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2018年8月から、介護保険の「利用者負担割合」が最大3割に! 自己負担額はどうやって決まるのかを詳しく解説します。(マネーの達人 佐々木 政子 2018/10/29)

2019年02月27日 | ネット・ニュースなど
2018年8月から、介護保険の「利用者負担割合」が最大3割に! 自己負担額はどうやって決まるのかを詳しく解説します。(マネーの達人 佐々木政子 2018/10/29)~3割負担の人は、前年の合計所得金額(本人)463万円以上。
2割負担の人は、前年の合計所得金額(本人)346万円以上。
1割負担の人は、3割、2割負担以外の人と生活保護受給者。
私、454万円でアウト。
2割負担に該当する。 
 
介護保険制度による介護保険料は、40歳以上の人が支払っていますが、ほとんどの方は毎月年金や健康保険料から天引きされています。
 
そのため、
「介護サービスは、ただで利用できるの?」
と思っている人も多くいらっしゃいます。
しかし、実際に介護サービスを利用した場合には、
毎月の介護保険料とは別に、利用した分だけお金がかかります。
目次 [非表示]
いくらかかるの?
介護負担割合について
3割負担の人
2割負担の人
1割負担の人
生活保護受給者
その他の収入がある方は…
まとめ
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「アルツハイマー型認知症」も介護保険を利用できる? 「介護負担軽減」のために、まずは早めに専門の窓口へ
「介護保険なんていらない」という親に、介護認定を受けさせる3つの方法
「介護できる人がいない」に備えるショートステイサービス 利用方法や注意点を解説
いくらかかるの?
 
サービスを利用する10割の料金に対して、1割~3割を利用者が負担することが決められています。
利用者が負担する割合は
・40歳から64歳までの対象者は1割
・65歳以上の対象者は1割
・65歳以上の対象者の中で、所得の多い人は2割
・65歳以上の対象者の中で、とっても所得の多い人は3割
となってます。

以前は、皆さん所得に関係なく一律に1割負担という時代もありました。
介護保険制度が始まってからずっと利用している人にとっては、負担率があがっていくのは、納得いくようないかないような…というお気持ちの方も少なくないようです。
情勢も厳しい世の中、所得に応じて負担率が違うのは仕方がないことではありますが、
どんな人が1割なのか、3割なのか?
知って納得して利用できるように、わかりやすくまとめてみました。
【人生100年時代シリーズ】(第2回) 介護費用の備え方、備えることにより防げる「争族」

介護負担割合について
2015年7月まで、介護保険サービスは一律1割負担でしたが、2015年8月に2割負担を導入しました。
その後、2018年8月の介護保険改正で、自己負担割合:1割、2割、3割と前年度の所得金額によって、翌年度の負担割合が決定することになりました。(8月~翌年7月まで)
 
3割負担の人
前年の合計所得金額(本人)
220万円以上 年金収入+その他所得=340万円以上(単身世帯)
年金収入+その他所得=463万円以上(夫婦世帯)
年金収入のみ    =344万円以上(単身世帯)
2割負担の人
前年の合計所得金額(本人)
160万円以上 年金収入+その他所得=280万円以上(単身世帯)
年金収入+その他所得=346万円以上(夫婦世帯)
年金収入のみ    =280万円以上(単身世帯)
1割負担の人
3割、2割負担以外の人
生活保護受給者
介護保険費用については、介護費として対応してくれるため費用はかかりません。
しかし、通所介護や通所リハビリ等では、日用品費や昼食、おやつ代などの実費は自己負担となりますので注意が必要です。
その他の収入がある方は…
前年度に土地建物の譲渡所得が多くある場合に、次の年はおおむね2割か3割負担割合になることが多いです。
2割負担や3割負担になってしまうと、介護費用を抑えようという思いから、必要な介護保険サービスを利用せず、身体的にも精神的にも悪化させてしまう可能性もあります。
しかし期間限定であって、次の年には前年度の所得が適応となりますので、所得によっては、1割2割の負担額に戻ることが多いです。

負担額が2割、3割になっても介護サービスを控えなくて済むよう、ケアマネージャ―と相談しながら、あまり負担がかからず、それでいて必要な介護サービスが利用できるようプランを見直してもらいましょう。

「介護保険施設」に入所した場合の「トータル費用」について 平均的な利用期間と必要な費用を、実際に計算してみました。

まとめ
介護保険も医療保険と同様、所得に応じて、介護保険サービスの利用料負担の割合が人それぞれ違っています。
一生懸命働き、たくさん年金をもらっている人であれば、2割負担もしくは3割負担になる可能性が大いにあるでしょう。

2015年7月まで1,000円で利用できていたものが、2018年8月からは3,000円になっている人もいるかもしれません。

介護保険サービスは皆で支える保険です。
今後も永遠に介護保険が破たんすることなく、皆が平等に必要なサービスを受けることができるためにも必要な改正であると受け止めるしかないようです。

もしかしたら今後、負担割合がもっとあがる可能性もあるかもしれません。
自立した日常生活が営めるよう、本当に必要なサービスを利用し、不必要なサービスの利用を定期的に見直していくことも必要です。

所得が多いことで負担割合の負担も大きくなってしまいますが、ご本人に合った介護保険サービスをしっかりと受けて、安心した暮らしを手に入れましょう。(執筆者:佐々木 政子)

2019/02/26 1100万円 利息329円

2019年02月26日 | メモ

2019/02/26 1100万円 利息329円

日本人の平均寿命は女性が87.26歳、男性が81.09歳。
私の場合は、残り16年。
配偶者の場合は、残り22年。
預貯金が2200万円か、或いは4400万円が必要。
インフレなら、6600万円必要。
ハイパー・インフレなら、8800万円必要。

私の死後、平均6年生きる。
1100万円を全て渡すとして、何年生活可能?
 

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2019年02月26日 | メモ

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若者も食いつく「サウナ」ブーム! “正しい楽しみ方”専門家が伝授 (AERA 2019/02/25)

2019年02月26日 | ネット・ニュースなど

若者も食いつく「サウナ」ブーム! “正しい楽しみ方”専門家が伝授 (AERA 2019/02/25)

 思い切り汗をかいて水風呂に入る爽快感。心も体もリフレッシュできるサウナがいまブームだ。中高年だけでなく若者や女性にもファンが広がり、「サウナー」と呼ばれる人たちが登場するほど。今回は専門家に“10倍楽しむ方法”を聞いた。高まるサウナ熱をあなたも実感しよう。

*  *  *

「ここ数年はサウナブーム。昨年は日本初のサウナアイテム専門店がオープンするなど、人気は高まっています。『サウナ・スパ健康アドバイザー』の資格受講者は2500人を超えました」

 こう話すのは日本サウナ・スパ協会理事で事務局長の若林幹夫さん。アドバイザーの資格は協会が2014年に新たにつくった。サウナやスパの正しい知識を身につけ、健康増進につなげるものだ。施設の従業員はもちろん、一般の施設利用者でも取ろうとする人がいる。若い女性の関心も高く、かつての「おじさんが行くところ」といったイメージは大きく変わった。

「最近では若い世代を中心にテントサウナもはやっています。機材を川辺などに運んで、野外でみんなで入る。温浴施設を利用するときも、おしゃれなサウナハットを持参する人もいます」(若林さん)

 おじさんの、おじさんによる、おじさんのためのサウナではもはやないのだ。

 施設もサービス向上に力を入れる。熱した石に水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」や、スタッフがタオルを振り回して熱風を広める「アウフグース」などが相次いで導入された。体にすり込むための塩を置いたり、蒸気で薬草の香りを充満させたりする施設もある。個人のこだわりに応じて楽しめるようになってきているのだ。

 施設によっては24時間営業で、食事や仮眠をとることができる。漫画やネットを追加料金なしで利用でき、長時間過ごせるようになっている。男性専用店がまだ多いが、都市部では女性専用フロアを備えたところが増えてきた。アメニティーやリラクセーションに力を入れた女性専用店も登場している。あなたの街にも、「サウナー」たちが集う場所があるはずだ。

“達人”はどのように利用しているのか。日本サウナ・スパ協会から「サウナ大使」に任命された、“マンガ家”のタナカカツキさんに教えてもらった。サウナ中毒になってしまった体験を基に、『マンガ サ道 マンガで読むサウナ道』という作品も描いている。

 取材場所はタナカさん行きつけの「スカイスパYOKOHAMA」(横浜市)。一日の大半はサウナ施設で過ごし、アイデアも考える。サウナにハマるまでは仕事場のパソコンの前に座りっぱなしで、「血行に悪い生活だった」。サウナで全身の血流が良くなり、水風呂に入ることですっきりするという。

「『サウナ→水風呂→休憩』を何回か繰り返します。水風呂を出てぬれた体を拭いているうちに、火照りが抑えられ気持ちよくなる。それから浴場内のいすにゆっくり座ったり、横たわったりするのです」

 呼吸を整え、何もかも忘れて無になる。時間にしてわずか数分でも、心が整理整頓され「整った」感覚が味わえるという。

「私がサウナに行くのは、『冷えた水』を求めるからです。施設の水風呂は冷却装置があるので16~17度ぐらい。一般家庭でそんな低い温度の水風呂はできません」

 サウナに入った後に、冷たい水でクールダウンするのは本場でも同じ。北欧のフィンランドは、人口約550万人に対し200万~300万ものサウナがあるという。神聖な場所として認識され、かつてはサウナ室で出産や死後の遺体を清めることが行われていた。

 父親もサウナ室で生まれたというフィンランド大使館のマルクス・コッコ参事官はこう話す。

「われわれにとってサウナは生活の一部です。友人らを招き『サウナの夕べ』をやることもあります。室内ではみんな裸で社会的地位は関係ない。平等に話せる交流の場でもあるんです」

 日本では一般的に室内が明るく温度も100度近いのに対し、フィンランドでは薄明かりで温度は88度ぐらい。じっくり入った後に水で冷やすが、そばに湖がある場合はそのまま飛び込む。雪の上で寝転んで冷やすこともあるという。

「熱いところから冷たいところに移るのは体に負担になりますが、フィンランドの人たちは入り方をちゃんと知っています。早歩きできる人なら、湖に飛び込んでも大丈夫だと考えられています」

 今年は日本とフィンランドの外交関係樹立100周年。フィンランド政府観光局は昨秋から、日本人旅行者向けに「ビジット・フィンランド・サウナキャンペーン」を実施している。サウナを通してフィンランドの生活や文化への理解を深めるもので、日本のサウナブームを後押ししている。

 そんなサウナの体への効果も考えてみよう。日本サウナ・スパ協会によると、

「高温のサウナに入ると、血流が増し脈が速くなる・血圧が上がるなど身体の各器官に機能亢進(こうしん)が起こり、その結果、新陳代謝が活発になり、乳酸などの疲労物質が汗と共に体外に排出されます。循環器系の働きが高まるにつれて、肝機能や自律神経系、副腎の働き、神経ホルモンなども関連し合い、熱気に対応する態勢をつくるのです」

 デトックス効果については、汗の大半は水と塩分なので期待薄だ。サウナに入る前後で体重が減っていても、それは水分が出ただけ。爽快感はあっても、ダイエットに有効とは言えない。

 とはいえ、サウナの効用は再評価されている。心臓病の治療に活用されるなど、改めて注目されているのだ。

 元鹿児島大学教授で和温療法研究所(東京都千代田区)の鄭忠和所長は、サウナを用いた治療に長年取り組む。室内を均等の60度に設定した遠赤外線乾式サウナ治療室で全身を15分間温め、出浴後は30分間保温し、最後に発汗した水分を補給するものだ。60度で全身を温めることで交感神経をあまり緊張させずに副交感神経を亢進させる。

 この和温療法は慢性心不全について有効だと、日本循環器学会のガイドラインでも認められた。12年には慢性心不全に対する「高度先進医療B」として承認された。

「和温療法を行うと、心拍出量が増加し、全身の血液循環が改善する。心不全や閉塞性動脈硬化症、慢性疲労症候群などの治療として行っていて、いい効果が出ています」(鄭さん)

 サウナを10倍楽しむためには、健康上の注意点もある。熱くて耐えられないのに無理をしたり、風邪気味で体調が悪いのに入ったりしないことだ。

 こうした誤った入り方は少なくないと指摘するのが、総合内科専門医で秋津医院(東京都品川区)の秋津壽男院長。

「サウナは自分より長く入っている人がいるからといって、我慢して入り続けるものではありません。長時間入れば、何キロも走るのと同じくらいの負担がかかります」

 サウナの醍醐味(だいごみ)である水風呂も、体に負担がかかることを覚えておこう。いったん上昇した心拍数が急激に低下し、危険な状態に陥る恐れもあるという。

「どんな人でも、今日は体が変だなという日があると思います。そう気づいたときに、『勇気ある撤退』ができるかどうかが大切です。その判断ができる人は何をやっても大丈夫です」

 前出の鄭さんも、温度と体調に注意が必要だと訴える。

「サウナは同じ室内でも、場所によって温度が大きく異なります。一般のサウナではベンチの下段は70度ぐらいですが、中段は80度、上段は90度以上になります。自分に合った温度のところに座りましょう。体調が優れないときは控えることが望ましい。出てからゆっくり休むことも大事です」

 無理をし続けると、心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞など重大な病気につながる恐れがある。昨年亡くなった歌手の西城秀樹さんが、03年にサウナ入浴後に脳梗塞を発症したケースもあった。高血圧などの持病がある人は、特に注意しよう。

 ほかにも酒を飲んでから入るのは良くない。アルコールを分解するには水が必要なのに、利尿作用もあるため脱水症状になりやすい。そんな状態で汗を大量にかけば、脱水症状が進んで血液が濃くなり、血栓ができやすくなる。通常でも入る前と後は、十分に水分をとるようにしよう。

 施設には体を休めるところや水を飲めるところが必ずある。休息や水分補給などのポイントを押さえつつ、自分流の楽しみ方を追求していけばいい。

 ここまで説明してきた楽しみ方を「10カ条」として下記にまとめたので、参考にしてほしい。どれも基本的なことだが、こうしたことを守れば安全だ。

 まだまだ寒い季節。身も心もいやしてくれる「熱き楽園」に、あなたも入りましょう。(本誌・大崎百紀)

■サウナを楽しむ10カ条

○食後すぐや、飲酒しての利用は避ける

○体調が優れないときは入らない

○入る前後はたっぷり水分補給

○時間は1回あたり8~12分程度

○水風呂と交互に3回ぐらい繰り返す

○サウナ室内では深い呼吸でリラックス

○「ロウリュ」や「アウフグース」も利用

○我慢比べはしない。高血圧の人は要注意

○終わりにシャワーか水風呂で熱を冷ます

○いすなどでゆっくり休む時間をとろう

(取材をもとに編集部作成)

※週刊朝日  2019年3月1日号


都会か地方か いまの選択と価値観が、老後を決める (Yahoo!ニュース・AERA編集部 2015/12/28)~AERAは朝日新聞系列。 ねつ造報道、虚偽報道、やらせ報道の朝日新聞。

2019年02月24日 | ネット・ニュースなど
都会か地方か いまの選択と価値観が、老後を決める (Yahoo!ニュース・AERA編集部 2015/12/28)AERAは朝日新聞系列。
ねつ造報道、虚偽報道、やらせ報道の朝日新聞。
極端な例を抽出しているね。
貧困ビジネス系、つい読んでしまう。
話半分というより… 
8割引きして読まないとならない。 
朝日新聞系は、信用度なし。


こんな生活はもう嫌だ、と地方に移る。
便利な都会で生き残ろう、と決意する。
誰にとっても先が見えないこの時代、老後を少しでも豊かにするために私たちはどうすればよいのか。
『下流老人』の藤田孝典さん、地方移住したブロガーのイケダハヤトさん、経済エッセイストの井戸美枝さんに聞いた。
(Yahoo!ニュース・AERA編集部)
 
貧困率4割の時代 「受援力」で生き抜く

2015年の新語・流行語大賞にノミネートされた「下流老人」。私の定義は「生活保護基準相当で暮らす高齢者、その恐れがある高齢者」です。

NPOで生活困窮者の支援に取り組んでいると、相談に来る人のほとんどが「働けなくなるとは思わなかった」「こんなに年金が低いとは」「病気をするとは思わなかった」と言い、社会の大きな変化に戸惑っています。予想しろというほうが酷なんです。
 
高齢化は急速に進んでいます。統計上の所得の中央値の半分に満たない額で暮らす「相対的貧困」は国内の全高齢者のうち22%。700万人に達しています。

一人暮らしの高齢者に絞ると、男性の38%、女性は52%が相対的貧困に陥っています。預貯金や年金が減り、政府の貧困対策が進まない現状が続けば、将来的には1000万人規模に膨れ上がると予想されます。

現在は労働者の4割が非正規雇用です。夫の年金で暮らしていける専業主婦を除き、多くの人たちは将来、無年金か低年金の「下流老人」になるでしょう。

さらに、病気やリストラなどの突発的なリスクによって中間層から下流へ転落する人も。今の30~40代が老後を迎えるときには、少なくとも相対的貧困は40%にのぼるはずです。現役世代も他人事ではいられないのです。

特に都会では「住宅費の高さ」が最大のリスクになります。電車やバスなどのインフラが整備された都会は、本来は高齢になるほど住みやすい場所のはずですが、世界の都市の中でも東京の家賃は高額です。

しかも日本は公営住宅が少なく、生活困窮者でも公営住宅に住めないという異常な状態。いったん転落すると家を失い、再就職するのも生活の立て直しも至難の業という悪循環に陥ってしまいます。

最善の方法は「下流予防」です。まず個人でできるのは、老後の生活を年金だけに頼らないこと。予想される年金額を調べ、少なければ貯蓄をし、なるべく早く暮らしをダウンサイジングしておく。病気や介護も想定されます。

老後は予想以上に資金が必要だと考えて、現役時代の半分の収入で生活できるように準備しておいたほうがいい。家族や友人、地域やNPOとつながりを持ち、困ったときに相談したり助けてもらったりできるよう「受援力」を高めておくことも必要です。
 
ふじた・たかのり/1982年生まれ。特定非営利活動法人ほっとプラス代表理事。ソーシャルワーカーとして現場で活動する。著書に『下流老人』

生活コスト半減 地方移住は下見がカギ

イケダハヤトさん(プロブロガー)
2014年に東京から高知県に移住しました。僕のブログには「田舎暮らしをなめんな」という親切なおじさまからの書き込みが多いですが、今の田舎は昔とは全く違います。地域活性化に期待して“移住者ウェルカムモード”全開です。僕の娘なんて地域のアイドルですよ。
 
ただ、引っ越す前には入念な下見を。「のんびりしたい定年退職後の夫婦」VS「地域活性化に貢献してほしい地元の人」という構図はありがちです。

会社選びと一緒で、自分に合った場所を選ぶことが大事です。移住促進のイベントに参加して、その地域の“人”を知ってから移住すれば、失敗は少ないはず。

いきなり田舎暮らしをするのではなく、まずは地方都市で様子を見る「ニ段階移住」をおすすめします。

僕は今、山里の小さな集落に住んでいますが、はじめは高知市内で1年間暮らすことで、海沿い、山あい、集落によって文化が違うということが理解できました。
 
仕事の価値観も都会とは変えたほうがいいですね。地方都市はフルタイム正社員でも手取りが月額10万円を切ることも多いのが現実です。

一つの雇用先に勤めるサラリーマンではなく、小さな仕事を自分で集めてください。例えば、農業で5万円、林業で3万円、飲食業で3万円、というイメージ。でも、そんな地方だからこそ起業のチャンスがたくさんあります。

少子高齢化、過疎化、雇用、空き家、医療など社会問題がすごく身近にあって、課題を解決しようとすることがビジネスにつながるんです。

“都落ち”はもはや死語。僕の場合、東京に住んでいた頃と比べて生活コストは半減、年商は3倍の2000万円になりました。“地方”というコンテンツが新たに加わったことで、仕事もブログ読者の幅も広がったからです。

東京より田舎のほうが創造性が高まるのに、大半の人がそれに気づいていません。娘と過ごす時間も増えて、家族関係もよくなって、ホント最高ですよ。

特色のある教育をしている地方の公立小中学校もありますし、親のために家を建てて介護移住もいいでしょう。

ダウンサイジングをして浮いた時間とお金で何をやるか? 野望は膨らむばかりです(笑)。年収1000万円でタワマンをローンで買って……そんな小さな夢でいいんですか? まだ東京で消耗してるの?
 
いけだ・はやと/1986年生まれ。東京でソーシャルメディアコンサル事業を立ち上げた後、フリーライターに転向。2014年6月から高知県に移住し、ブログで地域情報を発信している。著書に『年収150万円で僕らは自由に生きていく』など

中流より上の安心感 備えなき老後は危険

井戸美枝さん(経済エッセイスト)
さまざまな家庭のライフプランニング相談を受ける中で、中流から上流のアッパー層こそ「マネーリテラシー」が低い人が多いと感じます。今の「ステイタス」があれば老後も安泰だという妙な安心感があるからです。ですが、将来の貧困リスクは、アッパー層にももちろんあります。
 
【リスク①共働き】実は、共働きで財布を分けている家庭ほど貯蓄できていません。住宅ローンや保険料などの固定費は分担していても、食費・交際費などのいわゆる変動費は各自が自由に使っているからです。

でも、老後もそれを続けられますか? 隠れ借金・ギャンブルによる浪費などトラブルに発展することもあるので、まずは家計を把握して、貯蓄目標を決めましょう。

【リスク②子どもの教育投資】年収や子どもの年齢でも異なりますが、支出内訳の目安は、住宅ローン25%、生命保険10%、生活費(食費・光熱水費・通信費・雑費など)35%、貯蓄20%です。

原則として教育投資は10%に抑えること。少なくとも高校まではこのスタンスを守らないと、貯蓄を削って教育投資をすることで老後資金を貯められず、将来、子どもが親を養うために貧困に陥るという本末転倒な結果となってしまいます。

【リスク③マイホーム・介護】自宅を購入するときにまず考えるべきは、自分や配偶者に介護が必要になったら、そこを終の住処にできるか?ということです。

環境は良くても車の運転が必要な郊外の一戸建てか、交通アクセスの良い都心のタワーマンションか。誰にどのような介護をしてもらいたいかを想定して検討しましょう。

都会のメリットは、お金さえあればサービスが充実した介護施設を選べることですが、看取りまでしてもらえる有料老人ホームに入りたいなら、3000万〜4000万円は用意しておかなければいけません。

いったん上げた生活レベルを老後に落とすのは難しいと肝に銘じておきましょう。

定年や年金受給開始年齢が引き上げられているように、時代は大きく変わっています。職場の先輩が老後をエンジョイしているのを見て安心したり、裕福な家庭に育って養われた金銭感覚をそのまま受け継いでいたりする人は要注意です。今の年収やキャリアに安心せず、ライフプランニングを見つめ直してください。
 
いど・みえ/社会保険労務士、ファイナンシャル・プランナー、キャリアカウンセラー。関西と東京を拠点に、個人の相談から企業のマネープラン講習まで幅広く活動。『知ってトクする! 年金の疑問71』など著書多数

コストかけすぎるアッパー層 無自覚な「転落予備軍」 (Yahoo!ニュース編集部/AERA編集部 2015/12/22)~AERAは朝日新聞系列。ねつ造報道、虚偽報道、やらせ報道の朝日新聞。

2019年02月24日 | ネット・ニュースなど

コストかけすぎるアッパー層 無自覚な「転落予備軍」 (Yahoo!ニュース編集部/AERA編集部 2015/12/22)~AERAは朝日新聞系列。 

ねつ造報道、虚偽報道、やらせ報道の朝日新聞。
極端な例を抽出しているね。
貧困ビジネス系、つい読んでしまう。
話半分というより… 
8割引きして読まないとならない。 
朝日新聞系は、信用度なし。


高級住宅街に暮らす理想的な家族、SNSが華やかな交流で彩られた意識高い系の若者…。
都会で高い生活レベルを保つ彼らにも、リスクがある。
大都市に潜む「無自覚な転落予備軍」の実態に迫る。
(Yahoo!ニュース編集部/AERA編集部)

教育はコスパ度外視
 
5週間で250万円。仲の良いママ友が、息子をヨーロッパに英語留学させたときのコストだ。そんな話を聞き、東京で2人の子どもを育てる女性(44)は、心の中で我が子に向かって頭を下げた。「私はまだまだお金のかけ方が足りない。ごめんね」

女性はフリーの翻訳家、夫(47)は官僚。夫婦が今、最も力を注いでいるのが、中学1年の長女と小学4年の長男の「教育」だ。長女は地元の公立小学校から私立の中高一貫校に進学した。
 
中学受験に備えて小4から大手塾に、6年生になると苦手な国語はさらに専門の塾にも通わせた。無事に合格した今、笑顔で通学する長女を見て、親としての決断は間違っていなかったと確信する。

優れた教師や、海外経験など多様な背景をもつ子どもたちと過ごす時間は、娘の人生で貴重な財産になるだろう。当然、息子も中学からは私立に通わせるつもりだ。

他にも、グローバル化に対応するための英語塾や、感性を磨くための習い事も必須だ。長女はダンスとギター、長男はサッカーとそろばんを学ぶ。

夫婦の1カ月の収入計約50万円に対し、教育費は約12万円。決して安い出費ではない。
実際、貯金はほとんどできていないという。しかし女性は言い切る。
「子どもの教育には投資しても罪悪感がない。コスパなんて考えません」

おしゃれエリアという十字架
 
夫婦は3年前、東京都渋谷区の高級住宅街に念願のマイホームを建てた。世帯年収約1000万円の自分たちとは“ケタ違い”のアッパー層が暮らすエリアでは、料理、ヨガ、ピラティスなどのサロンが定期的に開催される。

先日誘われて参加したフラワーアレンジメントのクラスは、1回8000円だ。花束たった一つで?とも思うが、近所付き合いを考えると断れない。

まるで女性誌から抜け出てきたようなママ友たちの中で浮かないよう、スーパーに行くファッションにさえ気を使う。郊外の公務員官舎にいた頃に比べ、洋服やコスメ代もかさむようになった。
 
今後、大幅な収入増は見込めない。息子が私立に進学すれば家計はもっと苦しくなるだろう。そのとき今の生活レベルを落とせるだろうか。老後が心配になることもあるが、子どもたちの笑顔を見ると忘れてしまう。

年収1500万円でも転落リスク

都会は貧困を隠す記号に囲まれている。ある外資系生命保険会社の営業担当者は、高収入層の“安心感”が危険だという。

年収1500万円ほどのアッパー層が、高額な住宅ローンを組み、子どもの教育にお金を投資し過ぎて、老後資金が全く貯蓄できずにいる例を数多く見てきた。「普通の老後」が難しくなっているのだ。

「年の近い子どもを産んだために進学時期が重なり、高額の教育ローンを組まざるを得なかった夫婦もいます。また晩婚・晩産化で、子どもの大学進学という最も資金が必要になる時期が、夫婦の収入が下がる50代となり、住宅ローンの返済と重なって苦しむことも。

自分たちの老後資金をためるべき時期にためられない一方で、子どもは後々、奨学金の返済に苦しむのです」

年収で貧困リスクを判断できる時代は終わった。必要なのは、どんな人生を歩みたいかという、綿密なライフプランニングなのだが……。

「意識高い系」でも年収右肩下がり
 
「キャリアアップ」「生涯年収アップ」を目指し、転職を繰り返す若者たちがいる。

スタバで自分好みにカスタマイズしたコーヒーをオーダーし、ゆっくりとMacBook Airを開く。留学情報のwebサービスを運営する男性(32)は、過去、成長の可能性を求めて、ベンチャー企業を転々とした。いずれも正社員。退職希望を告げると、年収700万円を提示され引き留められた。
 
昨年、安定した生活を捨て、学生時代からの夢だった留学に関わる仕事をするため起業に踏み切った。しかし1カ月の売り上げは10万~20万円と赤字が続いている。給料は月8万円の役員報酬のみだが、未来を語る口調は明るい。

「仕事? 趣味の延長ですね。人生オールインでコミットしていますから。それに、会社のバリューを高めれば必ず助けてくれる人が出てくるはず。目先の小さな利益を追わず、クオリティーを追求していきます」

自分をアップデートするために

大手電機メーカーのエンジニアだった男性(34)は4年前、映像制作会社のディレクターに転職した。年収約450万円。前職から30万円ほど下がったうえに、契約社員のため社会保障もなくなった。

自分を救うのは人脈だと信じて、ブランドのスーツをまとい、2日で数十万円するビジネスセミナーに参加する。

家に帰ると、会の様子や自分が学んだこと、将来のビジョンをFacebookにアップし、業界仲間と情報をシェア。

開放的なリビングが決め手になったという東京都新宿区のマンションは家賃15万円。毎月の支払いは苦しいが、SNSに写真をアップしたときの見栄えの良さは抜群だ。
 
「倍倍ゲームに賭けて、収入を先行投資している状態です。情報も人との出会いもアップデートできるのは都会だけなので、貯金が底をついても離れるつもりはありません」
しかし、前出の男性(32)とこの男性の表情が一瞬くもったのが、長年、交際している彼女の話題になったときだ。結婚も考えているが、相手の両親が認めてくれないという。

夢物語にご用心

経済エッセイストの井戸美枝さんは、収入に直結しない“自己投資”に警鐘を鳴らす。
「英語留学したり、50代から大学院に通ったり、退職金で投資をはじめたり、キャリアアップを目指して新しいチャレンジをする人は多いですが、ほとんどの場合、老後資金を減らしただけの“夢物語”で終わるのが現実です。そういう人に限って、収支や年金額すら把握していません。ある程度収入がある人たちは、老後に不安はあっても何もしない、もしくは不安を解消するために間違ったお金の使い方をしてしまうことが多いと感じています」


「普通」が遠い 貧困リスクはそこにある (Yahoo!ニュース/AERA編集部 2015/12/16)~AERAは朝日新聞系列。 ねつ造報道、虚偽報道、やらせ報道の朝日新聞。

2019年02月24日 | ネット・ニュースなど

「普通」が遠い 貧困リスクはそこにある (Yahoo!ニュース/AERA編集部 2015/12/16)~AERAは朝日新聞系列。

ねつ造報道、虚偽報道、やらせ報道の朝日新聞。

極端な例を抽出しているね。

貧困ビジネス系、つい読んでしまう。

話半分というより…

8割引きして読まないとならない。

朝日新聞系は、信用度なし。

 

風俗をセーフティーネットに生きる女性は、特別な存在ではなくなりつつある。高騰する学費をまかなうために風俗を選ぶ都会の女子大生も、後を絶たない。
ほかにも病気やリストラ、離婚、自立の難しい子ども……。性別、年齢にかかわらず、都会の貧困リスクはすぐそこにあるのだ。
(ノンフィクションライター 中村淳彦/Yahoo!ニュース・AERA編集部)

父のリストラで学費なし
「風俗という仕事があって、本当に良かった……」
山田史織さん(仮名、22)は、微笑みながらそう語る。都内の有名私立大学4年生。育ちの良さそうな清楚な風貌で、いくつか志望企業に内定をもらっている。

大学の授業料を払い、普通の学生生活を送ることができたのは風俗のおかげだった。

中学2年生のとき、父親(53)はリストラされた。製造業にも派遣を認める派遣法改正の影響だった。何年就職活動しても正社員になることはかなわず、非正規職を転々とした。
 
やがてアルコール依存になり、生活費を入れなくなった父親に代わり、看護師資格を持つ母親(50)が時給のパートで生活を支えた。収入はせいぜい月15万~18万円。娘を私立大学に通わせるお金は家庭になかった。

高校は進学校で、大学進学は当たり前の環境だった。祖父母が援助してくれたのは入学金までで、授業料は奨学金とアルバイトで何とかする計画だった。

学費と留学費のため風俗嬢に
日本学生支援機構から毎月10万円借りた。“奨学金”と名付けられているが、返済義務のある有利子の借金は4年間で480万円にもなる。

入学してすぐに自宅近くの飲食店で働き始めたが、アルバイトは時給900円。授業を優先すると1日3~4時間しか働けず、せいぜい月3万円にしかならない。授業料は年間100万円強。途方にくれた。

「大学2年生になる直前の春休みに、学校の掲示板にあった私費留学のポスターを見た。30万円が必要だったけど、どうしても行きたくて、もう風俗店で働くしかないって瞬間的に思いました。心からお金が欲しいと思った」

その日のうちに渋谷のデリバリーヘルスに応募して、採用された。翌日出勤して3人の見ず知らずの中年男性の相手をして、店長から3万6000円のお金を日払いでもらった。

「こんなにお金がもらえるの、って驚きました。1カ月くらいで最初の目的だった30万円は超えた。でも、全然風俗を辞める気が起こらなくて、まだ続けています。奨学金の返済があるから就職しても辞めません」
 
山田さんのように経済的に追い詰められて風俗を始める「女子大生風俗嬢」は、特に都内の有名私立大学で増えている。

なぜなら、40年前と比べて、国立大学の学費は15倍、私立大学でも4倍以上に跳ね上がっているからだ。一方で大卒男子の初任給は2倍強にしかなっておらず、物価上昇を考えても大学で学ぶためのコストは急騰している。さらに、景気の悪化で世帯収入は全国的に下落。首都圏の大学に通う新入生では、仕送りの額が1994年の12万4900円をピークに減少。2013年には過去最低の8万8500円となり、3割も減っている。

大学進学率が5割を超える時代に、“普通の生活”ができる給料を得ようとすると4年制大学卒業は必須条件。「平成型苦学生」が増えているのだ。

メンタルで休職して生活苦
そうやって苦労して“普通の就職”ができたとしても、一度心身の不調やリストラ、親の介護などで仕事を失えば、生きる術を奪われかねない。特に都会では、生活コストは重くのしかかってくる。30代、40代の働き盛りの世代にとっても「下流化」は人ごとではないのだ。

「都会で老いるコストとリスク 介護・住居・教育がカギ」の記事で、Yahoo!ニュースとAERA編集部が事前に行ったアンケートでは、こんな体験談が寄せられた。
都内に住む30代後半の男性は、33歳で不安障害と診断され1年半休職。当時をこう振り返る。

「休職中は健康保険から給料の60%が支払われたが、家賃や光熱費、生活費などのコストは変わらず、生活はとても苦しかった。それで不安が増幅するという悪循環になった」
 
別の30代の男性は、マイホーム購入から半年後、08年のリーマン・ショックでリストラされたという。

「就活しても年齢的に体力がついていかず、正規雇用に就けずに6年がたった。 貯金はゼロ。アルバイトでも労働基準法無視の過剰残業が当たり前の時代、今では無職。働く気力がもうない」

いまパートや派遣などの非正規雇用が4割を占めている。つまり、職場が担ってきた福祉のセーフティーネットからこぼれ落ちる人が増えているのだ。

働けなくなれば生活保護
「働く夫と専業主婦の妻と子ども。そういう家族のモデルケースから外れると、貧困確定です。私が働けなくなれば、母娘2人で生活保護を受けるしかありません」
都内に住むシングルマザーの女性(44)は、そう話す。
 
6人に1人の子どもが貧困状態とされ、深刻化する「子どもの貧困」。放置すれば13年時点で15歳の子どもの生涯所得は合計で2.9兆円減り、税収なども1.1兆円減ると推計されている。生活保護世帯やひとり親世帯の子が陥りやすい貧困だ。
 
この女性は娘(16)の知的障害がわかってから、夫と距離が広がり離婚。夫の社宅を出て、母娘2人で40平米に満たない家賃5万5千円のアパートに暮らす。年収は、女性が三つ掛け持ちする非正規職の給与と、娘の障害者手当やひとり親への児童扶養手当などを合わせて約300万円。

2人暮らしには十分な額だが、貯金はなく、老後の見通しは暗い。現在の試算だと年金は月4万円。あと20年働いても「生活保護確定」だ。せめて、娘だけでも自立してほしい。そのためには高校卒業後の就職にすべてがかかっている。

仕事がある都会から離れられない
「作業所などでの工賃は全国平均で月1万4千円。雇用契約を結ぶ職場に就職できれば月6万~7万円の給料で、娘だけでもグループホームに住んで自立できる可能性がある。今はそれを願うだけです」

働くためには仕事の多い都市部に住むしかない。

それは健常者も障がい者も同じ。高い生活コストを払ってでも、都会からは離れられなくなっている。