poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

永壽禍福

2023-01-15 19:00:15 | あれこれ
我が家に来て何年にもなる焼物のうさぎちゃん登場
お正月休みの午後、少しだけ残っていたシュトレンでコーヒータイム


癸卯の一年が始まりました。
例年のごとく、のんびりと過ごしています。
元日は、おせちとは言えないくらいの形ばかりのものとお雑煮で済ませました。
2日と3日は、ひたすらお餅を焼いてKenchen所望の磯辺焼き。
そして4日には仕事始めです。

今年もまた、あたふたと日常を重ねることになるのでしょうが、
永壽福…これからの日々がせめて禍福はあざなえる縄の如しと言えるように生きていこうと思う次第。

皆さまには、永壽福の一年でありますよう。

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……と、ここまで書いたのが1月2日午後のこと。
放置したまま2週間が過ぎようとしているこのタイミングであわててアップするなんて、実に間抜けなご挨拶。
お恥ずかしきこと、この上なしですが、どうかお許しください。



さて、先週末の3連休最終日に、思い立って国立劇場へ行きました。
お馴染み菊五郎劇団の初春歌舞伎公演です。
国立劇場は、建て替えのため今年10月末に閉場し、再開場は2029年秋とのことなので
この建物での初春公演はこれで見納め…そんな思いから、めずらしくロビー風景を撮影。
ご覧の通り、お正月らしい賑わいが残る晴れやかな雰囲気でした。

なお、歌舞伎座へは今週水曜日に出かける予定です。
11・12月は歌舞伎鑑賞していなかったので、久しぶりの銀座ですが、油断できない状況でもあり、サクっと行って、サクっと帰ってこようと思います。

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今日はブログ開設から6300日めなんだそうです。
あれから301日…ほぼ10カ月も経っただなんて、ちょっと驚きでした。
時は容赦なく過ぎていく〜
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5999日

2022-03-20 20:20:25 | あれこれ
ガラス越しに見える春の光
室内の人工的な光とのコントラスト
2022年3月9日@東京・丸の内


まごまごしているうちに、3月も下旬。
“春めく”時季を過ぎて、春爛漫が目前に迫っています。
今月2回めの歌舞伎鑑賞で金曜日に休暇を入れたら、期せずしての4連休…それをいいことに、この土日は自宅を一歩も出ずに過ごしました。
明日は午後少し出かけますが、この2年あまりの自粛的生活に順応しすぎてしまったようです。
それはまたフットワークが悪くなったということでもあり、危機感を抱きつつ少々慌てています。
ある意味、喫緊の課題ではあるのですが、今日は別の話題。

ジャジャーン!
本日はブログ開設から、何と5999日だったようです。
2005年10月29日から、つまり明日は6000日め。



ただ長く続けているだけといえばそれまでのことですが、しぶとさは数少ないBoccoの取り柄。
インスタに切り替えてしまおうかと思うこともしばしばですが、もう少し余裕ができたら、
ちょっと理屈っぽいことも言ってみたいし、もっと作ったり直したりをしたいし、
当面はポツリポツリの更新となりそうですが、諦めず、放棄せず、続けていこう…と思っています。
6666日を目指すかな?
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式場に満ちる春の光…

2022-02-23 14:16:29 | あれこれ
2014年以来お世話になっている美容室が移転することになった
covid-19の影響で新しい給湯器が届かないままに新店舗での開業
できることを一つずつゆっくりがいい…と若いオーナーの真摯な言葉
いつ訪れても心が穏やかにほぐれていったこの空間に改めて感謝

週半ばの祝日は、カレンダー通りに勤務する身としては実にありがたいタイミングでのお休みです。
休日の晴天も久しぶり…少し朝寝坊しましたが、シーツやバスローブなど大物の洗濯を済ませ、ほっと一息。
あとはのんびりキース・ジャレットのバッハを流しながら、パソコンに向かったり、編み物したり。。
明日からの食事のために野菜の下ごしらえをしたりもします。
ポテトサラダを作るのも久しぶり…たかがこんなことが何よりの気分転換になるのです。
それはそれで幸せなことなのでしょう。。。

この2週間ほどで陽の光に強さが戻り、眩しく感じるようになりました。
しかし、空気はまだ冷たく澄んでいます。
その冷たい心地よさを味わえるのもあとわずか。
身が引き締まるような寒さは間もなくほどけてゆきます。

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式場に満ちる春の光
僕たちの 私たちの 卒業式 卒業式

今もらった卒業証書
6年間の汗と涙が光って(にじんで?)います…


春の光といえば、近年この季節になると必ず思い出す群読形式の言葉です。
私が通っていた小学校の卒業式での定番プログラムでした。
都会の学校に比べて講堂の広さにも余裕があり、保護者・来賓に加えて在校児童約600余名すべてが出席する卒業式でした。

群読の言葉にはまだまだ続きがあったように思いますが、さすがに覚えてはいません。
ただ、最後に5年生以下の児童が「おにいさん さようなら」「おねえさん さようなら」と照れくさそうに言うと
それを受けた卒業生の「さようなら」ときっぱり力強い声で締めくくりとなるところはリアルに覚えています。
卒業生たちのあの力強い声は、自覚と自信と夢や希望をはじめ様々なものが生み出したものだったのでしょう。
今更ながら、人の思いとはこんなにも行動や態度に表れるものなのだと感じます。

今日も遠い昔の思い出を語ることになってしまいました。
小学校の思い出は他にも蘇ってきますが、ともかくこれでおしまい。
今の、これからのライフステージを見据えるような思考に切り替えなくっちゃ!
ねっ! Boccoさん!
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ほどいて緩め、結び直す

2021-12-31 18:52:30 | あれこれ
仕事納めの日
木の実をついばむヒヨドリや冬晴れの空を眺めながらのとびきり美味しいランチ
最終日のひと時をここでこうして過ごすことができた幸せに感謝


年末年始の休暇は、今年も3日ずつの計6日。
休暇の初日、さあ頑張らなくちゃ!…と腕をまくり、洗濯機を回しながらドタバタと片付けを始めました。
ところが、齷齪と焦りばかりが先行して、気持ちは疲れるばかり。
作業は思うようにはかどらず、ますます焦燥感が募ります。
ほとほと疲れてちょっと休憩…と思ったとき、気持ちがふっとほどけたような感覚に陥りました。

そうか、せっかくの休暇なんだから、いつまでも仕事モードのまま寸暇を惜しんで行動する必要はないんだ!
プライベート…つまり“ワタクシ”のモードに戻った瞬間でした。
今、ゆるゆると自分がほどけていく! ちょっと不思議な感覚に思わず笑みがこぼれました。
オンとオフのスイッチを切り替えるなんてことを口走ったことがあるけれど、自分を縛っていた紐がほどけていくと言った方が正しいのかもしれません。
ほどけて緩んだ紐は、必要に応じ締め直せばいいのですから。

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12/28の滋味あふれるランチはこちら。
  北海道産真鱈と冬野菜のグラタン
  サックサクしっとり甘酒チキンカツと特製麹ダレ
  無農薬さつまいもサブジ
  カブの変わり白和
  山芋たっぷり袋煮
  香の物
  おみそ汁

これで十分にエネルギーチャージしたはずだったのに、食べるだけでなく、心と身体が良い状態でなくてはその栄養もうまく働かないということですね。

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さて、いよいよ大晦日…大つごもりです。
Kenchenの帰宅を待って、お刺身、熱々の卵焼き等々とかけ蕎麦で美酒を味わいつつ年越しをします。
昨晩は牡蠣をたっぷり添えて湯豆腐でした。
(当たり前のことだけど、彼も大人になったものです。。。)

今年も気まぐれな更新にお付き合いくださった皆さまに心より御礼申し上げます。
どなたさまも良いお年をお迎えください。
皆さまの平安と健康を心よりお祈りいたします。
ありがとうございました。
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ジルーシャの贈り物

2021-12-19 23:58:36 | あれこれ
鮮やかなピンクを効かせたラッピング!
シロップのキャップとボトルにも同じ色のテープがあしらわれていた


子どもの頃は、同じ本を何度も何度も繰り返し読んでいた記憶がある。
と言っても、はっきりと記憶に残っているのは小学生になってからのことなのだが。
日本の昔話、イソップ寓話にアラビアンナイト、グリムやペロー、アンデルセンなどの童話を経て、次に夢中になったのは「女の子」が主人公として登場する物語だった。
『ノンちゃん雲に乗る』『アルプスの少女ハイジ』『あしながおじさん』『若草物語』『少女パレアナ』『ケイト物語』などなど。。。
『赤毛のアン』との出会いは、なぜかもっと後のことだ。

『あしながおじさん』では、孤児院を出て大学の寮に入った主人公ジルーシャに、最初のクリスマスプレゼントとして金貨5枚が贈られる。
その金貨でジルーシャが買ったのは、腕時計、ひざかけ毛布、湯たんぽ、原稿用紙、絹の靴下、詩集、辞書の7点だった。
そして彼女は、これらの品物はカリフォルニア州に住む家族たちから送り届けられたもの…ということにした。

誰か他の人からのプレゼントということにはしないが、私も、この季節のいくつかの買い物を自分へのプレゼントと見なすことが多い。
その自分へのプレゼントの一つとして、昨年に引き続きこちらのシュトーレンボックスを入手した。



ボックスの中に入っていたのは、シュトーレンと、クリスマスブレンドのコーヒー豆に、ジンジャーシロップ。
ドライフルーツやナッツの他にチョコレートも入っている今年のシュトーレンはややお菓子寄りのイメージで作られたとのことで、初日はスパイシーな紅茶でいただき、次の日は赤ワインで…といろんな味わいを楽しんでいる。
赤ワインにこのジンジャーシロップを加えて温めたホットワインがお勧めとのことなのだが、これは間違いなく美味しいはず…まだ試すことができずにいるのだけれど。

ジルーシャのプレゼントのことを考えていたら、子ども時代の愛読書を読み返したくなってきた。
それも年末年始の休暇までおあずけになりそうだけれど。。。
仕事納めの日まで残すところ1週間あまり…ゴールは近い。頑張れ!ジブン。
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いたしい

2021-10-24 21:51:13 | あれこれ
休日ルーティンの一つは
ミルクティ色の大きなマグカップで味わうほっこりのミルクティ
何十年ぶりかで見つけた醤油味のビスケットをカリカリしながら
すでに半分飲んでしまったけれど


突然の寒さにあわてて湯たんぽを取り出してきました。
本格的に暖房機を使うのはもう少し先にしようと、意味のない抵抗をしつつ。。。

“いたしい”…山陰地方の谷間にあるかつての宿場町に住んでいた祖父母たちが使っていた方言です。
この冷え込みで肩や背中がガチガチに固まり、頭痛も始まってすっかり元気を失っていた火曜夜のこと、この言葉がふわっと降りてきました。
記憶の引き出しのどこかにひっそりと残っていたのでしょう。
苦しい、つらいといった身体的な苦痛を表す場面で使われていました。
身体的不調を表す “しんどい” とか “えらい” に相当する表現です。
いたしいと[si:] にアクセントがあるのではなく、イントネーションはあくまでも平坦。
いかにもつらくて悲しそうなそうな響きです。
広島方言にこの「いたしい」と同じものがあるようですから、地理的に広島県に極めて近い祖父母が住んでいた町の周辺で同じように使われているのも不自然なことではありません。

イントネーションのことでもう一つ。
昔の朝ドラで知られるようになった出雲や伯耆の方言 “だんだん(=ありがとう)” もだんだんではなく、抑揚のない “だんだん” です。
だんだんとアクセントがつくと、実は激しく違和感を覚えます。

私は、少なくとも物心ついて以来一度も “いたしい” も “だんだん” も自分の言葉として発したことはありません。
それなのに、今ごろになって何か温かく、ほっと心が安らぐような穏やかな感覚と共にこんな言葉たちが記憶として蘇ります。
明らかに自分が老いてきた証拠…そんな自分の変化を淡々と受け容れるステージに到達したということなのでしょう。
次はどんなことを思い出したりするんだろう…と、興味津々といったところ。

さて、身体を温めてぐっすり眠り、その翌日には久々の歌舞伎とその後のおしゃべりをJちゃんと楽しんだおかげで、“いたしい” 状態からは脱しました。
明日は内田光子さんのピアノ・リサイタル…自分の心と身体の機嫌を取るために必要な時間を過ごします。
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スイッチを切り替える

2021-04-29 21:31:41 | あれこれ
レース編みは20年くらいのブランク
試しに編んでみた小物たち…糸の始末と仕上げはこれから


まごまごしているうちに春は去り、ゴールデンウイークが始まりました。
実に5週間を超えるご無沙汰です。

一年のうちで一番忙しいと言うのもおこがましいことなのですが、
仕事だけでせいいっぱいの時期を過ごしていました。
自宅でも職場でもルーティンワークをこなすのがやっと。
仕事で手抜きをするわけには行きませんから、
そのしわ寄せは自ずとプライベートタイムに…ということになります。
けれど、そんな状況も先が見えてきました。
連休明けに持ち込むものも多いけれど、ピークが去ってホッとひと息ついています。

休暇を1日入れたので、今週は月・水・金の飛び石出勤。
明後日からの5連休は、どこにも出かけず、少々の片付けものの合間に、心を柔らかくするための何かをするつもりです。

実は1月下旬くらいまで、せっせとスパイラル型のストールを編んでいました。
ところが、あと一歩でできあがりという段階になって何だかいやになってしまい、以来編むことを中断していました。
その後、家の中を少し片づけ始めたのをきっかけに、幅30cm・長さ140cmくらいの実用品をレース糸で編もうと思いつき、早々に材料を調達したまではよかったのですが、更に2ヵ月放置です。

なかなか入らないスイッチを半ば強引に切り替えたのは数日前のことでした。
いざ編み始めてみるとこれが実に楽しいのです。
過去に編んだものや古い本で見たものなどのことが次々に思い出されます。

この衰えた視力で40番の糸を8号針で編むなんてとても無理と思い、20番の糸を2号針で編んでみました。
編み上がったものを見ると、やはり繊細さに欠けるというのが正直な感想です。
先日出かけたついでに40番の糸を調達しました。
さすがにそれ以上に細い糸は私の手に余るだろうと思うのです。

カチッと “切り替える” ことはできませんでしたが、いつかスイッチを自在に切り替えられるようになりたいなぁ…。
と、ゆる〜く夢想していてもダメだわね…やっぱり。
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今年もぼちぼちと

2021-01-03 20:10:33 | あれこれ
超久しぶりのおうちコーヒー
food commonさんでいただいたスパイシーなクッキー
干し柿はYuuさんから
小さなお菓子のセットはLeksakの鈴木さんから
気がつけば、いただきものオンパレード

年明け3日めの夜です。
身辺整理優先の宣言をよそに、1日・2日はまったくのぐだぐだ。。。
とりとめもなく映画を観たり音楽を聴いたりしながら、編み物に手を出し
延々とそんな過ごし方をしたものだから
ひどく目が疲れてしまいました。
外出もせず、ロクに体も動かさずにいると、なんとなくスッキリしません。
忙しいとぼやきながらでも、元気に動ける日々の暮らしのありがたさを再確認した次第。。。
明日はいつも通りに早起きして、明後日からの勤務、タイトな日々に備えます。

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大晦日の朝、12月前半に注文していたティーカップ&ソーサーと小さなカップが、コペンハーゲンから届きました。
3年あまり前に出会ったこちらのショップ “Leksak” で見つけたものです。
最初の年はダンスクのブラウンミストシリーズのマグカップ、2年めはアラビア社のティーポットとクリーマー、そして今回は、デンマークBR社のC&Sとグスタフスベリの小さなカップです。
北欧ビンテージといっても、高価なものではなく、Boccoのちっぽけなお財布で間に合う程度の小さな買い物です。
こんなものたちを大切にしながら、今年もまた…こんな世情だからこそ…ささやかな暮らしを積み重ねていきたいと思います。


ぽってりとし過ぎないちょうどいい質感に、ほとんど一目ぼれ…


この深い青のにじみに目を奪われて逡巡すること1年あまり…


実はカップの裏もこんなにかわいいデザインなのでした

※いずれの画像もLeksakさんのサイトから拝借しました。
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道草

2020-09-12 20:31:54 | あれこれ
猛暑のおかげか、今年のグリーンカーテンは “みっちり” 繁茂
その産物のゴーヤーの実は毎年希望者に配布となるのだが
6年めにして初めてお相伴に預かった


激しく暑い夏が行こうとしています。
秋本番はもうしばらく先のこととはいえ、朝晩のひんやりとした空気や虫の音だけでなく
刷毛で描いたような雲が日に日に広がってきています。

けれど、晴天の昼間はまだまだ夏の風情。
ミシュランタイヤのミシュランマンみたいな雲が居座っています。

金曜日のランチは少し遅めの時間となり、ご近所の某巨大企業の施設へ出向きました。
ざわざわとした職場から離れて静かな時間を楽しんだおかげで気分はスッキリ。
さて、戻らねば…と役所への帰途です。


あらあら、しっかり夏の雲!


こちらにもプチ・ミシュランマンが浮かんでる!


振り返ると、休憩時間を過ごした建物の窓ガラスに、雲が映って面白い形になっています。


急ぎ足で道を渡ると、団地横の街路樹?がこんなことに。。。
周辺の他の木も含め、なぜか西側の樹皮にびっしりとコケが生えているのです。
うわっ! 面白いとシャッターを切って時計を見ると、残っているのはあと2分。
少し余裕を持って出たはずなのに、思わぬ道草になってしまいました。

思わぬ道草…こんなことで気分が晴れるのならお安いこと。
もっと気分転換上手になりたいものです。

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さてさて、今日は9月12日…Gerry Beckley さんの68回めのお誕生日であります。
オフィシャルサイトによると、以前ほどタイトなスケジュールではないにせよ、コンサートツアーが続き
来年7月にはパリ&ブレーメンでの公演も予定されているようです。
自分の好きなことを仕事にして、一生それを続けていけるなんて、とても幸せですてきなこと。
そして、私も私なりに、たとえチマチマとしたものであっても、自分の人生を生きるのみ。
時々は道草を楽しみながら…ね。
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解毒と養生

2020-07-24 21:02:15 | あれこれ
柚木沙弥郎さんの型染めうちわ『山に雲』が届いた!
一目ぼれからかれこれ6年…7年越しの思いが実り、あなうれし


またまたやらかしてしまいました。
4連休に入る前日…つまり水曜日の朝から少し具合が悪くなりかけていましたが
終業まで何とかしのいで、まっすぐに帰宅。
ひどい肩こりと偏頭痛、軽い吐き気と胃痛に生あくびなんて、久しぶりのことでした。
帰宅後早々にお風呂に入り、そのまま食事もせずに午後6時過ぎには沈没です。
水分補給に起きては布団に倒れ込むこと数回…ちゃんと目が覚めたのは
たぶん、午前10時ごろだったでしょうか。
そんな状態でしたが、昨日と今日の2日間、おとなしく(実はゴロゴロダラダラと)過ごしたおかげで、今は9割がた元気回復しています。
こうしてキーボードに向かっているのですから、ご心配なくなく…です。

もともとこの4連休は蟄居の予定だったとはいえ、こんなことになろうとは。。。
けれど、よくよく考えてみるとその前兆は1週間ほど前からあったのです。
先週は目の疲れがひどく、金曜日の午後には目の奥が痛みました。
結膜下出血かもという心配は杞憂に終わったものの
日曜日の夜から下まぶたに違和感があり、抗菌目薬で押さえ込みました。
親知らずが腫れて抜歯したのは去年のちょうど今頃…ということは
疲れが出やすいタイミングだったということなのかもしれません。
まったく…こんなうっかりを何度経験すれば学習できるのか。
反省を通り越して、呆れるほかありません。

夜中に何度も起きて水分補給をしながら感じたのは
今、自分の身体は解毒しようと働いているのだということでした。
知らず知らずのうちに溜まってしまう心身の疲れが飽和点に達する前に
身体がサインを発し始めるのでしょう。
年齢とともにスタミナが低下しているのだということを
もっと強く自覚しなくてはいけなかったのですね。
理屈ではわかっていたけれど、まだまだ認識が甘かったということです。

昨日から今日にかけて、体力温存を優先して昼間はクラシック音楽を聴いていました。
小澤征爾&サイトウキネンオーケストラ、カール・クライバーにクラウディオ・アバド、五嶋みどりさん、そして内田光子さんの演奏を、頭の中を空っぽにしてただただ聴くだけの時間でした。

若い頃よく聴いたり、時々は演奏したりしたフォークやロックはもちろん今でも大好きですし
ジャズやシャンソン、ボサノバ、カンツォーネなども好きなのですが
ここ数年はクラシック音楽が身体に染み込んでくるように感じています。

ただ加齢によるものだけでなく、その時その時の自分に必要な音やリズムが変化しているのかもしれません。
音楽であれ何であれ、心地良さを感じるものに触れて、エネルギーやパワーを回復することが
今の自分に必要なことなのだろうと思います。
この度の失敗では、身体を休めるだけでなく、心を安らかにしてメンタルな面にも栄養を補うこと、つまり心の養生が大切だということを改めて思い知ることになりました。

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さて、本日の画像は、柚木沙弥郎さんの型染め団扇です。
いくつもデザインがある中で、あっけらかんと実に明るく大らかなこの図柄に心奪われています。
猛暑を乗り切る強い味方になってくれそうです。
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