poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

国会議事堂前

2015-07-18 23:55:00 | ひとり言
3連休初日の朝8時に友人からのメール...澤地久枝さんたちの呼びかけによる国会議事堂正門前での集会への誘いでした。

「安保法制の強行採決」を目論む首相に対する抗議の意思表示として「7/18 午後1時 きっかりに全国で一斉にポスターを掲げよう」という呼びかけがあることは、米田佐代子先生のブログで知っていました。
しかし、今この時に傍観者でいては後悔するに決まっていると思う一方で、拙宅にそのポスターを貼っても(立地的な問題として)意思表示とは言いがたいし...などと生温いことを思っていたのでした。

だから、この誘いは渡りに舟......即刻 “ぜひぜひ行きたい!” の返信を送りました。

議事堂前に集まったのは約5千人とのことでしたが、池袋、新宿、渋谷など東京都内だけでなく、全国の至る所で一斉に抗議の意思表示が行われました。
市民団体や労働組合等々の動員によらない、一人ひとりの意志に基づく抗議表明です。
議事堂前でたまたま隣りに居合わせたのは、急遽飛騨高山から日帰りでやってきたというご夫婦でした。
都内に住んでいながら、思いとは裏腹に今まで手をこまぬいていた自分の不甲斐なさを恥じました。
もう何年も前から、政治状況、報道のあり方、世論の流れなどが確実にきな臭い方に向かっていることがとても気になっていたというのに。。。
ここに来ての有無を言わさぬ強引な展開に、とても傍観してはいられないとの思いを強くしていたというのに。。。

「日本国民の生命を守って戦争を未然に防止するために絶対的に必要な法案」だというけれど、
武力をもって武力を抑止することが平和をもたらすとは思えません。
主義主張や利害の対立を超えた連帯、あるいは共存を可能にするために知恵を絞る必要があるのではないでしょうか。
粛々と非暴力を貫くこと、あらゆる暴力に屈しない強さをもつこと...それほどの覚悟が求められているのだと思います。
政治家任せではなく、一人ひとりがこの問題を真剣に受け止め、考え抜かなくてはならないと思っています。

「チベット問題はチベット民族にとってのカルマである」とは、ダライ・ラマ14世の言ですが、
不戦を貫くこと=戦争をする国にならないためのあらゆる努力は、この国に住む人間のカルマなのかもしれません。

この一斉意思表示という “闘争” は始まったばかりです。
7/15の衆院強行採決から60日後の「自然成立」を懸念する声が高まっていますが、
絶望することなく、意思表示を続けたいと思います。


金子兜太さんの書による、このポスターを持って集まりました。
澤地久枝さんの呼びかけはこちらです!
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目下のお楽しみ

2015-07-06 01:15:55 | 日々録
材料は何年も眠っていたインド布のはぎれ。


ランチにお弁当を持っていく日が増えています。
朝は5分でも長く寝ていたい派なのに、エイヤッと起き出してお弁当の準備に取りかかります。
といっても、簡単にできるもの一品か二品をササッと作って
後はあり合わせのものを適当に詰め込むだけの超お手軽弁当。
怠けたい日はおにぎりだけなどということもあります。

今の職場には食堂がないわけではないし、何より出前や仕出しが充実していて大喜びしたのも束の間…飽きてしまったのです。
仕出しのお弁当は品数もそろい、バリエーションも工夫されています。
でも、どうしても味気ないものが残ってしまうのです。
それに比べて、お手軽手抜き弁当でもおいしく感じられるのは不思議。
何かほっとするものがあるのでしょうか…自前のお弁当を食べながらしみじみと幸福感を味わっていたりもするのです。

そんなわけで、10年ぶりにみみ巾着を作りました。
スープジャーに使っているものよりひと周り大きいサイズです。



結構気に入って使っているのが、野田琺瑯の保存容器と黒い鍋型の容器の組み合わせ(右側)。
二段になった塗りのお弁当箱(左側)を使う日もあります。
丼ものなどにも使えるサイズのお弁当箱があるとよいのですが、あせらずじっくり探すことにします。
できればプラスティック製品の使用は避けたいのです。
コメント (2)
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