iwao's diary

BlogをAmebaへ転居しました。
こちらも当分残しますけど、更新はありません。

CAR MAGAZINE No.353とスクランブルカー・マガジンNo.8

2007-09-22 | Car

さて、本日、いつものCAR MAGAZINEが届きました。表紙は、赤いディーノ、、、今月号はDINOの特集です。赤いディーノの表紙は前にも何回かあったような気がします。

CAR MAGAZINEが、スクランブルカーマガジンという名前だった頃、シルバー(ノーズが黒)のDino246GTの記事が印象に残っていて、でも、どんな内容だったのか忘れてしまったので、ごそごそと本棚の一番上にあった、昔の雑誌を引っ張り出してきました。THE SCRANBLE CAR MAGAZINEのNo.8、1981年3月号。その表紙もバックからの赤いディーノでした。

この銀の246GTは、放送作家だった故、保富康午氏の車で、「なぜ、今、Dinoなのか?」というタイトルで氏の投稿記事も掲載されています。
なぜ、今、ディーノなのか?は、氏によると、<かろやかさの美学>の代表選手みたいな車だからということでした。

「肥りすぎの年増女みたいにフェンダーを張り出したりしなくても、自動車らしい素顔の美しさ、まったくムダのないラインで身を包んでいる・・・」

「こと、自動車に関しては、日本人ほど上昇志向の強い<スーパー>とか、<ヘビー>好みの国民は少なくなかった・・・」

う~ん、Ghibliだ、Shamalだ、3200GTだぁ、なんて、Maseratiループ状態の自分には、氏の記事を読み返してみて、ちょっと、耳が痛いって感じです。

「“ディーノを着る”感覚。トータルとして、ディーノの魅力はこれだね・・・ “ポルシェを着る”場合、どうしてもツイードとか太編みのセーターあたりを連想するのに対し、“ディーノを着る”のは、薄いなめし皮とかシンプルなカシミヤのセーターあたりを連想する・・・」

Dino246GTに乗ったことはもちろん、見たこともなかった自分は、こんな氏の表現に、凄く説得力を感じたのを思い出しました。そう、当時は、いつかはDinoだぁ~なんて、夢を抱いてましたね、

で、今月号のDinoの記事を流し読みすると、キャステルの鞍氏が、「フルレストアのディーノだと、2500万くらいですね」、だって、、、やはり、いつの時代でも、現実は厳しいものです。。。

あと、今月号の記事に、笹本編集長のQPが、3年間で6万km走ったレポートが掲載されてました。ほとんどノントラブルで、クラッチは5万kmで交換、中には6万km以上ももった例もあるとか、、、最近、ユーズド市場でこなれてきた感もあるQP、こっちの方がDinoよりは、現実的な感じがするのは、気のせいでしょうか、、、w