お父さんといっしょ

今日は数ヶ月ぶりの水泳教室でした。
あまり体調のすぐれない私にかわって、夫が娘といっしょにプールにはいりました。



あれ、前はあんなに大喜びしていたのに、娘はなんだかおびえています。



冬だから、なのかもしれませんが、教室には３人しか生徒がいませんでした。なぜか水に入る保護者はみんなお父さん。先生も男の人。
わらべ歌をうたう声も、やたらに低くて、なんだか地響きがしそう（笑）おゆうぎする動きもぎこちなくて、みていて笑っちゃいました！



ぐずっていた娘も最後には少し慣れてきたようですが、それでも以前のきゃーきゃーいうはしゃぎぶりはない。
男性ばかりだった、というのもあるのかもしれませんが、なんだか妙に地味なベビースイミングでした！



地味すぎるので、最後にちょっと違う写真をのせます（笑）。
この前アップしそこねた週末の海のカイトサーファーたち。鳥が飛んでるみたいですよね？

あれ、ソファがなくなってる！

風が強くて曇りの日は、公園で遊ぶには寒いのですが、原っぱを歩くには、少なくとも娘には問題ないようです。


乳母車から降りて、やった～とばかりに歩き出します。


るんるん、歩いてます。


こっちだよ～！


道路では、ノッシ、ノッシと歩きます。


おやつ休憩中。

途中から歩き疲れたのか、抱っこして、とばかりに両手をあげて近寄ってきます。乳母車にのせようとすると、のけぞって大騒ぎ。
抱っこして歩いてほしいらしいのですが、私がまたぎっくり腰になりそうなので（笑）、乳母車にのせました。
「世界的緊急事態」と私と夫が命名した叫び声があるのですが、それが出てきました！
そんな、乳母車にのせただけなのに・・・おむつを替えるときに出てきたり、ガラスのコップなど危ないものを取り上げた時に
出てきたり、ま、娘にとっては世界的緊急事態なのかもしれませんが（笑）

乳母車でしばらく行くうちに、世界的緊急事態はおさまり、地球はどうにか少し落ち着きを取り戻しました（！？）
いつものブッシュの道を行くと、あれれ？？？



そう、この前までゴミ収集所と化していたソファがありません！ついでにまわりの粗大ゴミもきれいになっている！
カウンシル（区役所みたいなもの）が片付けたのでしょうか？
ソファだけの時は、私もアートみたいだ、と思っていたのですが、カウンシルも手を付けずにいたのでしょうか？
それがゴミ集種所になってきたとたんに、きちんと片付けた。たんなる偶然かもしれませんが、けっこう「わかってるじゃない」
なんて一市民は思うのでした。

ブッシュからビーチに戻ると、サーファーやカイトサーファーがたくさんいます。


すいません、この写真だとカイトサーファーは見えませんね。



海水プールのまわりを自転車でいく人たちも。



釣り人もいます。



きゃあ、恋人たちもいたのでしょうか？あるいは、恋するティーンエイジャーが密かなる想いを砂にしたためた？

寒い冬のビーチ、いろいろ起こっていますねえ。

やきもち焼いて、失恋して（？）、肉食系だと発覚しました

公園で遊んでいると、毎日違う人たちが来ます。この前は東アジア系が多かった（韓国語とか中国語、そして日本語が聞こえた）のですが、
今日はドイツ語が多かったかな。東欧系のよくわからない言葉の時もあるし、見た感じ、南太平洋の島の人たちかなあ、と思える人たちが
多いこともあります。


何気なくあげたローストチキン、大喜びで食べていました！目を離したすきに骨をかすめとってしゃぶりついている！

東アジア系が多かった日、母親グループの仲間の中国人ママさんがいました。娘さんはオーストラリア人とのハーフ。
アジア系と白人混血っていう意味では娘と同じですが、目は緑色で髪の毛もかなり薄い茶色と、色目は白人系。
でも顔立ちは中国人だなあ、と思います。目の形がいちばん特徴的なのかしら？

それはいいとして、この子は大人に抱きつくのが大好き。私にも抱きついてきました。
するとちょっと離れたところにいた娘が、突進してきて私に抱きつきます。「私のママよ！」とばかりに（笑）。
腕でその子を押しのけようとする。体を押し付けてきて、その子が私の体から離れるようにとがんばっていました。

しばらくそのあとは、私から離れません。いつ何時、その子にママをとられるか、心配だったのかも。
まわりの人や子供にきょろきょろする、いつもの余裕がもどってきたのは、かなり経ってからでした。


骨、離しません（笑）のどにつかえたら心配なんですが・・・って犬に鳥の骨は禁物って言うのと同じですね！

ドイツ語人口の多かった今日は、娘が先制攻撃（！？）をかけました。

静かにたたずんでいた男の子のそばにいき、その子のほっぺをなでなでしはじめたのです！
なぐったり、ひっかいたりしないでよ、と一瞬焦ったのですが、心配無用でした。
ひたすら優しく、ほっぺのみならず髪の毛とかおなかまでなでなでしている（笑）。
あらら、さらに抱きつこうとしてる！

男の子は、「助けて」といわんばかりの悲壮な目つきで私をじっと見ていました。
娘がさわったり、いろいろ話しかける（赤ん坊言葉で）のをがまんしていたのですが、最後には耐えられない、とばかりに、ぎゃあああああ！！！！と
泣き出した。

その泣き声を聞いて、びっくりした娘。次の瞬間にはぎゃあぎゃあと泣き出した。

これって・・・はじめての失恋！？

かわいそうだけど、おかしくて笑っちゃいました。その男の子のお母さんも笑っていました。お互いに子供をだきしめながら、
笑い合いました。

「１７ヶ月にして女の子の心を傷つけちゃったのね」とそのお母さん。
「１３ヶ月にして初めての失恋だね」と私。


だって好きなんだもん。

そのあと５分くらい私にしがみついていた娘、へへっと笑ったかと思うと、また他の子供のそばにいき、さわったり、なんだかんだと
話しかけてみたり、手を振ったりして、回復も早くて感心、感心（笑）。

一度くらい振られたって気にしない。どんどん先制攻撃をかける娘をみて、ふと「肉食系女子かも」。
そのあとの夕食、はじめてローストチキンに骨ごとくらいつくのを見て、文字通り肉食系だと確認した次第です！

冬らしく、初コート

今日はやっと冬らしいお天気でした。寒いのはいやですが、冬は冬らしい温度だとちょっと安心します。
地球温暖化も、そこまでひどくないみたいだって（笑）。



この前バーゲンで買った半コートをやっと娘に着せて、お散歩に出かけました。
ビーチについたら、あららすっかりお日様が顔を出して、夏とまではいかないけれど、小春日和になりました。


うちあげられた海藻、お花みたいです。


かもめも、今日はちょっとおとなしげ？？

せっかくあたたかくなったから、と公園に行きました。誰もいなくて貸し切り状態です！


滑り台も滑り放題！


舌ベロも出し放題！？

２０分くらい遊んだら、空気が冷たくなってきました。あわてて乳母車に娘をのせて散歩を続けます。



はい、例のソファです（笑）



ゴミ収集所みたいになってきた、と前に書きましたが、今回は本当にゴミ収集所になっていました。
粗大ゴミがひとつあると、気軽に他の粗大ゴミをおいてもいいやって思えてしまうのでしょう。粗大ゴミ収集は、まだ何ヶ月も
先のことだし。

彫刻の森みたいだ、なんかアートだなと思っていたら、あっという間に（というか３ヶ月くらいで）ゴミ捨て場になってしまいました。
リサイクルアートなんていうのもありますが、本格的にゴミがたまっていく前に、どうにかしてしないといけないですよね。

快晴の海にクジラ

今日もまた快晴で、昨日よりも温かだったかも。


これは昨日の海です。海に入っている親子が見えます。


海水プールの水面も、夏って感じですよね？


白い船と青い海、やっぱり夏みたいです！


これは今日の海。ピンクの人の頭の上あたりに、何か見えませんか・・・見えないか（笑）

実は、今日、クジラが海にいたのです。公園で娘を遊ばせたあと、乳母車でビーチを散歩していたら、あたりにいる人がみんな
同じ方向を向いています。そちらを見てみると、ちょうどクジラの尾ひれがばしゃん、と水面を打っているところでした！

尾ひれがはっきり見えたのは１度だけでしたが、そのあと何度も潮吹きしているのを見ました。
かなりゆったりと沖に向かっている様子。


白波の向こうにクジラがいるのですが、この写真でもわかりません（笑）

ちょうど今の時期、シドニーのもうちょっと南のビーチにくじらが出没するそうです。うちの近くのビーチに来るのは
珍しいらしい。ちょっと北にウエールビーチ（クジラ海岸）という名前のエリアがあるので、もしかしたらそこには
よく来るのかもしれませんが。

ひさびさにクジラを見て、とってもうれしい気持ちになりました。
というのも、クジラのご縁で（？）夫と出会ったからです。


哺乳瓶でない、とってつきのボトルでゴクゴクお水を飲めるようになりました。

４年前になるでしょうか、トンガで開催されたクジラと泳ぐツアーに参加しました。夫とはそのツアーで知り合いました。

イルカと泳ぐのは大好きで、ハワイやバハマで何度も泳ぎました。クジラと泳ぐ、と聞いて「イルカからクジラに
アップグレードするチャンス」などと友達に冗談を言ったのですが、ある意味で、たしかに違う人生の始まりだったのかもしれません（笑）。

イルカは子犬みたいで、海の中でいっしょに楽しく遊べるのですが、クジラはもっとどーんと構えていて、なんというか荘厳な感じ。
海の深い青色の世界にクジラといっしょにいるのは、とくにクジラと目が合ってじっと見つめ合っていたからなのか、
次元の違う世界につれていかれたような、瞑想して心の深いところに到達したような、不思議に心落ち着く経験でした。
が、船にあがったとたん、いきなり寒気がして、気持ちが悪くなり、大変な騒ぎだったのですが！

そうだ、思い出した、ツアー中はお天気が悪くてクジラと海中で泳ぐことはできなかったのです。ツアー終了後、フライトの関係で
数日よけいに滞在していた私は、おかげさまでしっかり泳げたのでした。ツアー日程通りに帰った夫は、なので
まだ泳いだことがありません。（夫の姉たちは『クジラと泳ぎにいって、クジラと泳がずに恋人をつってきた」と
いったそうです！）


水飲みボトル、離しません！

トンガのあと、私は東京、夫（当時はまだ夫ではないですが）はシドニーに戻り、その翌月、夫が東京に遊びにきました。
それから数ヶ月に一回はシドニーか東京か、中間のシンガポールやマレーシアで会う、という遠距離のおつきあいが
続き、今現在にいたるわけです。

クジラがトンガにいくのは、出産してしばらく子育てをするためだそうです。たしかツアーは８月の終わりでした。
今日みたクジラも、これからトンガに向かうのでしょうか？


この海にもクジラがいるのですが、やっぱり見えませんねえ（笑）