poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

できましたッ!

2013-10-27 19:28:29 | works
ようやく完成の運びとなったエッフェルタワーのショールです。
底辺=190cm、高さ=85cm の二等辺三角形というたっぷりサイズ。
ここに写っているのは、その頂角部分と思し召せ。。。

昨年末に編み始めて、編み終えたのは春先のことでしたが、
その後の作業…編み終わりのわずか7目と7目のはぎ合わせと端糸の始末…に
なぜか手が出なかったのです。

しかし、やってみればなんということはない。
一玉100gの糸は、途中のつなぎ目がまったくないというすばらしさ!
しかも、今回は結ばない方法で糸をつないだので
端糸の始末は実に楽々だったのです…ああ、なんということ。。
こんなことなら、もっと早くフィニッシュしておけばよかった!

このショールを編むために途中で放り出していたアンゴラちゃんも
あと15cmほど編めば完成です。
極細の毛糸なので、15cmといえども少々手間ではあるのですが、
その次には、Kaiapua 所望、穴あき模様のミニマフラーが控えています。
編みたいものはまだまだ残っているし、「お直し」が必要なものもいくつか。。。

でも、今日の作業はこれでおしまいです。
鼻炎が治ったばかりだというのに
先ほどから鼻や喉の奥がヒリヒリし始めていますから。。。
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かなしゅうてやがておもしろき…

2013-10-20 19:44:21 | Onaoshi
“お直し” といえば…そうそう、こんなものもありました。

赤茶色のシミがついてしまったお気に入りのストライプのシャツ。
清里で植物遊びをしている間に汚れてしまったのでしょう。
シミの正体はさだかではありませんでしたが、
とにもかくにも消えないことだけは確かな事実でした。

大好きなシャツでした。
メンズっぽいスタンドカラーのロングシャツ…
ストライプも含め、ちょっとクラシックな労働着のようでもあり、
Bocco のツボにドンピシャリで、大切に着ていたものでした。
だから、処分できないままに何年かタンスの中で眠っていたのですが。。。

この “お直し” のお手本になったのは、勝屋まゆみさんの『繕いノート』です。
シミがついている部分に刺繍をして隠すという発想は「目からウロコ」でした。
たどたどしい針目ですが、それはそれでよし…と自己満足。

その次に挑戦したのがこちら ↓ です。

これまた超お気に入りだったカシミアの薄手ストール。
うっかりではなく、怠慢が原因で虫食いの穴ができていました。
とても細い糸で織られているところへ、この色と質感がピッタリと
Bocco が選んだのは無謀にも麻糸でした。
しかも手つむぎ風でところどころ太いところもある糸です。
余裕も何もなく、とにかく穴をふさいだだけのものですが、
却って愛着が湧いて、今では堂々と使っています。

穴が開いたり、シミができてしまったり、
お気に入りで出番が多いものこそ、そのリスクも高く
とても悲しくつらい気持ちになりますが、
こうして生まれ変わる過程はとても楽しく面白い作業です。

もっと遊び心を働かせることができればうんと楽しい作品になるはず。
それが今後の課題でございマス。
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いもむしくん

2013-10-15 00:05:51 | Onaoshi
待ちに待った晴天の週末は三連休!!!

1日め…
タオルケットやシーツなど大物の洗濯をして、午後はひたすら靴磨き。
サンダルや夏用の靴を収納するのが第一の目的だった。
そのついでにもうすぐ出番がやってくるブーツの類にも手を出して
磨いた靴は全部で15足。
さらについでにポーチやペンケースなど革の小物を6つ、
こともあろうにブリーフケースも磨いてしまった。。。

2日め…
いつもの洗濯を2ラウンドした後、昼寝を少々。
ニット本を引っ張り出し、今シーズンは何を作ろうかな~と
在庫の毛糸を思い浮かべながら、あーでもない、こーでもない。。
その合間に栗の鬼皮をむき、渋皮がうすく残る状態になるまで
すり鉢の内側でこする。
なんだか疲れたので、栗ごはんを炊くのは明日でいいや…ということになる。
遅めの夕飯に缶ビールを空ける。
わずか350mlのビールなのに、あえなく沈没。。。

3日め…
陽が高くならないうちにドライものを洗濯し、布団を干す。
散歩を兼ねて駅前のスーパーまで行き、帰り道の無人ショップで青菜とオクラを入手する。
帰宅後、何を思ったか、いきなりレンジ回りの掃除を始める。
小山のようになっていたDM等々の紙類を分別処分する。
そんなことをしているうちに夕方。。
栗ごはんを炊いて、一年ぶりの季節の味を堪能する。
それから、雑用をしながらずうっと頭から離れなかった作業に取り組んだ。
そして、その成果を写真に収めた。

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お気に入りのカーディガンに小さな虫食いの穴を発見したのはほぼ1年前のことだった。
薄手のニットで、出番も多く、一番のお気に入りだったものだ。
以来、修復は無理としても何とかうまく再利用できないものかと思い続けていたのだったが。。。
ニット本の中に混じっていた横尾香央留さんの『お直し とか』を手にしたのも数ヵ月ぶりのことだった。
そのページをぱらぱらとめくりながら、“あっ、これだ!” と、ピッタリの方法を発見したというわけ。

うまい具合に、カシミアの極細毛糸が手元にあった。
濃グレーと淡グレーの2色…どちらも濃紺のセーターに無理なく合わせられる色だ。
細編みで直径8~10mmの小さなモチーフを編んで穴をふさぐように止めつけた。

後ろの左肩あたりに、いもむし1匹。
前側の2か所にも取りあえずモチーフを止めつけた。


わずかこれだけのことなのに、実際に自分の手を動かすまでには
それなりに時間がかかる。
今の私の場合、自分の心を自由に遊ばせる状態にもっていくまでに
2~3日はかかるということなのだろう。
単純に時間の問題なのではなく、訓練が必要なのよね。。。
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アート、ランチ、キンモクセイ

2013-10-06 21:05:53 | 日々録
せっかくの週末も、あいにくのお天気。。

曇天の日曜となった今日は、投票に出かけたついでに
近所の団地内を散歩してきました。
今はキンモクセイの花が真っ盛りで、あちこちに花の香りが漂っています。
この界隈のキンモクセイの多くは円柱形に剪定されているのですが、
中には生け垣の半分がキンモクセイで、半分がお茶の木…というすてきな場所もあります。
このキンモクセイの花を焼酎に漬けると、甘~い香りのお酒になるのです。
甘いのがお好みの方にはぜひぜひお勧めです。

昨日は雨の中、吉祥寺に出かけました。
友だちと早めのランチを済ませてメタルエンボッシングアート作品展と宇野信哉展へ。
大きな美術館での大規模な展示と異なり、静かな雰囲気の中でゆっくりと作品を見ることができました。
あちらこちらに小規模の展示スポットができて、気軽に楽しめるようになるといいのに。。。
以前は都心部にある立派な美術館で催される大規模な展示にも積極的に出かけていたのですが、
近頃は人の多さに辟易してすっかり出不精になっている Bocco です。



オーケストラ 吉祥寺のプレートランチ。これにドリンクがつきます。
しかし、、、どれもこれもベタな写真で我ながらがっかり。
工夫の余地大ありだぁ。。。
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