今月のブログスター「「オーラルフレイル予防研修会」」

2020-02-23 23:03:09 | デンタルプラザ
新型コロナウイルス感染症が止まりません。市中感染ではないかと思われる患者さんが増えていて、感染源をトレースできなくなりました。新たなフェーズに入ったということでしょうが、ここから感染者の急増だけは避けなければいけません。医療機関が対応できなくなります。新型コロナウイルスに感染しても多くの方は風邪に近い症状で済むみたいです。持病を持った高齢者の方の致死率が高いですので、いかに医療弱者の方への感染を防ぐかを考えないといけません。このあたりの日本の取り組みがどうなるのでしょうか?

今月のブログスターですが、「オーラルフレイル予防研修会」。日本歯科医師会が30年前に開始した8020運動が大きな成果を上げました。日本歯科医師会では超高齢化社会を鑑み8020に加えてオーラルフレイル対策を重点項目にしました。日本歯科医師会の公用車のナンバープレートが「80-20」ではなく「80-28」であることからもわかります。

このオーラルフレイルに関する講演会も最近多く、歯科医師会が重点的に取り組んでいることがわかります。このオーラルフレイルに関する講演会のことをブログスターで取り上げています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今月の歯科コラム「口腔ケアとインフルエンザ予防」

2020-02-16 22:47:21 | 歯科医療
新型コロナウイルスの感染が止まりません。感染経路の不明なケースが複数出てきていて、日本の中で新型コロナウイルスが定着しつつあるのではないかと思われ不気味です。ここにきて「うつされない予防」から「人にうつさない」ことも心がけないといけなくなりました。感染予防や伝播予防は手洗い、マスク、うがいですが、そのマスクや消毒用エタノールがない!この品薄の状態いつまで続くのでしょうか?

中国武漢で発生した新型コロナウイルス。中国の一党独裁体制がいかに異質かを如実に示し、あるジャーナリストはチェルノブイリ原発事故後旧ソ連が崩壊したことを挙げ、新型コロナウイルスが中国の政治体制を揺るがすかもしれないと書いてました。世界の工場である中国が混乱したとき、グローバル経済の世界は一体どうなるのでしょうか?
感染症が世界の歴史や道徳観を大きく変え得ることはこれまでもあります。今回のコロナウイルスかなりの感染力がありそうで、この先世界はそして日本はどういうことになるのか?誰にもわからないことです。

今月の歯科コラムは「口腔ケアとインフルエンザ予防」。インフルエンザはワクチンもあり、タミフルのような特効薬も複数存在しています。ただ今冬アメリカではインフルエンザが猛威で、多数の死者を出しています。インフルエンザは第一次大戦後ヨーロッパ大陸からのアメリカの帰還兵などから流行りだしパンデミックを起こしました。「スペイン風邪」と称されるものですが、スペインではなくアメリカのネーミングの方が当たっているのではと思われたりします。

このインフルエンザの予防に口腔ケアが有効であることを今月の歯科コラムで取り上げています。新型コロナウイルスに関しては、コロナウイルスCOVID19の正体・性質が判明し、それに対する検査法・予防法・治療法が一刻も早く確立されたらいいですネ。それまでは再度書きます。手洗い・マスク・うがいです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

口腔ケアと感染症

2020-02-09 22:44:41 | 歯科医療
新型コロナウイルス感染症の拡大が未だ止まりません。クルーズ船での集団感染はまだ解決されていません。いったいいつまでこのコロナウイルスの話題が続くのでしょうか?報道によりますと日本での感染は2月末が一つの山場で、新規にコロナウイルス感染者が出なければ少し安心できるということです。今月2月はインフルエンザ対策同様うがい・手洗い・マスクです。

コロナウイルス対策で皆さん気を付けているのでしょうか、今年この時期インフルエンザに罹患している方の総数が少ないそうです。インフルエンザの対策が新型コロナウイルス対策につながります。新型コロナウイルスはまだ不明なことが多いですが、インフルエンザウイルスでは、口腔ケアがインフルエンザ罹患を減少させるというデータがあります。


寝る前の口腔ケアに寝起きの口腔ケア。就寝中に口腔内は口腔細菌が増殖するので、この細菌を寝る前に口腔ケアで減少させ、寝起きに増えた細菌をまた口腔ケアで減少させる。この口腔細菌とのあくなき戦いを繰り返すことが重要です。ある口腔細菌がインフルエンザウイルスの粘膜への定着を手助けしている可能性があります。そのため口腔ケアで細菌を減らすということが重要です。

私も職業柄口腔ケアを日々実践し続けているせいかどうか、インフルエンザワクチン接種をしていなくても、ここ20数年インフルエンザに罹患したことがありません。たかが口腔ケアですが意外と効果があります。インフルエンザ対策はうがい・手洗い・マスク着用そして口腔ケアです。新型コロナウイルスにも同様の対策で有効だったらいいですネ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歯科医療休日当番

2020-02-02 22:52:05 | デンタルプラザ
新型肺炎の感染が止まりません。やはりというかマスクが完全に消えました。ドラッグストアから通常のスーパーから消えました。歯科医療品通販業者の在庫もなくなったというFAXが昨日届き、しばらくはマスクそして消毒用アルコールが買えない状況になりそうです。新型肺炎の予防はあるテレビ番組によりますと、1手洗い 2マスク 3うがい だそうです。コロナウイルスは肝炎ウイルスやインフルエンザウイルスよりアルコールに弱いようで、中国ではアルコール度数の高いウオッカまで品切れで店頭から無くなったとか。新型肺炎狂想曲はここしばらく続きそうな今日コノゴロです。

私などの年齢の方ですと、マスクがないと大騒ぎしている状態は1973年の第一次石油ショック
からのトイレットペーパーや洗剤騒ぎが思い出されます。あれから50年近くたちましたが、やっていることはそんなに変わらないと思ったりします。

新型肺炎感染者が日本で20人と報道された今日の日曜日、2月最初の日曜日。恒例の香川県歯科医学大会と併設の四国デンタルショーが開催されました。そんな今日この一年に一度の大会に参加できませんでした。なぜ?それは高松市歯科救急医療センターでの休日当番に当たったためです。




休日診療ですが、いつもは15人前後の方を診ていますが、今回は新型肺炎の心理的影響があるのでしょうか?午前5人、午後4人といつもより少なかったです。ただ午後は午後1時から3時前まで一人の方も来られなかったにもかかわらず、そのあと4人来られて、終了が午後4時までのところ午後5時近くまでかかってしまいです。皮肉というかうまくいきません。

今回の当番もウチの歯科医師の長女がアシスタントしてくれました。受付の方と3人で診療です。診療自体はおかげでスムーズにいったと思います。次回はまた1年半後に当番が回ってきますが、年齢からいうと私は辞退可能です。さて次回の当番を受けるかどうか、少し考えるかもしれません。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする