poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

今年の定点観測

2014-05-31 22:30:32 | 日々録
あれから1年。。
昨日は、石田菊香さんのピアノ・リサイタルでした。

今年もこの演奏を受け止められる自分を確かめ
それと同時に、今までと違う部分も漠然とながら感じ取ることができました。
今までと少し異なっているものをどう解釈し、どう処していくか。
まずはそれを受け止めることから始めなくてはね。。。

それはさておき、サントリーホール・エントランス上部の内壁です。
「響」をテーマとしたモザイク壁画、そして「律」と題されたステンドグラス。
少なくとも、この4年はこの時期に同じ場所を訪れていたというのに
こういう装飾が施されていることに全く気がついていませんでした。

見たり聞いたりといった人間の…というより自分の…知覚のあやふやさに
がっかりするやら、あきれるやら。。。
こちらの方が今年の気づきとしては重要だったかもしれない…そんな気がしています。

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過剰な期待は禁物だけど…

2014-05-28 23:59:40 | 日々録
サイズはミクロでも、力強く美しいオリーブの花



鉢植えのオリーブに何年ぶりかで大量の花芽が出ていることに気づいてはいました。
そのおびただしい数の花が満開になっているのを発見したのは今朝のこと。
マイクロサイズともいえる花が咲いているのをしっかりと観察したのは、今回が初めてなのです。
だからついつい期待してしまうのです。
今年の秋にはあの黒く輝く実に再会できるかなぁ…実ってほしいなぁ…なんてね。

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ベランダや外壁の補修工事のために足場が組まれたのは半月あまり前のこと。
以来、工事の状況によって、ベランダに置いている器材や少しばかりの鉢植えの移動を繰り返すこと数度…その上、階段の真ん中に足場の支柱が立っているので、肋骨周辺を傷めている身としては少々つらいものがありました。
そんなこともあって、このたびの補修工事は私にとって結構なストレスの元に。。。
《ナンダカグチッポクナッテルヨ……イケナイナア》

その工事もいよいよ後半に入り、今日からしばらくベランダへ出ることができなくなるというので、すでに修理が終わっている通路側に、大急ぎで鉢植えの植物を移動しました。
今日から少なくとも1週間、陽当たりはもう一つながら、風通し良好なこの場所で過ごすことになります。
でも、こうやって植物が加わると見慣れた風景も新鮮に感じられます。

 オリーブ、ワイヤプランツ、ジャノヒゲ、オリヅルラン、ミニシクラメン…数は少ないけれど、この植物たちもわが家のメンバー

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 ミンナミンナステキニウツクシイ

久しぶりに徒歩で出かけた今日の帰り道は、あえて遠回りのコースを選びました。
スズナリなのに手が届かず、その下で地団駄を踏んだ大きな桑の木、
今が盛りのヤマボウシの白い花、
地に這うように咲くドクダミの花、
初めて見つけた小さな公園、
その脇でひっそり華やかに咲くナンテンの花。。。
目に入ってくるのは自転車で移動するときとはまるで異なる風景。
それもまた新鮮でした。
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ちゃりんこで行ってきた!

2014-05-21 19:19:19 | 日々録
昨日午後のこと、3駅離れた善福寺まで自転車で出かけました。
お目当ては、25日まで開催されている“今日のスプーン“ 展
4月にお目にかかった秋野ちひろさんの作品展です。

この作家さんの存在を知ったのは3年あまり前のことでした。
その後しばらくは情報が得られず、ようやく作品を間近に見ることができたのは昨年秋
したがって、今回は2度めということになります。

う~ん、それにしてもどれもこれも Bocco のツボ …見ているだけでワクワクしてしまいます。
古道具屋さんである Le Midi の空間ともよくなじんで、とても気持ちがほっとする展示でした。
この魅力的な金属片を身近なところに置きたい…という気持ちが湧いてきます。
けれど、迷いすぎて選べないのです。

その代わり…というのも変ですが、このポスターを分けていただきました。
欲ばって、今回の作品のほとんどが入っているものを選んじゃった。。

自宅に戻ってそのポスターの一部を撮影してみたのが冒頭の画像です。
けれど、わが家の照明事情と何より Bocco 自身のセンスと腕のお粗末さから、悲しい出来ばえに…。
オリジナルの姿は上記のリンクでご確認ください。

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10年ほどのブランクを経てつい最近復帰したばかりの自転車ライフ。
遠出?することに少し不安はありましたが、敢行しただけの成果はありました。
すてきな作品展を見ることができたし、快適なサイクリングはできたし。。。

ネットで調べたところ、わが家から Le Midi さんまでは直線距離で5.6km。
自転車ならば片道 30分…消費カロリーはおにぎり1個分に相当するようです。
その往復だから、少なくともおにぎり2個分を消費したことになる!?!?
あちこち寄り道や回り道をしながらの往復でしたので、自転車で走った時間はトータルで2時間あまりだったでしょうか…さすがにおしりが痛くなりましたけれど。。
なお、肋骨周辺の痛みは少しずつ楽になってきています。
他事ながらご安心ください。

《追記》
4種類のポスターのうち緑とグレーがそれぞれ売り切れたそうですが、緑の方は後日追加されるとのことです。
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お直しも再燃

2014-05-20 21:12:51 | Onaoshi
寒暖差の大きい日が続いたのを言い訳にうかうかしていたら、時はすでに五月。
ぽつりぽつりと連休半ばから冬物衣類の整理を始めました。

冬物衣類といえば、あわれ虫食いの被害に遭ったものがそのままになっていたり、新たに加わったり。。。
なかなか結構なことになっていました。

ドキッ!
黒いカシミアのセーターを着て出かけた先で見つけた、小さな小さな虫食いの穴が一つ。
右の袖口にできた直径わずか1ミリの穴は
誰かに見つかって恥ずかしい思いをするようなことには…たぶん今は…ならない程度のもの。
しかし、放置しているうちに穴は広がってしまいます。
思い切って、濃いグレーの毛糸で穴をふさぎ、周囲にもステッチを入れました。
拡大するとこんな感じです。



これを見た Kaiapua 曰く、
“どうせなら赤いステッチにするとか、もっとかわいく目立たせればよかったのに…”
確かにそうかもしれないけど、今の Bocco にはこれがせいいっぱい。
そのうち、さらに手を加えて進化させられたらいいな…と秘かに思ってますけどね。



こちらは修理途中のカシミアシルクのカーディガン。
右前身頃に空いた数ミリの穴がものすごく目立つ状態になっていました。
取りあえず絹糸のステッチで穴を塞いだところです。
かなり恥ずかしかったけれど、このままクリーニングに出しました。
きれいになって戻ってきたら、十字形のモチーフでアップリケする予定なのです。
写真ではグレーに見えますが、実際の色はモスグリーン。
このカーディガンは濃いグレーのバルーンパンツに合わせることが多いので
同じ濃グレーの毛糸で畝編みにしたモチーフを準備しました。
淡いグレーのモチーフを加えてもいいかな…とも思います。

お直しの材料には事欠かない…というビミョーな境遇はもはや楽しむしかありません。
せめてこんなことで、前向き志向のプラス思考に切り替えていこうと思うわけです。
あはは…この他にも修理を待っている衣類がいくつかあるんです、実は。。
すべては粗忽でずぼらな暮らしぶりの産物だということは重々承知しておりますんですよ…
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季節はずれ、そしてヘマ

2014-05-18 23:50:05 | 日々録
中に “あんこ” を入れたらまるでパンプキン 。
季節はずれの“かぼちゃ大王”。。




↑ 長らく手つかずになっていた Kaiapua 所望のチビマフラー 。
それがようやく完成したのは連休前半のことでした。
注文を受けてから1年半…使うのは来シーズンになってしまいますけどね。
せめてリボンで飾って渡しましょうかねぇ。。。

このマフラーが編み上がったのをきっかけに、 編みもの熱が再燃しています。
といっても、今はおとなしく手元にある材料で作れるものはないかと
キョロキョロしつつ小物を編む程度に抑えているところ。

“火がついたように” 編みたい、作りたい気持ちがポコポコじわじわと湧いてきます。
でも、今はまだ処理しておきたい(しなくてならない)細かなことがいくつもあって
それが一段落するまではおあずけです。
とはいえ、たまらず作ってしまったのが、冒頭のマスタード色の帽子。
もう10年以上も前に編んだセーターの余り糸が材料です。



↑ こちらは、製作途中の小物や試し編みです。
そんな状況なのに…なのか、そんな状況だからこそ…なのか
悪あがきのように手を出してしまいました。

ネイビーブルーの四角いものは、大型エコたわし。
ドミノ編みのは何となく使いそびれたままになっているので、
遠慮なく使えそうなものを作り直すことにしたのです。



↑ 今回作ったエコたわしの拡大画面です。
中学生の時に作ったかぎ針編みのマフラーと全く同じ編み方は
1目と2目の交差編みの段と細編みの段を繰り返すだけの簡単なものです。
母が持っていた編み物の本をためつすがめつ…いろいろと試して
当時の私なりに真剣に選んだ編み模様は、やはり今でも好きなのです。
マフラーは極細の糸を2本取りか3本取りにしてふわりと編んだ記憶がありますが、
今回は極太のアクリル毛糸でしっかり編みました。
これなら大丈夫…厚みも出てハードデューティにも耐えるでしょう。
ドミノ編みのものはポット敷きや鍋つかみに用途変更です。

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実は、とんだヘマをやらかしてしまいました。
10日ほど前のことです。
肋軟骨損傷なんですって。。
積極的な治療法はなく、おとなしく時間が経つのを待つしかないのだそうです。
幸いにも軽症で、生活上の不便はほとんどありません。
念のため処方してもらった痛み止めもあまり使わずに済んでいます。
ただし、寝返りを打つのと起き上がるのもですが、咳やくしゃみで結構痛みます。
風邪をひかないように…と先生に言われましたが、アレルギー症状も要注意です。
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スウェーデンの焼き物

2014-05-10 23:25:48 | あれこれ
スウェーデン陶芸家三人展

anders fredholm (アンデシ フレードホルム)
lena fredholm (レーナ フレードホルム)
karin lööf (カーリン レーフ)

会 期:2014年5月10日(土)~ 18日(日)11:00~19:00
場 所:タイムレスリビング コンセプトルーム
オープニング・レセプション:2014年5月10日(土)19:00~

スウェーデンの現代陶芸作家三人(女性二人男性一人)の共同作品展を写真家の森岡喜三夫、洋子ご夫妻のご尽力により開催の運びとなりました。オープニング・レセプションでは三人の作家とご歓談いただき、スウェーデン人の優しさと美学を感じていただければ幸甚です。

     *冒頭の画像も含め、以上はタイムレスリビング Websiteからの転載です。

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今日始まったばかりの “スウェーデン陶芸家三人展” に顔を出してきました。

この作品展をサポートしている友人から電話をもらったのは今日の午後。
外出先での用事を終えた後、Kaiapua と共に急きょ代官山まで足を伸ばすことに。。。

三者三様、それぞれに個性的な作品の一部を撮影させていただきました。


アンデシ・フレードホルムさん
  Bocco が最近気になっている「塩釉」の作品。剛健かつ繊細。


レーナ・フレードホルムさん
  コバルトの絵付けがキュートで楽しい。ヴァイキング風にも東アジア風にも見えて不思議。


カーリン・レーフさん
  ブルーを基調とした深みのある独自の絵付け。ひと口にブルーといっても実に様々なのです。



百聞は一見に如かず…余計な説明は無用ですね。
お近くの方はぜひお出かけください。
Boccoも日を改めて再度お邪魔する予定です。


2010年11月6日の記事に掲載した〈美しい北欧の光〉は、レーナさんのご自宅だったようです。
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