poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

いまだ途上

2013-07-28 00:53:59 | music
隅田川の花火が雷雨のため開始後30分で中止になったのだとか。。。
ちょうどその頃、Bocco は自宅にいました。
夕方6時頃から雲行きがあやしくなり、いつ雨が降り出してもおかしくない空模様でした。
雨が降り始めたのは7時過ぎだったでしょうか。。
時々空がパッと明るくなり、しばらくすると遠くで雷鳴が聞こえました。
雨脚は急に強くなったり、少し収まったり、かと思えば、いきなり激しく降り始めたり、
不安定な大気の状況そのままのような展開を楽しんだ…といえば、
急な雨に、傘ももたずずぶぬれになって家路を急いだ人たちに申し訳ないのですが。。
そう思う一方で、昼間の暑さに疲れた体に当たるひんやりとした風はなんとも心地よく、
ただ雨音を聞き、徐々に近づく雷鳴を聞き、時に稲光を目にしながら、
その場にじいっと座っていたのです。

こんな時間を過ごしたのは何年ぶりのことでしょう。。
誰のためでもない、何のためでもない、ただそこにいるだけ。
自分を空っぽにする時間を、夏の雷雨が届けてくれたようでした。

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Adele - Turning Tables [Lyrics]


さて、Bocco は今月から、こんな曲の練習を始めています。
またもや Adele の曲で、“Turning Tables” 。
半年前の “Set Fire To The Rain” とはまた別の難しさがあり
前途多難の荒れ模様。。。
怖いもの知らずとはこのことかもしれない…と思いつつ
絶叫の練習☆が活きますようにと祈るのみ。
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新しいテ・ン・ジョ・ウ

2013-07-21 14:36:06 | テ・ン・ジョ・ウ
歌舞伎座に行ってきました。
いつもより15分ほど早い電車に乗って東銀座駅に着いたのは8時48分。
開演2時間前というのに、すでに先客は2名。。。

歌舞伎座開場の興奮から3ヵ月が経ち、少しほとぼりが冷めたころかと思うのですが、
高額の席は別として、いまだ歌舞伎のチケットは入手しにくく、
幕見もそれなりに良い席でと思えば、早めに並ばなくてはならないんですね。
私は日ごろ何かのために並ぶことがほとんどないのですが、幕見となれば話は別。
四谷駅で合流した友人と一緒に、芝居を見るモードに切り替わる時間を
楽しく過ごしました。

さて、歌舞伎座の天井に一番近い席…つまり4階席…から撮ったのが上の写真です。
第4期歌舞伎座の天井の雰囲気を残してはいますが、比べてみるとかなり違っていることがわかります…なんて、どうでもいい話ではあります。

記念撮影のついでに、幕見席のチケットを写真に収めました。
←☆クリックで拡大します。
先客のうち1名は序幕のみ、もう1名は少し遅れて到着のお友だちに合わせて
行列の少し後ろに移動されたので、ご覧の通りの入場番号に。

歌舞伎座の今月の公演は→☆こちら☆
昼の部の『加賀美山再岩藤』_かがみやまごにちのいわふじ_は、
若手中心の公演ながら、十分見応えのある舞台でした。
Bocco が初めて歌舞伎座に足を踏み入れたのは2005年秋のこと。
当時の彼らはまだ30歳前後…若いエネルギーがみなぎる一方で
ぎこちなさや頼りなさが否めない印象がありました。
あれからほぼ8年が経ち、若手だけの座組による本公演を観られるようになるとは。。
精進を重ねることのすごさを感じます。
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ひと息つく

2013-07-20 16:24:41 | 日々録
半日の休暇をもらった金曜日の午後、
用事を済ませてそのまま帰宅する気持ちになれず
吉祥寺で途中下車しました。

たどり着いたのは
ハモニカ横町の小さなお店。
“軽~く一杯” のために
壁もないカウンター席の奥に座り
メニューもろくに見ないでヒューガルデンを注文。

それでもちょっとだけつまむものも欲しかったので
おすすめの “ブルスケッタ” だか “ピンチョス” だかも注文。

でも、それが出てくるのを待てず
ヒューガルデンを飲み始めてしまいました。

“ブルスケッタ” だか “ピンチョス” だかは
カリッとトーストしたクルミ入りのパンの上に
素揚げのナスとズッキーニとパプリカがのっかってるのと
チーズとアンチョビーとトレビスとインゲンがのっかってるの。

いやはや至福の十数分。
お店を後にする瞬間、思わず出た言葉は
“ああ、元気が出た!”


以前、この場所にあったのはお酒やジュース、キッチン用品を扱うお店で
Bocco も時々利用していたのですが
今の業態に変わってから利用するのは初めてのことでした。
お店の名前さえ知りませんでした。
先ほど調べてみたところ、“アヒルビアホール” というのだそうですよ。

夏休み突入前日の金曜日の夜。
私が帰ったあと、大勢の人で賑わったのでしょうね。
このひと息で元気を回復した Bocco は
帰宅後に1週間分の洗濯を済ませ
土曜日はこうしてのんびりやっているわけです。
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Dear India ☆

2013-07-13 22:10:09 | 私のお気に入り
ハンガーに掛かった泥染めのロングブラウス※を眺めているうちに、
ふとこの葉っぱを飾ってみたくなりました。

タイサンボクの大きな葉っぱに
インド風の模様が印刷された手漉きの紙をカットして貼りつけ
少しですがペインティングも加えています。
ほんの手すさびともえいない工作をしたっきり何年も放置していたものです。

このロングブラウス※は、インド・ラジャスタン州あたりに住む砂漠の民
“ラバリ族” のおじさんたちが着ている着丈の短いシャツをベースにデザインされています。
ということで、商品名はラバーリーロングブラウス※
  ※Boccoの思い込みで商品名が間違っていました。訂正します(2013.7.21)。

 ←★クリックしてください。

ラバーリブラウス※に「ひと目ぼれ」して逡巡すること1ヵ月あまり。
手織り・手つむぎの綿=カディという素材の魅力もさることながら、
たくさんのリボン結びと長い袖口にずらりと並ぶくるみボタンが
何よりのツボでした。

 ←★

ひと目ぼれの対象がいかにすてきだったかについて
Kaiapua を前に熱弁をふるった日からしばらくして、
こんな葉書が届きました。
ブラウス※を縫うインドの職人さんの手元が写っています。
これを見た Kaiapua も、あえなく fall in love です。

ラバーリブラウス※を目ざしてお店に向かう Kaiapua に同行したのは
運命だったのか、それとも運のつきだったのか。。。

 ←★

左から、白、泥染めの黒、インド藍、生成の4色。
それぞれに魅力的でしたが、試着の結果、
Kaiapua は藍染めを、Bocco は泥染めを選びました。
泥染めの黒には手持ちの緋色のコットンスカーフも似合いそうです。

 ◎以上3枚の画像は、グランピエのHPから拝借しました。

インド雑貨との出会いは、もう何十年も前の学生時代に遡ります。
鮮やかな黄色のいかにもインドといった感じのスカーフや、革のサンダルを愛用していました。
以来、じわりじわりとインドの雑貨や布とのつき合いが広がり、今に至っています。
とはいえ、インドを訪れたこともなく、今後行く予定もない Bocco には
インドは遠い地に住む友だちのような存在なのかもしれません。

 ←★

葉っぱの裏側は、補強のため一面に紙を貼っています。
これはこれで別の顔。。。
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割れたかさぶた

2013-07-06 18:06:54 | あれこれ
金曜日の夜、1週間をなんとか終えたわずかな安堵感とともに
足を引きずるように家路をたどっていました。
少し後ろをかけてきた小さな人がころびました。
その小さな人に向けて「あぶない!」と、母と思しき女性の声。。。
4歳くらいの小さな女の子は一瞬、倒れたまま声も出しませんでしたが、
すぐに立ち上がりました。

遠い遠い昔のこと、Bocco が子どもだったころ
何度もころんで膝小僧をひどくすりむいた記憶がよみがえってきました。

当時の私は、うそみたいだけど…おかっぱ頭のやせた女の子。
家で一人本を読んだり、空想の世界に遊ぶことが大好きな子どもでした。
運動能力は低く、体を動かすことは下手くそ。
でも、外で遊ぶことも嫌いではない。
だからと言うべきか、なのにと言うべきか、
実によくころんだのです。

膝小僧にできた大きなかさぶたは、すりむいた痛さとともに
今でも記憶の画像として残っています。
傷が治りかけて痛みがなくなると、ついうっかり膝を大きく曲げたり
どこかにぶつけたりして、かさぶたに割れめができました。
運が悪いとそれがはがれてしまい、また “ふりだし” へ。。。

そんなことを思い出したのは、何週間か前から膝を傷めているからなのでしょうか。
足腰の強さに不安をもったこともないし、うさぎ跳びは得意だったのに。。。
何十年もの酷使に耐えてきたのだから、故障してもおかしくない…と、
割れたかさぶたのようになった膝の機嫌をとりつつ、
足腰の筋トレとマッサージをはじめメインテナンスに励むことにします。

私の体にありがとう。。。

 写真:スタジオ・ムンバイ展(2012年7-9月)にて撮影
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