このところのBoccoと同様、ピンぼけになってしまいました。
2日ほど前の朝のこと
ふと外を見やると若緑の植物が登場していました。
まるでポンポン・ニョキニョキと音がするような勢い…
よーく見るとスギナです。
さらに目を凝らすと、スギナの間をぬってツクシがのびのびと立っています。
桜見で賑わうこの時季に、ツクシもいよいよ真っ盛りの時を迎えていたのですね。
実はこんなにたくさんのツクシを見るのは初めて…ではないかと思います。
幼い頃には当たり前の風景だったのかもしれませんが
その記憶はまったく残っていません。
だから尚更 “いいもの見~ぃつけた” の感あり…でした。
スギナとツクシがびっしりと生えているのは隣の畑です。
いずれ掘り返されて何か作物の居場所となるのか
さもなくば、雑草として焼かれてしまうのでしょう。
でも、そんな事情はスギナには関係のないこと。
土があって、水があって、暖かくなれば芽を出し、成長するだけなのです。
ツクシはおそらく毎年、この場所で同じ営みを繰り返していたはずです。
ただ、私がそれを見逃していただけのこと…
目にしてはいても、それを認識するまでに至らなかったのです。
いきなり駆け出して季節が一挙に進んだ感のある今年の春…
だからこその出会いや発見の一つだったのかもしれません。