poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

サプライズ - a Big Surprise & Assignment -

2010-02-28 15:56:37 | あれこれ
1月末のこと、小さな包みが届きました。
その中には、柿渋や藍を使った草木染めの糸が何種類も入っていました。
甘撚りのシルク、スラブシルク、ペーパーシルク、綿、バンブー(竹)もあれば、和紙を撚った糸もあります。
その一つひとつに、繊維と染料を記した小さな紙片がついています。
送り主はとてもとても忙しい人なのに。。。
その忙しさの合間を見つけて、こんなにすてきなプレゼントをしてくださったこと、
彼女の思いの深さに、感謝とか感激とかいった言葉では表せないほどのものを感じています。

この糸たちをどんなふうに使うことができるでしょうか?
今、ちょっと考えているのは、平織りの紐。
上條宜子さんの木彫りのアクセサリーに合わせる紐を作ってみたいのです。
でも、今すぐには取りかかれそうにもないのが、現実の話。。。
大きな課題をいただいたようで、少々緊張している Bocco です。


  ★前回の記事:吉右衛門さんに写真を追加しました。
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吉右衛門さん

2010-02-24 22:19:25 | あれこれ
歌舞伎役者の中村吉右衛門さんのことではありません。
民芸運動に大きく関わっていた染織家、岡村吉右衛門さんのことです。
多摩美術大学美術館で開催中だった版画の展覧会に行ってきました。

若くして柳宗悦の門を叩き、やがて芹沢銈介に師事…という吉右衛門さん。
初期の作品には隙のない細密さがあります。
今回の展示は、70年代以降のものが多く、自由で、楽しくて、モダンで力強いものを感じました。
色づかいも鮮やかで、晩年のマティスに通じるような「遊び心たっぷりの、人としての無邪気さ」が表れているように思います。
しかし、それを可能にしているのは徹底したフィールドワークと深い造詣。
やはり、水面下のたゆまぬ努力が物を言うのですね。。。

朝鮮の民画にルーツがある絵文字の楽しさ。
イヌイットにも通じるアイヌの生活を描いた作品の数々…
鯨、イルカ、シャチ、アザラシ、オヒョウ、鮭、鱒、エトピリカ、
梟神、熊神、狼神、兎神。
萱野茂さんとのコラボレーション。
インド西北部のグジャラート、ラジャスタン、そしてジャワやバリでの染織取材メモ。
例えばそんなところに、Bocco の好奇心と大きく重なるものがあったのもうれしいことでした。

吉右衛門さんと私は同郷。
しかも、吉右衛門さんの近親者のひとりは Bocco のごくごく親しい友人です。
そのことを知ったのは、わずか4~5年前のこと。
自分があずかり知らないところで不思議なご縁があり、
それに初めて気がついたような、ちょっと楽しい気分です。



遠慮がちに写真を追加します。
図録の一部です。
この程度ならお叱りを受けることもなかろうと思うのですが。。
(2010年2月28日 追記)
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本日も長々とつぶやく。。。

2010-02-23 00:55:05 | 日々録
Eric Clapton and Sheryl Crow - My Favorite Mistake


いきなり "かっこいいおねえさん” の登場です。
この女性は Sheryl Crow(シェリル・クロウ)。
ギターの神様…Erick Clapton(エリック・クラプトン)の演奏で歌っちゃえるなんて、
スッ…ス、スゴイ…っすよ。。。

実は…先月末、ボーカルの発表会を何とかクリアした Bocco が次にやろうとしているのが、この曲…My Favorite Mistake。
せっかく始めたんだから、少々の冒険もいいんじゃないか…と思うわけです。
さてさて、どんなことになるのやら。。。
ともかく頑張ってみようと思います。

忙しさが少し落ち着いたこの時季になると、Boccoは決まってパワーダウン。
そんな自分を受け入れ、無理をしないでやり過ごすのが、今までのやり方でした。
でも、今年はちょっぴり欲ばりになれそうです。
まずは、2ヵ月ほど中断していた水泳、そして、こともあろうに6ヵ月もストップしていた英語学習サイト “iKnow!” のレッスン( ← 自分のレベルに合わせてゲーム感覚で楽しくトレーニングできます。そもそもは “めっかんさん” のおすすめで始めたのです=2/24加筆)もわくわくしながら再開しました。
それからそれから、時間を上手にやりくりして “作ること” を、少しずつでも形にしていきた~い!!!!!

…なんて言ってるうちに日付が変わってしまいました。
「平成22年2月22日」の翌日である今日は、Kenchen の誕生日。
おめでとう


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こっそりおじゃま

2010-02-14 18:01:15 | 私のお気に入り
先日の歌舞伎鑑賞の前に少し時間がありました。
それで久しぶりに奥野ビルを覗きに。。。
ところが、事前に調べていなかったので、心あたりのギャラリーはいずれも休廊中。
以前ちょっとだけお邪魔したことのある アンティークギャラリー“Y's ARTS" さんは 5F から 1F に移動なさってました。
5Fに行ってみると、こんな状態に。。。

508号室は大きな丸窓が印象的なお部屋だったので、空き家になっているのをこれ幸いと、写真をとらせていただきました。
(“Y's ARTS" さんが移られた101号室にも、通りに面した大きな丸窓があります。)
冒頭の写真も508号室でのもの…いいな、いいな、実に静謐の世界です。
こちらのお部屋は展示スペースになるとのこと…奥野ビルを訪れる楽しみが一つ増えました。


いつ行ってもやっぱり好きなのがこの空間です。

奥野ビルにはまだまだたくさんすてきな空間があるのよね。。。
小走りの “ついで撮影” ではなく、しっかりと写真をとりに出かけたくなってしまいました。
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手芸部

2010-02-06 22:00:48 | works
今シーズンのニッティング作品は “羽織りもの” もしくは “巻きもの” シリーズになりました。
なにしろ “首肩凝りの名人” と称されるほどですから、軽くて温かい首巻きの類にはとても関心があります。
昨日は二月大歌舞伎・夜の部へ。
歌舞伎を見ながらつい力が入ったためか、またそれで首肩コリコリの本日の Bocco です。

↑ はアンゴラモヘアのマフラー。
2~3年前から手元に置いていた毛糸で作りました。
引き返し編みで中心角が20度くらいの扇形を3つ編んだら、今度は方向を変えて扇形を3つ…という作業を繰り返します。
つまり中心角60度の扇形を交互につないでいくような編み方です。
肩を被う真ん中の部分は方向を変えません。
そうするとU字型のマフラーになって、体の形になじむのです。
毛足の長い黒い糸…視力も衰えていますから、半分は勘で編んだようなところがあります。
まだ少し遊び毛が出るので、いっそ起毛してしまおうかな?…目下、検討中。


こちらは、年末に入手した毛糸で編んだストール。
1段おきに4カ所で目を増やしていくやり方で一辺63cm の直角二等辺三角形になりました。
軽くて温かくて、夜なべ作業の必須アイテムになりそうです。

夜なべ作業といえば、Kaiapua も毛糸編みを始めました。
 今度こそ完成させる!
 何年かけても作りあげる!
 質のよい糸で丁寧に編んで、長ぁ~く使う!
…のだそうです。

以来、毎日とはいかないけれど夕食後の時間や休日には、テーブルのあっちとこっちで「針と糸の遊び」をするようになりました。
わずか2名の手芸部発足です。
Kaiapua は焦げ茶色のアルパカで、Bocco は微妙な色合いのカシミア混の毛糸
完成までに少し時間がかかりそうですが、気長にやることにします。

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