ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

専門医の更新

2014-02-06 21:22:49 | 釣り
内科学会認定内科医と循環器学会専門医の更新時期が迫ってきましたので、春先は忙しくなります。いい歳になったのだからもう更新しないで放置しては、という方もおりますが、現役で臨床の場にいる以上、知識と技術を日々更新するのは当たり前のことです。教科書で分担執筆したものが有り、こちらも改訂や更新が必要です。

更新の条件は段々ときつくなっています。循環器内科講座が国立で初めて認められた時の構成員17人のうちのひとりでしたので、最初の頃の循環器専門医になりました。当初は、65歳以上になると特例で自然に更新される単位取得免除制度でした。甘い、と批判されて、2009年より5年間に50単位の研修を経た者の更新の是非を審査するという制度に変わりました。

1年に1回の学術総会参加が10単位と教育セッションが5単位ですから単純に3年以上学会に参加しなければ更新できない勘定になります。学会発表をすると単位が加算されますが、その演題の審査も厳しく不合格も出てきますし、合格しても英語で発表し、質疑応答も英語で行うというように進化し、敷居が高くなり、私が手術で入院している間に、2012年より必修単位の「医療安全・医療倫理に関する研修」も設けられました。

学会参加も代理などの虚偽による登録が判明すると専門医の資格は取り消し処分されます。釣魚連盟の大会で審査する魚の出所に不正が見つかった場合には、除名処分されますが、同様に厳しいものです。今日、循環器学会事務局に問い合わせたところ、50単位必要なところ24単位履修済みで、2015年の3月31日までに必修2単位を含めて26単位履修されたい、とのご返事を頂きました。今年3月末が期限と思っておりましたが、来年まで残っておりほっとしております。