poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

暖房開始です

2015-11-23 21:40:34 | 日々録
暑いのはもうたくさん!...と言っていたというのに
今となってはこの陽射しがなつかしい


今年最後の三連休でした。
初日の21日は暖かく快適なお出かけ日和でした。
久しぶりの強行軍...六本木から麻布台へ回り、地下鉄で駒沢大学駅へ移動、
そこから表参道に移り、表参道と神宮前を徒歩で往復。
表参道でもう一つ用事を済ませて今度は丸の内と八重洲。
さらに国分寺、国立と移動して帰宅したのは午後10時くらいだったでしょうか。
おそろしく長い距離を歩いたためか、今日も筋肉痛でヒイヒイ言ってます。

ほとんど毎日5kmは歩く電車通勤から片道20分の自転車通勤に変わって1年あまり。
筋肉と心肺機能の低下は否めず、愕然としています。

一日おいて今日は目黒へ出かけましたが、
寒くて寒くて、寄り道もせず早めに帰宅することにしました。

最寄り駅から自宅までの道すがら
あちらこちらで冬青や南天などの赤い実が目に入りました。
冬は赤い実の季節だったんだと、今さら気づく暢気さにあきれつつ
ぽつりぽつり降り出した小さな雨にあわててニットキャップをかぶり
赤い実を写真に収める余裕もなく
震えながら家路を急いだのでした。

そうして、とうとうファンヒーターのスイッチを入れました。
12月になるまでなんとか我慢しようと思うのですが、例年通りの暖房開始です。
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雨のち曇りときどき晴れ

2015-11-15 18:01:04 | ひとり言
ロベール・クートラス展(前期)を観に麻布台に出向いたのは先月半ばのこと。
Gallery SU の近くで見つけたレトロなもの。


今年一番の冷え込みとなった週末です。
あまりの寒さに金曜日の夜には湯たんぽを使い始めました。

晴天に恵まれなかったのを好い口実に、3週連続で映画三昧の週末を過ごしていました。
事の発端は山本周五郎の小説
それをきっかけに、DVD化された黒澤明の作品を図書館で借りたのが始まりです。
YouTube でも1940~60年代の日本映画を片っ端から観ています。
ちょうどよい “周波数” というのでしょうか、
それぞれの作品の世界に自分や身近な人びとを投影させることが
自らを癒すことにつながっているように思います。

明日から5日頑張れば3連休。
久しぶりの外出も楽しみです。
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今日のつぶやき

2015-11-01 19:51:57 | ひとり言
気がつけば、おやまあすでに11月…寒さが急激に訪れた感ありの週末です。
数日前から腹巻きを着用し、今日は毛糸のベストを羽織りました。
冬到来もいよいよ間近です。

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帰省していたのは 10/8~12。
この休暇を利用して鳥取の味を堪能しよう…
一人気ままに時間を過ごそう…
その目論見はいちおうは達成しました。
しかし、充電は十分ではなかったような気がします。

このところのココロの疲れは、残念ながら
わずか数日の日常からの脱出で取り去ることはできなかったようです。
それからおよそ3週間、あれこれもがいてみた結果
むしろ日常の中で自らを癒し精気を養うことが大切なのだ…と思い至りました。

むやみに肩肘を張っているわけではありません。
誠実さを失ってはならないという思いが
自分の不器用さにつながっているのです。

それよりも日々の営みを疎かにせず
生じる支障が補える範囲であれば少々の手抜きや怠慢を許し
まずは自分のカラダとココロを守ること。

少々弱気になっていた Bocco が出会ったのは塔和子さんの詩集です。
もうしばらく塔和子ワールドに身を委ね、自分の内面と対峙してみます。

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佐野洋子さんの遺稿をまとめた『私の息子はサルだった』を読みました。

私の息子はサルのようだった…子ども時代を十分子どもとして過ごしていた。
サルのようにおたけびを上げながらも
自分でない者が何を考えているのかを自分に問うていた。
そんな子どもの彼を一人の人間として信頼したいと思った。
そして大人になったとき、愛する者に、君は何を見ているのだと他者の心に寄りそってやってほしいと思う。


子どもへの愛が十分で適切かどうか…母はうろたえながらメッセージを発します。
それに対し、息子は次のように応えます。

この話は佐野洋子が一方的に書いた僕の記録だ。
彼女の目には、僕のあの頃がこう映っていたのだ。
言いたいことは山ほどあるけど、もう好き勝手に書けばいい。
僕にはもっともっと楽しくて美しい、佐野洋子が知らない僕だけの「ケン」の思い出がある。(同書「あとがきのかわり」 広瀬 弦 から引用)


あっという間に読み終えた後の爽快さ。
いいじゃん!
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