今夜7時より高松市歯科医師会主催学術講演会「歯科におけるくすりの使い方 2009」に行ってきました。講師は東海大学医学部口腔外科学教授金子先生。今年認可される最新の抗菌剤や、今歯科領域で話題のビスホスホネート薬(BP)の話などを聞いてきました。
ビスホスホネート薬は乳がん、前立腺がん、リウマチそして骨粗しょう症などの患者さんに処方されてます。その中で骨粗しょう症の患者さんが寝たきりにならないよう内科や整形外科の先生が今積極的に処方しているとのこと。このビスホスホネート薬を処方されている患者さんの歯科処置で問題があります。歯科治療(抜歯など)の後、顎骨に骨壊死が発生するのです。他の長管骨にはビスホスホネート薬を服用処方されても発生せず、顎骨だけに発生するリスクがあるのです。
金子先生によりますと、顎の骨壊死の発生頻度は経口薬で0.01~0.04%程度、注射で0.8~12%。ビスホスホネート薬は体内での蓄積が長く、抜歯する場合休薬するには骨の代謝サイクルに合わせ抜歯前後数ヶ月必要とのことです。ただ休薬の効果は疑問。
その他先生のお話で面白かったことをご報告。葉酸です。アメリカではこの葉酸を穀物に添加することが1998義務化。このあとアメリカでは脳卒中で死亡する人が激減だそう。日本では穀物への葉酸添加の義務はありません。なんですかカリエス(虫歯)予防に効果のある水道水への低濃度のフッ素添加をしないのと似ています。この国のお役人どうにかなんない!アメリカの真似が好きなくせに、肝心なことはしないんだもんネ。
この葉酸は安価なのでアジア諸国に政府ODAで葉酸を供与しているというじゃないですか。オイオイ!この日本という国何か変!国民あっての日本じゃないの。葉酸はサプリメントとして売っているので早速購入ですよ。お茶ペットボトルでは葉酸の効果はないとのことです。葉酸は光に弱い。
最後はこの国の国民健康軽視に唖然憮然呆然でした。
ビスホスホネート薬は乳がん、前立腺がん、リウマチそして骨粗しょう症などの患者さんに処方されてます。その中で骨粗しょう症の患者さんが寝たきりにならないよう内科や整形外科の先生が今積極的に処方しているとのこと。このビスホスホネート薬を処方されている患者さんの歯科処置で問題があります。歯科治療(抜歯など)の後、顎骨に骨壊死が発生するのです。他の長管骨にはビスホスホネート薬を服用処方されても発生せず、顎骨だけに発生するリスクがあるのです。
金子先生によりますと、顎の骨壊死の発生頻度は経口薬で0.01~0.04%程度、注射で0.8~12%。ビスホスホネート薬は体内での蓄積が長く、抜歯する場合休薬するには骨の代謝サイクルに合わせ抜歯前後数ヶ月必要とのことです。ただ休薬の効果は疑問。
その他先生のお話で面白かったことをご報告。葉酸です。アメリカではこの葉酸を穀物に添加することが1998義務化。このあとアメリカでは脳卒中で死亡する人が激減だそう。日本では穀物への葉酸添加の義務はありません。なんですかカリエス(虫歯)予防に効果のある水道水への低濃度のフッ素添加をしないのと似ています。この国のお役人どうにかなんない!アメリカの真似が好きなくせに、肝心なことはしないんだもんネ。
この葉酸は安価なのでアジア諸国に政府ODAで葉酸を供与しているというじゃないですか。オイオイ!この日本という国何か変!国民あっての日本じゃないの。葉酸はサプリメントとして売っているので早速購入ですよ。お茶ペットボトルでは葉酸の効果はないとのことです。葉酸は光に弱い。
最後はこの国の国民健康軽視に唖然憮然呆然でした。