poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

ジャムおばさんの日

2011-01-30 21:46:18 | アイポンくん
腕や肩が痛くて、腰に軽い違和感があるのは、編み物で根をつめたことやヘタな平泳ぎを頑張りすぎたのが原因だと思った。
目が充血してショボショボするのは、パソコンに向かう時間が長かったせいだと思った。
少し体がだるいのは、歌舞伎の舞台に集中した後、帰り道の人混みを避けられなかったからだと思った。
喉がイガイガ、鼻がヒリヒリしているのは、マスクなしで超満員の電車に長く乗っていたためだと思った。

そんな一見何でもない日々の生活の中での負担が重なると、寒くて空気が乾燥しているこんな季節には風邪をひくなんていとも簡単なのことなのだ……ということに気づいたのは、めずらしく発熱したあとのことだった。

熱が下がったあとも軽い咳がなかなか治まらず、鼻も何だかすっきりせず、目がムズがゆいのは、風邪の名残なのだと思い込んでいた。
でも、待って! 何だかヘン、どこかが違う。。。
もしやこれは……花粉に反応してる?!?!?!
早速、アレルギーを抑える漢方薬に切り替えたら、少し症状が軽くなった

つまり、自分の体が発するサインをちゃんと受け止めていなかったんだよね……迂闊だった。

この週末の土曜は、洗濯日和
花粉が増える前に、シーツ・カバー類の大物の洗濯を済ませた。
少しどんよりとした日曜は、いただきものの夏みかんを刻んで煮た。
きび砂糖の他に、作り置きのレモンの黒糖漬けも加えたら、色黒のマーマレードになっちゃった。
今回はショウガのせん切り入り…レモンジンジャー風味ってとこかな?
できあがったのは、300ccのボトルが5つに30ccのボトルが1つ。
ちょっとだけ達成感
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革の手袋を洗ってみた!

2011-01-29 17:22:44 | アイポンくん
ここ数年一番のお気に入りで使っている指なし手袋。
指先が自由に使えるのもうれしいし、長めの手首部分とライナーで暖かさの点でも合格…
ということで出番がやたらに多いから、当然汚れも激しいわけです。
ある日、ふと思いついてシャンプーで洗ってみたら大正解でした!

洗ったあとはタオルにくるんでネットに入れ、数秒ほど脱水機にかけます。
さらに、タオルの上で形を整え、時々向きを変えながら乾かします。
完全に乾いたら、皮革専用のクリームもしくはハンドクリームを塗ります。
一度全体に塗って乾いたら、もう一回…と気長な作業もまた楽し。。。

洗ったあと何度も使った今は、こんな感じです。



これに気を良くして、五本指の革手袋も洗っちゃいました
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SISTERHOOD

2011-01-22 16:15:32 | あれこれ
  なつかしいBoccoさま
  ……あと1、2年で鹿児島に引っ越そうかと考えています
  あんなに嫌いだった田舎も、私の性格がまぁるくなったせいで?
  うまく暮らせるかな…と

彼女が重い病気にかかっていることは、このメッセージを受け取った翌年(2年前)の年賀状で知らされていました。

  3年前に宣告されて、余命2年がまだ生きてます
  田舎でスローライフを目ざして帰ってきました
  とても元気に過ごしています
  いつでも遊びに来て

昨年1月には…

  間の抜けた新年のごあいさつですが
  それでもつつがなく新しい年を迎えられて
  めでたいことです
  家の改装工事が年末までかかってしまい
  てんやわんやのお正月でした……
  あちこちから恐る恐る元気?って
  メールやら電話をもらい
  あわてて今ごろ年賀状書いてます
  今年も良き年を

その彼女が帰らぬ人となってしまったことを、彼女の夫君から届いたはがきで知りました。
去年の9月のことだったそうです。

彼女… ナカジマミエコさんは、Boccoにとって恩人であり、よきアドバイザーであり、そしてなにより頼もしい同志でした。
千里ニュータウンに住んでいたころ、 出会った仲間たちの一人が彼女です。
“密室の子育て” に息が詰まり、バランスを崩しそうになっていたBoccoを受け止め、受け入れてくれた仲間たち。
Boccoの根っこに栄養を注ぎ込んでくれた仲間たち。
ミエコさんは、その仲間たちのリーダー的存在だったのです。
Boccoのみならず、まだ0歳だったKaiapuaも、仲間たちの間で育ちました。
年齢の異なる子どもたち(大半がKaiapuaより年長でした)の中でたくさんのことを学び、身につけました。

思えば、この仲間たちとの勉強会でレポートをまとめ、発表し、議論したことが別の形で発展し、後のBoccoの職業につながっていきます。
この仲間たちとのネットワークが、後々東京に移り住んでからのBoccoをさまざまな面で支えてもくれたのです。
私たちのことを「傷のなめ合いをしているだけ…」などと言う心ない人もいましたが、
百歩譲ってもしそうだったとしても、その「なめ合い」こそが自分を育ててくれたのだと思っています。

ミエコさんだけでなく、SKさん、YIさん、TKさん、NKさん、MKさん、MYさん、YYさん、AMさん…多くの仲間たちが、まだ30代の若い姿のまま目に浮かびます。
この仲間たちとの出会いを皮切りに、Boccoは実に多くの女性たちと出会い、心を通わせ、支え合ってきたのです。
そんな女性たちとのつながりは、Sisterhoodと呼べるものなっているように思います。

明るく、気丈で、率直で、痛快で、大らかなミエコさん。
しばらくのお別れです。
いつかきっと再会できますね。。。


  写真:山崎一彦「森と風のシンフォニー」(「らいてうの家」にて撮影)
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レオニー

2011-01-15 15:47:36 | ひとり言
映画『レオニー』予告編


年末の29日に映画を見ました。
この映画の基になったのが、『イサム・ノグチ 運命の越境者(上・下)』です。

          

イサム・ノグチは、Boccoにとって大いに関心のある人物です。
そして、緻密な取材、鋭く冷静な分析、人に向けるまなざしの温かさ…著者のドウス昌代さんもとても気になるノンフィクション作家であり、文庫化されたこの本を見つけて飛びついたのでした。
その後、松井久子監督がこの本をベースにイサム・ノグチの母=レオニー・ギルモアの生涯を映画化しようと奔走なさっていることを聞いていましたので、構想以来7年を経ての公開は、Boccoにも感慨深いニュースでした。

ストーリーは必ずしも事実に忠実ではなく、松井監督の思いから脚色された部分もあるようですが、それは何ら問題ではなく、むしろレオニーという一人の女性の生きざまを浮き上がらせるに十二分な内容です。
エミリー・モーティマー演ずるレオニーに自分自身を重ね合わせ、心が震える作品でした。

昨年11月20日に封切られたこの映画は、全国で上映中です。
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初歌舞伎 & iPhoneデビュー

2011-01-09 12:48:48 | kabuki
1月7日、「新春浅草歌舞伎」(第一部・第二部)を楽しんできました。
若手の役者さんたちが、日頃なかなか演ずる機会のない大役を務める浅草ならではの座組。
Bocco は昨年初めて見て以来、彼らの意気込みや気迫の感じられる独特の雰囲気のとりこになっています。



公会堂前にあるスターたちの手形が並ぶコーナーには、先ごろ亡くなった高峰秀子さんと中村富十郎さんへの献花がありました。

この記事はただ今、iPhoneで作成中。
まだ操作に慣れていないので、苦戦しています。
だから今日は言葉少なめ。
続きは後刻、パソコンにて。。。

その翌日は、新橋演舞場で「壽 初春大歌舞伎」(昼の部)を鑑賞。
お正月らしい華やかで愉快な演目を楽しみました。
(『妹背山婦女庭訓』は愉快というよりもinteresting。。)

そんなわけで、年明け早々歌舞伎三昧の日々。
連休最終日の今日は、さすがにおとなしく自宅で過ごしています。
  ※青色部分は1月10日に加筆しました。
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本年もよろしくお引き立てのほど

2011-01-02 15:43:14 | 日々録
この年末年始は、思いがけず11日間のセミロング・バケーションをいただくことになりました。
の~んびり、だらり~ん…の日々を過ごそうと目論んでみたものの…やはりそう長くは続きません。
そもそも元来が怠惰な生活をしているのですから、それ以上にのんびりしようとすること自体に無理があるわけで、ごそごそと動き始めています。

そして、Boccoにはきわめて希有なことなのですが、今年の課題なんてものを掲げることにしました。
 
 課題…壱 : 心を遊ばせ、楽しい時間をもつことを優先すること。
    弐 : そのためにこそ、始末のよい暮らしをすること。
    参 : 始末よく暮らすために、モノを減らすこと。
       (ひとつ楽しいことをするたびに、モノを処分する)
       (できる始末はその場で済ませ、後回しにしない)

だがしかし、どこまでできるのやら……いつまで続くのやら。。。
けれど、「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」
まずはやってみよう!!!

しまりのない年頭のご挨拶になってしまいました。
相変わらずの poco a bocco ですが、
本年もよろしくお引き立てのほど、乞い願い申し上ぁげ奉りまするぅ~


photo:信州型ペレットストーブ @らいてうの家
    こんなストーブのそばで温まりたいなぁ
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