切腹の痕に異変が

私の手術は、へそを上下に３倍に広げ、腹腔鏡を挿入し下腹部に開けた１ケの創口からも１本合わせて４～５本の腹腔鏡を使って腸をつまみ出して、患部を中心に35センチ切除し断端を縫合し腸を腹腔に戻す。その前後、腹腔鏡の届く範囲の腹腔内のリンパ腺を２７ケ切除。眺めることのできる範囲の転移の有無を確認しています。術後、へそがひとの３倍の長さになって残りました。

へそが長いのは、釣りに大いに難点があります。年中腹帯をしていますが、磯場では、寒さがへそから入って体が冷えやすくなりました。大物を釣った時には、竿尻がへそに刺さるとたいへんですので竿尻がへそに当たらないように用心しています。腹腔鏡を挿入しやすくなったのが利点でしょう。

今日は、長いへそに異変が起こって病院に行ってきました。へそのゴマというかゴミをテイッシュでつまんで捨てようとしたところ、化膿巣のかさぶただったんでしょう。滅菌ガーゼで拭いていると、血が滲みでるようになって、出血が止まりませんでした。３日続いたので、いつもの医師に診てもらいました。

ワーファリンに替わる新薬のDOACエリキュースでは納豆が食べられるのでは、と試したのが良くなかったようです。出血部位の止血が長引くようになったんでしょうか。いろいろと起こりますね。今日は、思い切って入浴しました。大丈夫のようです。