恒例…吉例

「新春浅草歌舞伎」に行ってきました。
ここ数年、恒例となっている浅草での歌舞伎鑑賞です。
今年は、亀から猿になった4代目市川猿之助丈が、約束どおり浅草に戻ってきました。
そして、もう一人の座頭格は、何だか妙なところで有名人になってしまった片岡愛之助丈。
11時から6時半まで通しでの鑑賞は少々ハードでしたが、
年の始めのお楽しみとして、十分満足のいくものでした。



と、ここで、いつもなら前の年に鑑賞した芝居を書き出すのですが、
のっぴきならぬ事情により、本日はここまで。
後日、情報を追加したいと思います。

ともあれ、風邪もひかず何とかやっています。
極寒の砌、皆さま、くれぐれもご自愛ください。

一心に

今・今・今を
わき目もふらず
一心に

全神経を集中させ
ただひたすらに
わき目もふらず
一心に

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今日の私の心に響いた言葉です
極寒の日々、寒さに耐えるのも修行でしょうか

大切なもの

今年最初の日曜日
どんより曇って底冷えのする午前
洗濯機を回している間にコートやセーターにブラシをかける

力を込めてブラシを動かす
余計なことを考えず、ひたすら腕を動かす
ゴミやホコリが取れていく心地よさ

こんな作業が日々の習慣になっていれば何でもないことなのに
それすら入る隙間のなかった私の生活

わずか5分でよい
無心ないとなみを当たり前のように繰り返す日常を
今年こそ手に入れたいと思う

ふとテーブルの下に目をやる
半年あまり待機していたオールドキリムは
つい数日前に居場所が定まったばかり

あちこちのほつれやすり切れ、修繕の跡……
遠い国で生まれ、毎日のお祈りに使われていたものだという
この布が経てきた時間
この布と暮らしを共にした人の日々に思いを致しながら
私もよい時を過ごしてゆきたい

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9日間の休暇もあっという間に終わってしまいました。
たっぷりと睡眠をとり、家事の合間を縫って本を読むという
ちょっとわがままで贅沢に過ごした年末年始でした。
年賀状も失礼してしまいました。
早々にご挨拶を頂戴いたしました皆さまがたには
この場を借りて不躾をお詫び申し上げます。

誰もがいきいきと自分を生きることのできる世の中を目指し
大きく方向転換できる年にしたいものです。