iwao's diary

BlogをAmebaへ転居しました。
こちらも当分残しますけど、更新はありません。

追憶のBig-1ガム

2021-08-07 | Big-one Gum

この追憶シリーズを掲載するにあたり、掲載モデルの蘊蓄も少々掲載させていただくこともあり、事前にいろいろとNet検索したりしているのですが、前回のRX-7を検索していて、見覚えのある雑誌が目に留まりました。

当時、車雑誌、バイク雑誌と共に、定期購読していた雑誌です。改めて倉庫の2階に段ボール箱に入れて保管していた雑誌を取り出してみました。

1994年の増刊号というのも、ある意味、追憶でございます。。。

ミニカー専門の情報誌ですが、食玩についても一時期取り上げられていて、この号で、かなり詳しくビッグワンガムの特集が組まれていました。これまた追憶というか、すっかり忘れていたんですけど、、、

このF1は、全部、コレクションしております (プチ自慢w)

バイクも、全部ではありませんが、今までの追憶シリーズで取り上げさせていただきました。

この特集で、1978~1990までの全モデル名がわかりますので、貴重な資料ですね。

今までの追憶シリーズにも、順次販売年などを追加記載していきたいと思います。

ちなみに、筆者の記述の中にビッグワンガム考察が載っていました。以下に抜粋します

しかし鉄壁なモデル作りを必須信条とする世のエンスーにとって、ビッグワンは常に癇癪の種であった。PP(ポリエチレン+ポリプロピレン)ゆえの切削研磨出来ない、接着出来ない、塗装出来ない、が壁として立ち塞がり、どんなに素晴らしくモデラー心をそそるモデルであっても、そのままパッチンパッチン切ってプチプチ組み込むストレート組みを強いられる、と云う幼稚園児とのタイマン勝負を宿命付けられていたからである。それだけにビッグワンの存在は一部エンスーにはストレスの源でしかなかった。

だが、ビッグワンにはビッグワンの独自の世界があって、大和民族的生真面目さを超越し模型の煩悩から解脱した時、初めてビッグワンの世界の既に確立された醍醐味に触れるである。それは30分間(後には複雑になり1時間の場合もある)のエクスタシーである。段取り、準備、待ち時間など、プラモデルに必要な種々の煩わしさとは一切無得の一気呵成の世界がそこにある。カッターもしくはデザイン・ナイフと後は精々ニッパー、ピンセットもあれば充分な世界。始めから終わりまで一気のコンセントレーションで、我を忘れて完成に持ち込む。そしてひとつのモノをフィニッシュした爽快な快感。そこでランナー、インスト、パッケージを惜しげもなくゴミ箱に捨てて、サ~次やるかぁ~のリフレッシュ感覚。この短時間完結主義こそ模型世界のひとつの快楽なのである。

では完成したモノはどうするか。それは人それぞれの好き好きだろうが、やはり精々1週間も眺めたらポイと捨てるのが精神衛生上も好ましかろうと思う。所詮はエンスーの納得のいく仕上がりにはなっていないのであるから、冷静さを取り戻すにつれ段々と不満がしみ出すように湧いてくるに違いないのだ。だから過去は引き摺らず常にゼロからの出発を心がける。これこそがビッグワン世界における美学であり、この世界ならではの醍醐味なのである(と考える・・・)。

 

ってな感じ~ iwao's的には、そう思わない面もありますけど、かなり熱いビッグワン考察でございました。w

ビッグワンガム、ちょっとレゴにも通じるものがありますねぇ~