poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

一年ぶりと七年ぶり

2016-10-31 23:55:55 | View From The Hotel
一年前とはうって変わってあいにくの曇天は
いかにも山陰らしい空模様
まるで墨絵のような山々の稜線が美しかった


予定通り帰省していました。
滞在2日めの10月21日には震度5強の揺れに遭遇しましたが
幸いなことに無事でした。
大きな被害が残る県中部の方々に一日も早く平穏な暮らしが戻りますよう。。
どうか今年は大雪になりませんように。。

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さて、体調を整えていた…はずだったというのに
この度の帰省は絶不調。
姫路で新幹線から乗り換え、中国山地の間を走り出してまもなく
鼻炎の症状が出てきました。
植物か何かに反応したのだろうと思っていましたが
実は風邪の始まりだったようです。
不覚の至りでした。

それでも、少々のお楽しみを逃す Bocco ではありません。
「日本におけるキュビスム−ピカソ・インパクト」を目当てに県立博物館を訪れたところ
幸運にも「岡村吉右衛門の世界」の特集展示が開催されていました。
初めて吉右衛門さん作品の展示を観たのは7年近くも前のことになりますが
思いがけない再会を果たすことができました。





☆やっぱり吉右衛門さんの世界はいいな〜(画像が大きすぎたけど…)


岡村吉右衛門生誕100年の今年は、多摩美術大学美術館でも12月半ばから展覧会が始まるようです。
現在開催中の「柳根澤 召喚される絵画の全量」も気になります。

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なお、風邪もどきの症状は1週間あまり続きましたが
土日に爆睡した甲斐あって復活しました。


コメント (2)
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ついでながら…用の美

2016-10-17 22:41:13 | 日々録
セラミックのシェードを透過した光の美しさに目を奪われる
<飛松弘隆さんの作品>


所用で出かけた銀座。
ついでにと言っては申し訳ないのですが
資生堂ギャラリーで開催中の「そばにいる工芸」展をのぞいてみました。
30代半ばから40代半ばの若い作家たちの作品が、それぞれに強い個性を持ちながら主張し過ぎない…そんな強さと柔らかさが共存する魅力的な世界を描き出しています。
この時代ならではの “用の美” の世界から、つくることの楽しさ、苦しさ、優しさ、厳しさ…そういった諸々の要素が伝わってくるようでした。


マットで深い味わいのある表情が魅力的な箱は、ペンケースくらいのサイズ
<ハタノワタルさんの作品>


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朝晩が涼しいというよりも、寒さを感じる日が多くなってきました。
だらだらと夏が長引いた分、身体も疲れていたのでしょう…喉の痛みといやーな感じの肩や腰の痛みが出ています。
そんな時は身体のシンを温めて十分に睡眠を取るのが一番。
帰省を20日に控えているので、それまでに体力を回復せねば。。。
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ケルトのシャランシャラーン

2016-10-02 21:51:41 | 私のお気に入り
真新しい白い紐は少々気恥ずかしいけれど
使っていくうちに “薄汚れた“ 味が出てくるはず…


京都・大阪の報告も不十分なまま、とうとう10月に突入です。
久しぶりの晴れた休日になりましたので、今日は大物の洗濯がはかどりました。
けれど、サンシェードはまだベランダに設置したまま…なかなか夏仕舞いができません。

さぁて、雑用オンパレードのついでに完了したのはこれ!
硫化銀で真っ黒になっていたシルバーのペンダントヘッドを重曹で磨きました。

もう20年も前のことになるでしょうか…揺らすとシャランシャラーンと
不思議にやさしい音のするペンダントに出会いました。
ケルトのオルゴールボールだとの説明にも惹かれるところがあり
このシャランシャラーンがすっかり気に入ってしまったのです。

もともと黒い化繊の紐がついていましたが、身につけることはなく
手にとってシャランシャラーンの音を聞くだけ…それだけで満足していました。
というよりも、慢性的な肩こり・首こりがあったので、首に何かをかけるなんて
とんでもない状態だったのです。

でも、どうしたことか最近になって首肩のこりが軽くなってきたこともあり
せっかくのお気に入りをもっと活用しようと思いついたわけです。
アンティークな雰囲気を損なわない程度に磨きなおし、白いスエードの紐に取り替えました。
赤紫色の細いリボンも準備していますが
それを使うのはウールのセーターを着るようになってからです。

そもそもこのボールがどういうものなのかを知りたくて調べてみたところ
近年はドルイド・ベルなどとも呼ばれ、癒しグッズとして人気なのだとか。

ドルイドとは古代ケルトの修行僧たちのことで、
彼らが深い瞑想を得るために作り出した鈴をドルイド・ベルという。
それがやがてオルゴールの原型となり、その進化・普及に伴ってドルイド・ベルは忘れ去られてしまう。
しかし、20世紀初めにドルイド・ベルが復元され、やがて複製されるようになった…

そんな解説がありましたが、それを裏付けるものはないとの説もあるようです。
というわけで真相は不明…。

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ついでに、他のお気に入りも撮影しました。
(いずれもクリックで拡大できます。)


アンティークのパールビーズを配したオペラ…チョーカー2本分の長さです。
フォーマル用に探したものですが、普段使いもOKです。


直径1mm弱/長さ5〜7mmのシルバービーズをつないだmade in Thailand。
8月末の京都でひと目ぼれしてしまいました。
上のアンティーク風と組み合わせてもよさそう!
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