四国再発見vol4.1 土佐北川駅 見知らぬ乗客

2009-01-12 21:43:56 | 鉄道
阿波池田発13:44高知行ワンマンで土佐北川14:55着。このワンマン列車の車番キハ54-5は琴平から乗車した車両、どうも高知まで運用しているようです。この車両から土佐北川駅に下車したのは私だけではありませんでした。土佐北川は今回で4度目ですが初のこと。

その乗客の方ですが、いつも見慣れた鉄道ファンの雰囲気ではないのです。中年の痩せ型の男性で黒いコートに黒いショルダーバックを持っています。外見からして地元の方と思いました。列車を下車してすぐ駅から去りましたから。鉄道ファンなら通常カメラで記念撮影なんかしたり、駅にそなえつけの駅ノートになにか書いたりするものです。私は両方しました。

扉のある小さな駅の待合室で私はそなえつけの駅ノートに記念のコメントを書いて
コメントの写真を撮影していたのです。列車を下りてもう5分以上経っていたでしょう。その時です待合室の扉が開いたのです。一瞬「ドキー!」です。人なんていないと思っていましたから。入ってきた人は一緒に下りた男性です。

その方私とこの後、土佐北川駅より高松駅まで同じ行動をとりました。土佐北川駅で同駅発15:11の阿波池田行列車に乗る前この男性に「先ほど一緒に下りた方ですよネ」と一言声をかけてみましたが、余り話したくないという雰囲気でしたので私もこれ以上話はしませんでした。

いつも見ている鉄道ファンとはあきらかに違います。なんの目的で土佐北川駅まで行きそこから戻ったのでしょうか?私と同じ「乗り鉄」でしょうか?時刻表も見るでなくカメラも手にせず、不思議な方でした。ヒッチコックの映画になぞらえて副題にしました。

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