poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

そろりじわりと動き出す

2017-01-22 18:30:30 | 日々録
1月17日(火)は Kaiapua と国立劇場で歌舞伎鑑賞
新春ならではの華やかさを堪能した


金曜夜に用事を済ませたので今週末も外出せず
Kenchen 出張中のお手軽宿舎と化したわが家で過ごしました。

昨晩はぶり大根、白菜と豚バラの蒸し煮で美酒を味わい
今日は午後一番にチリビーンズを仕込みました。
時間や気持ちにゆとりがあれば、煮物づくりは楽しい作業です。
肉や魚の下ごしらえをして、野菜を切って…と
準備の段階から心がわくわくします。

しばらく手も足も出なかった編み物にも着手しました。
まずはウォーミングアップにアランの帽子を製作中。
次はアランセーター、テントシルエットのビッグセーター、イギリスゴム編みのケープレット
それからそれから…と次々に浮かんできます。

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日ごろ不特定多数の人と接する仕事をしているからでしょうか、
休日は心静かに、一人で過ごしたいと思う気持ちが強くなっています。
若いころに比べてパワーやエネルギーが乏しくなるのは自然なことですし
エネルギーの質も変わってきているのだと思います。
“残された時間” ということを強く意識するようにもなりました。

“明日を思い煩うことなかれ”
時間に限りがあるからこそ、目の前の現実と足元を見据えて
日々を過ごしたいと思います。
やり残したこと、積み残していることに
一つひとつ丁寧に取り組んでいこう…
そんな気持ちになってきました。

冬眠はそろそろ終わりです。
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しばし冬眠

2017-01-15 22:35:17 | 私のお気に入り
ふしぎ色・ふしぎ模様のストールは、かぎ針編みのモチーフつなぎ
Sophie Digard の作品は驚くほど細い毛糸で編まれている
軽く暖かく、肌ざわりもさらりと優しい今冬一番のお気に入り


予報どおりの寒い寒い週末は
ひたすら自宅に閉じこもって過ごしました。

図書館で借りてきた古い映画のDVDを観て…
インターネットでも古い映画を観て…
70年代のホームドラマを観て…
それに疲れたら昼寝をして…
その合間に必要最小限の家事と雑事をやっつけて…
先週末に引き続き、半ば “冬眠” しているような休日でした。

エネルギー切れになったらジタバタせずにじっと回復を待つ…
それが可能な状態にあるのは幸いだと思うのです。

さて、週末の締めくくりは温かい柚子茶を友に読書タイム。
眠くなるまでのわずかな時間を楽しみます。
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事始めは干し野菜づくり

2017-01-03 23:22:55 | あれこれ
冬の日射しの中でオレンジ色に輝く元気のもと!
家中に柚子の香りが漂い、心地よい一日になった



今年の年末年始は例年以上の手抜きでした。
その効果あってか、エネルギーを回復し始めています。

関東のお正月は晴天続き……空気はカラッカラで昼間の日差しは目や肌に痛いほどです。
本当はもっと早くに始めればよかったのですが、昨日からようやく干し野菜づくりの真似事を始めました。
昨日は大根、今日は柚子としょうがを干しました。

クリスマス前にいただいていた柚子は8個。。
そのうち1個はお雑煮や煮物、残り野菜の即席漬けなどに使いました。

残る7つのうち、3つはスライスしてカラカラになるまで数日をかけて干します。
ちょうど柚子茶の瓶詰めが空になったところなので
干したしょうがと一緒にハチミツ漬けにする予定です。

2つは皮を細かく刻み
半分は小分けにして冷凍保存、残り半分は干しました。
冷凍したものと乾燥したもの、それぞれに合った使い方がありそうです。
身の部分はスライスして生のまま黒糖とハチミツに漬けました。
これは急ごしらえ……当座の柚子茶用にします。

そしてあと1つは半月形に薄く切って少量のお砂糖とお醤油で和えました。
これは “おおうさぎ” の大好物だったものです。
Bocco が好んで食べることはほとんどありませんでしたが、
ちょっと懐かしくなって作ってみました。
年齢に応じて味覚が変化してきたということかもしれません。

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サボりを決め込んでお正月休み中に読んでいたのは『仔鹿物語』の前編。
時に満たされ、時に傷つき、時に従い、時に抗い、時に妥協し譲歩しながら
自然というものに対し、他者に対し、そして自分自身に対して
今の何倍も謙虚で真摯だった時代の話です。
このところのBoccoが失いかけている大切なものを
再びつかみ取るためのヒントがたくさん含まれているように思われて
どんどん引き込まれてしまいました。
続きを読むのが楽しみです。
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