アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

ポーズをとるポッサム

2012-03-08 22:43:13 | 日記
3月1日から暦の上では秋。お天気もすっかり秋のようです。



ビーチのカモメも、おすわりして、なんとなく秋(?)。



鳥の声もうるさいくらいですが、虫の声もたくさん。バルコニーで虫の死骸だか、ゴミだかを見つけていじる娘。



このあと口にいれるんですが、まあ、たいした毒にはならないでしょう!

ところで、中年の新米パパ、ママの私たちは、あちこち体にガタが来ているので、毎週カイロプラクターに通っています。
カイロのあとは、20分散歩してください、と先生。いきなり車の運転をすると、元に戻りますよ、と
脅されたので、ちゃんと近くの公園を散歩しています。



「あ、ポッサムだ」と夫。
初めて見ました。よく夫の姉や母が、庭の木の実をかじられた、など文句を言っていますが、私は
見たことがありませんでした。

へ~、しっぽが長いんだ。
カメラのレンズを通すと、かなり遠くなってしまいます。
私のカメラではこれ以上大きく撮れません。



「近づけばいいじゃない」と夫。
でもね、ほら、逃げちゃうよ、と一歩進んだ私。



あれ、でも止まった!



もっと近づきます。まだ止まってる。



さらに数歩。まだまだ大丈夫そう。



ええ、かなりそばにきたんだけど!?まだ動かない。



ひええ、触れるくらい近づいちゃった!ちょっとお鼻がぶたちゃんみたいなんだわね(笑)



ちょっと登って、こちらをふりかえります。



まだ止まったまま。でも、もう写真はいいや。

私が背を向けて、歩き出したら、ポッサムもするすると木を登ったようです。

むかし、動物の絵本か何かで、死んだ振りをするポッサムの話を読んだような気がします。
もしかしたら、カメラに向かってポーズをとったように動かなかったのは、死んだふりだったのでしょうか!?



わっかりしぇ~ん、とばかりに長い顔(?)をする娘。ポッサムでなくて、ハムスターに似てるかも。













雑誌にのりました!

2012-03-05 20:35:44 | 日記
はじめての「ファッション撮影」(笑)した写真が、雑誌にのりましたので、それを写真にとったもの(!)をのせますね。



いちおうスリープウエア特集の巻頭ページを飾っています(笑)



もう1枚は特集の中ページに。
わずか1ヶ月ちょっと前なのに、顔が違います。成長した。。。あ、プロがとったから、普段見せない顔がでるのか!?



ちなみに雑誌の表紙はこんな感じ。ほかの育児雑誌よりは、ちょっとシックなつくり(?)になっている印象を受けます。



本人に見せても、わかってるのか?



わかってないかなああ?



でも、うれし~、かも? 黄色のシーツに黄色のお洋服、カモフラージュスタイルとよんでいます(笑)



あるいは、ひよこ風?



日本の洗濯バサミが好きなので、わざわざもってきたのですが、娘も気に入ってるようです。



最近、また表情がふえた、というか、変な顔がいろいろできるようになりました!










あなたがどうしたいのか、です

2012-03-04 09:53:32 | 日記
「三歩進んで二歩下がる、人生はワンツーマーチ・・・」
と、すでに懐メロどころか、古典(?)になってしまったかもしれない、歌謡曲がありましたが、
娘の夜泣き対策も、そんな感じです。


クッションの山に隠れる娘。

夜泣きの間隔が長くなったかな~、それほど抱っこしなくてもよくなったかな~と思ったら、1時間以上だっこしても
全然寝つかなかったり・・・

昼間もベビーベッドに寝かせようと、最低30分、ときには1時間以上もいろいろあやして寝つかせ、実際の昼寝は
30分の時もあれば、1時間半くらいの時もあり。昼間何時間もベビーベッドのそばにいます(笑)

少しは散歩もさせた方がいいような気もするけど、ベビーベッドに慣らせなくちゃいけないしなあ。
でも、う~ん、なんか違うような気もするし。
どういう寝かしつけ方がいいんだろう?何か間違ってるのかなあ?

本を読むと、それこそいろいろ違うやり方が書いてあり、混乱します。

とりあえず、また乳幼児保健所に相談に行くことにしました。


「ほらね」とばかりのポーズ?

香港出身だという60代くらいの看護婦さんが相談にのってくれました。以前も相談にいったことがあり、
保健所主催の母親グループでもスタッフだったので、道であったら挨拶するくらいの知り合いです。

「全然間違ってないですよ。時間がかかるの、赤ん坊は。何度も何度も繰り返していくうちに、
やっとメッセージを受け取ってくれるのよ。そのまま続けてください」

はあ、なんだか間違っていることしてるようで、と私。

「あのね、泣かせたっていいんですよ。ベッドにいれて、ドアをしめて、泣き叫んだままにしてお茶飲んでてもいいの。
8ヶ月だと2、3時間くらいは平気で泣き続けるけど、がまんできる?」

泣き声を聞くのは辛いです・・・

「ほら、ね、あなたが辛いわけ。あなたが耐えられないから、そうしてないだけで、もしかしたらそのうち
体力がなくなって、そうせざるをえなくなるかもしれない。でも、それでもいいんです。声がかれるまで泣くけど、
そういう方法だってあるんです」

ウ~ン・・・

「要するに、あなたがどうしたいのか、なんです。ずっと添い乳添い寝だっていいし、別室だっていいし、
同室で違うベッドだっていい。これがいいって思ったら、それを続ければ、赤ん坊はそれに慣れます。
ただ、やり方を年中変えると混乱しますよ。一度決めたら、それをやり続ければいい」

たしかに。体力があれば、泣くたびに抱っこしておっぱいあげて、そのまま添い寝して、でもいいんですね。
でも中年の私にはそれはとても耐えられません。添い寝だとゆっくり休めないので、同じ部屋で違うベッドに
しています。違う部屋でベビーモニターをおいてる人もいますが、それもなんだかちょっと違和感あるし。

「あとね、乳母車で寝たっていいじゃないですか。昼間、8ヶ月だと2回は昼寝するのが普通です。だいたい
起きてから2時間から2時間半くらいすると眠くなってくる。それ以上間隔をあけると、夜、寝付きがわるく
なるかもしれない。なので、昼間の睡眠時間確保に注意すれば、ベビーベッドだろうが乳母車だろうが、
自分の都合でいいんです。買い物しなくちゃいけないし、いろいろ用事があるならすればいい」

なるほど。
ベビーベッドにならせるために、昼間もそこでねかせようとがんばっていたのですが、ちょっと気が楽に
なりました。そうだよね、私たちがどうしたいか、なんだよねって。子供は親にあわせるしかないし。
ま、赤ん坊によって個人差はすごくあるみたいですが、たしかに面倒を見る人ができないことは、できない。

家に帰ると、叔母からメールがきていました。私の母は第一子なのですが、祖母はそれこそ一晩中だっこして
夜泣きをおさめていたとか。でも2番目、3番目になると放っておいたそうです(笑)。
3人の子持ちの友達も、似たようなことを言っていたなあ。

親はなくても子は育つっていうし。って、いきなり極端ですけど!


クッション山登頂!?

生まれてすぐ、おっぱいが出なかった時もものすごく悩んで、それこそいろんな人に聞いたり、ネットや本で調べたり、
保健所に相談にいったりしているうちに「おっぱいがでないと子供がおかしくなっちゃう!」くらいに思い詰めて
しまいました。

でも、義理の姉は100%粉ミルクで甥っ子を育てて、今はりっぱな18歳です。母乳でなくたって育ちます。
戦時中はお米のとぎ汁あげていたって聞いたことあるし(笑)

「ベイビーズ」というドキュメンタリー映画を妊娠中に見ました。
東京、サンフランシスコ、モンゴル、ナミビアの赤ちゃんの生後1年を追いかけたものです。
東京やサンフランシスコの赤ちゃんは、ハイテク道具に囲まれ、いろんな教室に通ったり忙しいんです(笑)
モンゴルの赤ちゃんは、いろんな動物といっしょに育っている、というか育てられている。
ナミビアでは、お母さんたちが集まって、ひなが一日、おっぱいむきだしで赤ちゃんたちと土の上で遊んでいる。
おむつはしていなくて、うんちすると、トウモロコシの芯みたいなのでふいていました(笑)
大地にそのまま戻るからいいんでしょう!
赤ちゃんや子供たちがぐずると、お母さんは、ほい、と長いおっぱいをそれぞれ差し出して、
右に赤ん坊、左に幼児がくらいついたりしてる!

どの子も、でも、1歳くらいになると、よちよち歩きをして、ちょっと言葉がでてきたり、いろんな
表情がでてきて、似たような成長を遂げていました。

植物みたいに、育つ力が子供の中にあって、どういう育て方をしても、基本的な栄養や休養やケアが
あれば、それなりに育つんだなあ、と見終わってから楽しくなりました。

赤ちゃんワールドとかけ離れたところにいた私には、すべてが未知との遭遇で、いちいちびっくり、大げさに
反応してしまいます。夜泣き対策のためにベビーベッドに昼間寝かせないといけないから、何時間も
そばにはりついていたり、ね。視野が狭くなってしまう。

・・・やっぱりぐうたらでいこうっと!











大家さんの点検日

2012-03-01 11:14:19 | 日記
おととい、まだけっこういいお天気の日、大家さんの物件点検がありました。
シドニーの賃貸物件は6ヶ月とか1年が多いのです。といっても、最低6ヶ月とか1年は住む、という
最低賃貸保証期間なので、それがすぎても両者合意ならば住み続けられます。
うちは6ヶ月契約にしたのですが、すでに8ヶ月住んでいます。今回は2度目の点検日で、
前回は3ヶ月目でした。


私の絵の前でにっこりする娘。この絵の肌色の部分、なんとなく胎児みたいだなと思ったのですが、どうも娘はそこを
触るのが好きなようです!?

前回は、不動産やさんだけがきて、娘の昼寝中だったこともあり、キッチンエリアと居間、バスルームなどをささっと
見て、写真を数点とっただけでした。な~んだ、簡単。

今回は、所有者ご夫婦もいらっしゃいました。半年がすぎたので、じっくりチェックしよう、ということ
なんでしょうか?

娘がまた昼寝中だったので、「あ、その部屋とバスルームはいいです」と言ってくださいましたが、途中で
起きたので、そこも点検なさっていました。

私たちへの文句、というよりは、故障したままのインターフォンと屋根から雨漏りしてバスルームの天井の
ペンキがはげたままのところを、なるべく早くなおしますね、という、むしろ私たちへの気遣いを見せて
いただき、ありがたかったです。

きれいに使っているつもりではあるのですが、何しろ壁中に絵がたくさんかざってあるので、「ちゃんと釘の後、
うめてくださいね!」とか言われるかな~、思ったのですが、「たくさん絵がありますね、誰の絵かしら??」と
聞かれ「私のものがメインです」と答えると、にこっとスマイル。よかった~、おとがめありませんでした!(笑)


また今日描いたものです。途中までかいていきづまり、1週間くらい放っておいたのですが、なんとなくまた描きたくなり、
今回はまた10分ペインティング(合計時間はもっとですが)。


2枚同時に描きました。なんだかお好み焼きとピザ、みたい(笑)

以前、シドニーの賃貸物件の空き部屋率は1%以下だと書きました。つまり完全な貸し手市場。

住んでる最中に大家が点検、なんて東京では考えられないけれど、(あれ、でもあるのかなあ?)シドニーでは
当たり前。中にはねちねち文句を言われる人もいるとか(敷金から差し引くためでしょう!)。

ところで、このマンションに決まるまでに、合計30軒くらいは見学したでしょうか?

見学、といっても決められた日時の見学日に15分くらいささっと見るだけなのです。
その時点で、入居申し込み書を提出します。(あるいはあとでファックスやメールなどでも可)。
たくさんの人が申し込むことが多いので、店子候補者は、それこそ年収や貯金額などこまかく
審査されます。

住む人全員の審査がなされます。うちは夫と私、ふたりともいろいろ提出しました。
私の場合、まだ仮ビザでオーストラリアで収入がないのですが、日本にまで問い合わせがいったようです!

最終的に7軒に申し込み、5軒からオーケーがでて、今住んでいるところに決める、という
一軒、私たちに決定権があるような形になったのですが、それでも一軒、一軒の不動産やからいろいろ
聞かれ、おそらく入居申し込みもたくさんあるだろうから、大家さんから承認がでるまで、ドキドキでした。

このマンションがいちばん気に入ったので、承認でましたよ、と聞いたときには、
「やった~」と夫とバンザイをしたくらいです(笑)。まるで試験に合格したみたいな感じでした!

賃貸は週家賃なので、一瞬「うわあ、すごく安い~」と喜んでも、よく考えると、東京でいう家賃は月極なので、
それを4倍ちょっとしないといけないのです!

都心からちょっと離れたエリアを見ていたのですが、
週500ドルくらい前後の物件がかなり人気が高く、見学日に人があふれていることが多かったのですが、
これって月16万円くらいですかね。為替にもよりますが。小さめの2DKが多いです。といっても
東京よりは大きいのでしょうが、シドニー感覚からすると小さい(笑)。

いま住んでいるのは都心から16キロくらい北上した郊外なのですが、それでも、週家賃2000ドルくらいする
物件もあり、それにちゃんと借り手がついてるのです。海の眺めがよくて、ひろくて。。。となると
リゾート物件なのか、あるいは、会社などが借り上げてくれているのか??

ちょっと高級なエリアだと週3000ドル以上のものがたくさんあり、超セレブ向けなんでしょうが、
週数万万ドルなんていうのもあります。ビル・ゲイツだったかな、そういう超高級物件をホリデーで
借りていたようです。

さて、庶民物件にもどりますが(笑)それにしても、貸して市場だということもあるのか、
週500ドルくらいだと、シャワーヘッドがこわれたまま、とか壁のペンキがはげたまま、
みたな物件もたくさんありました。

何しろ空き部屋率1%以下なので、そんなひどい状態でも16万円以上わざわざ払って
住もう、という人がいるってことですね。

あ、うちのマンションは違いますけど(笑)
・・・いや、でも、バスルームの天井のペンキははげてて、インターフォンは壊れてる・・・!