poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

さくら♪ さくら ♪

2023-03-30 21:06:24 | 日々録
ピンボケのBoccoショット
鶴岡八幡宮境内で

今日はサクッと手短に……。

またまた出かけてしまいました。
目的地は、いざ鎌倉!
お目当てのメインは、鎌倉県立近代美術館 鎌倉別館で開催中の「美しい本―湯川書房の書物と版画」の展示。
そのついでに、おいしいピザ屋さんでのランチとLONG TRACK FOODS でおいしいデリをゲットしようという目論見です。

せっかくの休日、のんびりすることが最優先なので、スタートもゆっくり。
お昼近くに鎌倉駅に到着し、早速件のピザ屋さんへ。
幸いなことに数分並んだだけで店内に案内され、地ビールを友にクアトロフォルマッジ、マルゲリータ、そしてケールとシラスのピザを堪能。
至福のランチをいただきました。

さて、次に目指すは美術館。
人で溢れかえる鶴岡八幡宮野境内を通り抜けると、静かで落ち着いた空気に触れることができます。
期せずして先週末の映画とシンクロする内容で、ちょっとニンマリ。
工芸としての本づくりとくくってしまうことにはかなり無理がある…とはいえ、書籍というものについて、文章とは別の側面から改めて考える機会となりました。
製本のワークショップに参加したり、ブックデザインの真似事をしたことがあるという程度のことですが、製本やブックデザインに対し関心を持つ者としては、とても興味深いテーマだったのです。
本当は製本の技術をちゃんと身につけておきたかったのだけれど、それが叶わぬまま今に至っているのは、つまりそれだけの思いにすぎなかったということなのですが。。。



お〜端正なデザイン! 間違いなくBocco のツボです!


さて、デリのみならず、これまたおいしい蒲鉾と桜の和菓子と大きなクッキー等々をお土産に、我ら3名は混雑を避け早々に引き上げることに。
帰宅は午後5時半過ぎ…というわけで、少々駆け足ながら満足の休日を終えようとしています。

桜の花もいよいよ終盤を迎えていますが、道中至る所で桜並木や桜土手に遭遇しました。
日本中どこもかしこも桜色に染まっているかのよう。
それだけ日本人に愛されているということなのですね。



さくら さくら 野山も里も 見渡すかぎり
かすみか雲か 匂いぞいずる
….…本当にそう。
いざや いざや 見に行かん……そんな気分はのどかな時代の遺物なのかも。

車窓から見える桜のサマに、懐かしい唱歌の歌詞が浮かんできました。
(※かつて歌われたものと、現在の教科書に掲載されているものを混ぜこぜに覚えていたようです。)
そして、あまのじゃくのBocco は思うのです。
桜の名所もいいけれど、野山の木々に交じって淡いピンクの花を見せる桜の風情はより好ましい…と。

さてさて、明日はまた出勤です。
新年度への準備で少々残業することになりそうですが、明後日はまた映画を観に行く予定。
それを楽しみに、明日をなんとか乗り切ろうと思う次第。。。

だがしかし、全然手短じゃありませんでしたね。
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春霖の休日、ちょっと遠出で心潤う

2023-03-26 19:35:47 | 日々録
星のように見えるのは百合の花を象ったランプシェード
見様によっては下から見上げた宇宙船?
むかーし昔の映画の一場面
@神奈川近代文学館


この週末も雨降り。
静かに雨の降る日は、一人で過ごすには好都合…誰にも邪魔されず静寂の中で時を過ごせるのは実に快適です。
とはいえ、凡人の蟄居は小人閑居になりかねない…と考えたわけではありませんが
昨日は雨の中、横浜へ行ってきました。

目指すは神奈川近代文学館…『菊地信義没後1年 上映会「つつんで、ひらいて」』。
2か月ほど前にKaiapuaの誘いを受け、即決で予定に入れていたイベントです。
自分自身の思いや考えに重ねて感じ入ることの多い内容で、雨の中を頑張って行った甲斐がありました。
できることなら、もう2〜3回は観たいと思えるくらい。。。
2月はじめに観た『人生フルーツ』に続き、間違いなく今年2つめのお気に入り映画です(いずれも4〜7年前の作品…新作ではありません)。

『つつんで、ひらいて』の詳細はこちらでどうぞ ⇨ ⭐︎

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雨降りの休日とはいえ、桜は満開で春休みの真っ最中です。
ピークの時間を少し外して移動したものの、通過地点の吉祥寺・渋谷・みなとみらいのどこも混雑していました。
それもあって、せっかくの横浜行きでしたが、どこにも寄り道せず住み慣れたエリアに戻ってきました。
港の見える丘公園や電車の窓からサクラ、コブシ、ユキヤナギ、バラやスミレ等々、たくさんの花を眺めることもできました。
Boccoにとっては十分なお花見だったと思います。
コメント (2)
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ココロハホグスモノダッタ

2023-03-05 19:34:12 | 日々録
美容室のお気に入りスポット
日常を離れ、心静かに緊張を解く
数週間に1度のヒーリングタイム


いつの間にやら蝋梅の香りが漂い、白梅・紅梅が花開き、ついにスギ花粉が飛び回る季節になりました。

またもやのご無沙汰…4週間ぶりの更新です。
いつものこととはいえ、休養も含め週末をうまく活用することができなくて、気がつけば日曜の夜…という状況が続いています。
というよりも、休日の有効活用だなんて、プライベートな時間までも“効率” などという代物に支配されている自分がイヤになっていると言うべきかもしれません。

昨日、土曜日はNさんと待ち合わせ、あれこれおしゃべりをしてきました。
彼女とは、2014年9月に数人の仲間たちで集まった後は、今から数年前に国立駅近くでばったり出会い、お茶を飲みながらおしゃべりして以来…というべきか、その後何度も「近くまで来たので…」と私の職場を訪れてくれたことがあったのですが。。。

昨日は、久々ということもあって話は尽きることなく、午後1時に待ち合わせて夕暮れ近くまで一緒に過ごしました。
そして、帰りの電車の中で、彼女とのやり取りを振り返りながら気づいたのです。
不思議なことに彼女と話していると、考えや思いが次々と言葉となって出てきました。
特にここ数年というもの、誰かと多くを語ることが激減していたせいかもしれません。
思考を言語化する能力(?)をちょっとだけ取り戻していることは、正直なところ驚きでした。

まさか…という思いとは裏腹に、私は知らず知らずのうちに心に鎧を着て過ごしていたのでしょう。
昔と変わらない真摯で繊細なNさんとの語らいに、すっかり硬くなってしまっていた感性も解れてきたように感じます。
心を開いて向かい合うことのできる人と話しをすることは、いきいきと生きていくための特効薬だということでしょうか。

その一方で思うのは、自分の不甲斐なさなのです。
社会生活では、ありのままに思いのままに振る舞うのはなかなか難しいことであり、他者への配慮も不可欠です。
けれど、それが行き過ぎると抑制の歯止めが利かなくなってしまいかねない…そんな “当たり前のど真ん中” を失念していた自分が何よりも情けないのだけれど、この気づきはその情けなさを受け止めた上で自らを律しなさい…という天啓だったのかもしれません。
Nさんとの再会に感謝しなくてはなりません。ありがとう!!

::::::::::::::::::::

心といえば、この曲です!!!
気持ちが落ち込んだ時、私はこの曲を聴きます。

こころ/沢知恵


こころ

わたしのこころは湖水です
どうぞ漕いでお出でなさい
あなたの白い影を抱き
玉と砕けて
舟べりへ 散りませう

わたしのこころは燈火です
あの扉を閉めてください。
あなたの綾衣の裾にふるへて
こころ静かに
燃えつきてあげませう

わたしのこころは旅人です
あなたは笛をお吹きなさい
月の下に耳傾けて
こころ愉しく
夜を明かしませう

わたしのこころは落葉です
しばし お庭にとどめてください
やがて風吹けば さすらい人
またもや
あなたを離れませう

(詩/金東鳴 訳詩/金素雲 作曲/沢知恵)


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以下、備忘録。

2/10…映画 「人生フルーツ」「チョコレートな人々」@ポレポレ東中野
2/11…映画 「仕掛人・藤枝梅安」 + 舞台挨拶@新宿ピカデリー
2/15…二月大歌舞伎 第二部@歌舞伎座
2/18…映画 「ケイコ 目を澄ませて」@アップリンク吉祥寺
2/22…二月大歌舞伎 第三部@歌舞伎座
2/25…林 友子展「触」@Gallery SU

“遊び虫・怠け虫” の復活なるか!?
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