか。富裕層の実態に迫っていこう。

そもそも富裕層の定義とは

そもそも富裕層とは一体何か。実は富裕層という定義は確定したものがあるわけではない。一般的には資産総額が100万米ドル、もしくは1億円以上ある人を富裕層と定義づけるケースが多いといえるが、金融資産と非金融資産(主に不動産)の合計から家計の負債を指し引いた額でセグメントする場合もある。また、単純に年収◯千万円以上を富裕層と定義づけているケースもある。

そのため、メディアなどにおける富裕層の報道を確認する際には、それぞれの定義がどうなっているかを確認する必要がある。ボストンコンサルティンググループ「2015年版グローバルウェルス・レポート」によれば、100万米ドル以上の家計金融資産を保有する世帯を「富裕層世帯」と定義している。クレディ・スイスの調査では日本は世界2位の富裕層人口をもつといえたが、ボストンコンサルティンググループでは第3位の富裕層世帯数となっている。

このように、調査を行う企業によっては、世帯数や人数で異なった側面がみられる。ここでは、クレディ・スイスの調査結果(グローバル・ウェルス・レポート)をもとに日本のミリオネア(資産総額100万米ドル超)をみていこう。

このレポートによると、日本の富裕層は2015年時点では208万8,000人であった。たった1年間で282万6,000人まで増加した。土地価格や株価の上昇、相続などが背景にあるものと想定される。さらにいえば、日本の超富裕層(クレディ・スイスでは純資産が5,000万米ドル超と定義)の増加率は著しく、最新の調査では3,600人まで増加しているという。世界第6位の超富裕層大国でもあるのだ。

日本の富裕層ピラミッド

それでは日本の富裕層ピラミッドをみていこう。野村総合研究所の調査では純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の世帯を富裕層世帯と定義している。

2015年時点で121.7万世帯が富裕層世帯(超富裕層世帯含む)に該当する。一方、純金融資産保有額が5億円以上の世帯を超富裕層世帯と定義しており、その数は2015年で7.3万世帯と想定されている。また、純金融資産保有額が5,000万円以上1億円未満の世帯を準富裕層と定義しており、314.9万世帯が所属するとしている。

実は2011年調査結果と比べると、このような富裕層世帯並びに準富裕層世帯の数は明らかに増加している。2011年当時においては、超富裕層世帯は5.0万世帯、富裕層世帯が76.0万世帯であったことから、富裕層はたった4年間で約50.5%、超富裕層は46.0%も増加したことになるのだ。これは富裕層になればなるほど運用に回せる資金が多く、資産を増やしている側面があるからと想定される。

世帯数の増加もさることながら、富裕層世帯および超富裕層世帯の保有する純金融資産保有額の著しい増加も見逃せない。2011年において超富裕層世帯は44兆円の資産を保有していたが、2015年には75兆円と大きく資産を増やしている。資産額も約70.4%の増加と著しい伸びである。

また、富裕層世帯においては、2011年において144兆円の資産を保有していたが、2015年には197兆円と約36.8%増加させている。アッパーマス層やマス層よりも資産額の増加率は高く、富裕層の資産拡大傾向が著しいことがわかる。

全世帯数が約5,290万世帯ある中で、富裕層・超富裕層の割合は121.7万世帯。およそ2.3%の世帯が該当するのが富裕層・超富裕層階級であり、こうした層は着実にここ数年で資産を増やしてきた。今後も株高、地価上昇が続くとすると、富裕層がもっとも恩恵を受け資産を増やすことにつながっていくかもしれない。

日本はもはや中流層意識は通用しない?

富裕層の数が拡大する一方で、下の層にいけばいくほど世帯数が増え、格差が広がっていることがみてとれる。こうした格差はさらに拡大する可能性があり、もはや皆が中流層という意識をもつ時代ではないのかもしれない。


日本で「富裕層」世帯が急増!? 普通のサラリーマンでも実践できる資産の増やし方 (Sankei Biz 2017.2.13)

2018年10月07日 | ネット・ニュースなど

日本で「富裕層」世帯が急増!? 普通のサラリーマンでも実践できる資産の増やし方 (Sankei Biz 2017.2.13)~若いころに知っていれば、良かったが…

 


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 「お金持ち」急増中、この波に乗れるか

 今、日本に「お金持ち」が増えている。上図は、預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命・年金保険などの純金融資産保有額(保有資産の合計額から負債を差し引いた値)をもとに、野村総合研究所(以下、NRI)が5つの階層に分類して保有世帯数を推計したものである。

 純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の「富裕層」、および同5億円以上の「超富裕層」を合わせると、2013年時点で100.7万世帯に。この結果を11年時点のデータと比較すると、「富裕層」は25.4%、「超富裕層」は8.0%、両者を合わせた世帯数は24.3%の増加となった。これは、NRIが同様の方法で推計した中で、00年以降のピークである07年の合計世帯数90.3万世帯を約10万世帯も上回る。

 また、「富裕層」および「超富裕層」が保有する純金融資産総額は、それぞれ16.7%、65.9%増加し、合わせて28.2%の増加となっている。その総額241兆円は、ピークである07年の254兆円には届いていないが、09年、11年の推計結果を大きく上回った。この状況を、NRIの上席コンサルタント・宮本弘之氏は次のように分析する。

 「『富裕層』の世帯数が大幅に増加したのは、11年時点では純金融資産が5000万円以上1億円未満であった『準富裕層』の多くが、この2年の間に資産を増やして『富裕層』になったためでしょう。『富裕層』および『超富裕層』の保有する純金融資産額の著しい増加は、保有する金融資産に占める株式や投信の比率が高いことが考えられます。そもそも『富裕層』および『超富裕層』には、上場企業等のオーナー経営者や、上場および非上場企業の株主が多く含まれるため、安倍政権下で行われたアベノミクスによる株価上昇がもたらした金融資産増加の影響が大きかったのでしょう」

 とはいえ、「富裕層」および「超富裕層」の世帯数と資産規模は、経済環境や株価の影響を受けて大きく増減する。このままの調子で日本にどんどんお金持ちが増えていく……というわけではなさそうだ。

お金持ちになるには5つの道がある

 では、我々のような一般サラリーマンが経済的に豊かになるためには、どのような方法が現実的だろうか。ここからは、『ユダヤ人大富豪の教え』などの著書を持つお金の専門家・本田健氏にお話を聞いていこう。長年「お金持ち」の研究をしてきた本田氏は、「お金持ちになるためには大きく分けて5つの道がある」と語る。

 「経済的豊かさを手に入れるためのルートは、今も昔も変わりません。

 1つめは、親から財産や会社を受け継ぐこと。つまり、そもそも生まれた家がお金持ちだったというラッキーなケースです。

 2つめは、夫や妻が亡くなって、遺産として財産や会社を受け継ぐこと。昔、高額納税者番付が出ていた頃は、創業者の妻や家族がランクインすることが多かったように思います。創業者の多くは仕事にエネルギーを吸い取られて早く死んでしまうため、結果的にはその妻や遺された家族がお金持ちになるのです。

 3つめは、大企業の従業員として仕事で圧倒的なパフォーマンスを発揮すること。海外ほどではありませんが、日本でも名のある大企業に勤めれば年収3000万~5000万円程度は狙えるのではないでしょうか。最近では、年収が1億円を超える人も増えてきました。

 4つめは、自分でビジネスを興すこと。場合によっては1人で『フリーランス』として活躍する人もいるでしょうし、数人~数十人の会社を徐々に育てていくことになるかもしれません。上場、非上場など事業規模や形態によって、成功までの道のりもゴールまでにかかる年数もさまざまですが、いずれにしても、自分自身の才覚を最大限活用してお金を稼いでいく方法です。

 5つめは、投資をすることで財産を増やしていくこと。投資の対象を不動産にするのか株にするのか、FXにするのかは、気の長さや今現在の手持ちの資産の大きさによるでしょう。株やFXであれば比較的短期間に換金できるので、すぐに結果がほしい人に向いています。逆に、不動産で大きく儲けるためには数十年単位の長い時間が必要なので、この投資によってすぐに豊かな生活を享受したいと思っている人には不向きです。

 例外的に、宝くじを当てる、親戚のおじさんが亡くなって遺産が転がり込む、などのケースもあるにはありますが、期待すべきではないでしょう」

 この5つの条件の中で、1と2に当てはまる人は最初から「お金持ちになりたい」などとは思わないだろうから、本企画では除外する。すると、30代、40代のごく一般的な企業に勤めるサラリーマンが実践できるのは、4「ビジネスを興す」か、5「投資家として生きる」ということになる。すでに3「エリートビジネスマンとして大企業に勤めている」という状態であれば、エリートとして順当に出世を狙うか、エリートという立場を捨ててビジネスをはじめるか、エリートでありながら副業的に投資を行うかの三択になるだろう。

お金持ちが教える「お金のIQ」とは

 本田氏によれば、お金持ちは富を生み出すための知恵「お金のIQ」が高い。また、子どもにその知恵をきちんと受け継がせるため、親がお金持ちだと子どももお金持ちになれる可能性が高いという。いずれの道をたどるにしても、親から「お金のIQ」について教えられていない我々は、まず次の4つの原則を学ぶ必要がある。順に紹介していこう。

 1:たくさん稼ぐ

 当たり前のことではあるが、お金持ちになるためには、稼がなければ話がはじまらない。こう聞くと、ほとんどの人が手っ取り早くお金が儲かりそうなことを仕事にしようとする。しかし、そのような仕事は競争相手も多く、簡単にはうまくいかない。また、「流行りもの」と同じように、短期間で稼げる仕事はダメになるのも早い。ここが重要なのだが、お金持ちになるためには、「長期間にわたって」成功し続ける必要がある。結局は、できるだけ多くの人に喜ばれるサービスや商品を長く提供し、着実に支持を得ることが「お金持ち」への近道なのだ。

 2:「生き金」を使う

 せっかく稼いだお金をうまく使うことができるかどうかも、富を生み出すための鍵となる。「生き金」という言葉があるが、うまくお金を使えば、一度は自分のところから出ていったとしても、後々仲間を連れて戻ってきてくれるのだ。そのため、何が「生き金」になるのか、「死に金」になるのかをよく見極めることが重要だ。「自分とまわりの人が幸せになること」にお金を使うのが「生き金」である。無自覚にお金を使うのではなく、「これは本当に生き金だろうか?」と自問する習慣をつけよう。

 3:お金を守る

 富を形成していくためには、たくさん稼ぐと同時に手元にお金を残しておく必要がある。堅実な方法でお金を稼いで、うまく使うことができたとしても、守りが甘いと手元に残ったお金はあっという間になくなってしまうため、注意が必要だ。「お金を守る」とは、端的にいえば、自分と他人との境界線をはっきりさせるということだ。といっても、「他人に施しを与えるな」「ケチになれ」という意味ではない。そのお金によって誰かを助け、幸せにすることができるのであれば、どんどん使えばいい。ただし、お金をあげたり、保証人になったりすることが、必ずしも他人を幸せにするケースばかりではないということは、肝に銘じておく必要があるだろう。

 4:投資で増やす

 投資に成功すると、お金自身も働いて新たなお金を稼ぐようになるため、富は加速度的に増えていく。ただし、投資で成功するためには、経済の流れだけでなくさまざまな勉強をする必要がある。また、「攻め」の姿勢でビジネスでは成功してきた人が、投資でも成功するとは限らない。その強気の姿勢があだとなって、せっかく築いてきた富を大きく減らしてしまうこともある。ビジネスか、投資か、どちらを主軸にするのかは、自分の適性を見て決める必要があるだろう。さらに、投資対象や投資のスタイルも、自分に合ったものを探し当てるまでには時間がかかる。あまり準備もせずに、甘い誘いに乗ってリスクの高い投資をするのはご法度だ。

 この4つの原則は、お金との付き合い方の基本とも呼べることなので、プレジデント読者諸氏も「頭ではわかっている」状態ではないだろうか。それなのに原則にのっとった行動ができないのは、まだ「お金のIQ」が低いからだともいえる。「現実を見たくない」などと言ってお金から逃げず、真剣に向き合うこと。これが、IQを高めるための唯一の方法となる。

 本田 健

 作家・お金の専門家。『ユダヤ人大富豪の教え』などの著書シリーズはすべてベストセラーになっている。累計発行部数は600万部を突破。1800万ダウンロードを突破した無料インターネットラジオ「Dear Ken」も好評。

 (大高志帆=構成 宇佐見利明=撮影)(PRESIDENT Online)



「1000万円つくれる人」は「1億円もつくれる人」(all about 北川 邦弘(マネーガイド)2018/10/06)

2018年10月07日 | ネット・ニュースなど

「1000万円つくれる人」は「1億円もつくれる人」(all about 北川 邦弘(マネーガイド)2018/10/06)~私には、参考にはならないね。64歳だから。

資産1000万円つくれるのは40歳代

日本人の平均貯蓄額を調べると、1000万円の資産をつくれるのは40歳代の人だそうです。しかし、同じ40歳代といっても、40歳で1000万円できた人と、49歳で1000万円できた人とでは、ずいぶんと異なります。

 

 

40歳で1000万円つくれた人の場合

40歳にときに1000万円あると、リタイアまでのあと25年で、その1000万円を6000万円にまで増やすことも可能です(複利の7.2%で試算)。もし、その25年間にリタイア後のために、毎月5万円のつみたて投資ができたのなら、6000万円ではなくて、1億円になっていてもおかしくはありません。

 

そのくらい、長期の複利運用というのは、可能性を広げてくれるものです。

 

49歳で1000万円つくれた人の場合

一方で、49歳になって1000万円に到達した人は、同じことやっても、65歳で手にできるのは6000万円ではなくて、3100万円に過ぎません。前者の約半分です。ましてや、65歳までに1億円つくるには、毎月20万円のつみたて投資が必要です。到達年齢が9年違うだけで、実に4倍の負担増となるのです。ですから、だれでも「1000万円作れたから1億円も可能」というワケではありません。1000万円から1億円に飛躍できる人には、実はあるストロングポイントがあります。

 

それは3つのPです。

 

1億円つくれる人の3つのPとは

プラン(Plan)

お金を着実に増やせる人は、プランを持っています。「いまの資産を、何年後にいくらに増やす。そのための必要収益率は何%である」といったシンプルな数字の計画を持っています。それがないと、人は増やせるだけ増やしたいとどん欲になったり、一度は増やせてもそれを失う恐怖にかられたり、ばくぜんとした不安でお金を動かせなかったりします。

 

意思が強かったり、頭脳が明晰であったりする必要はないのです。ただ、うまくいくプランを信じていることが重要です。

プロセス(Process)

お金を増やしていく安定感を持っている人は、失敗しないプロセスを持っています。プロセスとは、<目標の設定→計画の作成→情報の収集→慎重な行動→実績の検証→計画の見直し>という投資の行程です。それを意識して繰り返すことができるので、良い結果も繰り返されます。プロセスを持たずに商品探し、銘柄捜しに明け暮れる人は、たまたま儲けることができても、それを繰り返すことができません、法則性がないから再現性もありません。

ポリシー(Policy)

ポリシーとは、投資の方針です。たとえば、現物資産にしか投資しない、短期で売買をしない、独りよがりの集中投資をしない、確率が分からないことをしないなどの、自分の行動規範です。自分のポリシーを持っている人は、つまらない儲け話に乗ることもないし、一見美味しそうな詐欺話にかもられることもありません。ポリシーのない人は、リターンの大きさにつられて、リスクの高い投機にはまってしまいます。

どんなプラン、プロセス、ポリシーを持ったらいいか、それこそ専門家に聞いて学んでください。儲けさせてくれる銘柄を追いかけても報われません。


トヨタが世界で243万台リコール、HVシステム制御プログラム不適切 (REUTERS 2018/10/05)~

2018年10月07日 | ネット・ニュースなど

トヨタが世界で243万台リコール、HVシステム制御プログラム不適切 (REUTERS 2018/10/05)~また、リコール。

[東京 5日 ロイター] - トヨタ自動車(7203.T)は5日、国内外で「プリウス」などのハイブリッド車約243万台のリコール(回収・無料修理)を実施すると明らかにした。ハイブリッド(HV)システムで異常判定時の制御プログラムが不適切なため。最悪の場合、警告灯が点灯し、HVシステムが停止して走行できなくなるおそれがあるという。 

リコール対象は2008年10月から14年11月に製造したハイブリッド車両。14年2月と15年7月に届け出たリコールの改善措置に一部不備があったことが判明したため、両リコール対象車両について再度改善措置を行う。