アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

とりあえず、よかった

2012-03-17 17:54:40 | 日記
今さっき、病院から戻ってきました。
ロイヤル・ノースショア・ホスピタル、娘を生んだ病院です。


ビーチ沿いのレストランで、ちょっとだけポーズ。

いや、娘のことではなくて、夫の母が急に具合が悪くなり、救急車で病院に入った、と連絡があり、
あわてて行ってきたのです。医者でもある夫の姉がつれていったのですが、いつになく緊張した声で
「緊急事態だから来て」と言われ、さすがに焦りました。
就寝時間にかかっちゃうけれど、娘もつれて。


ハイチェアーにすわって、一人前にテーブルにつき、離乳食をたべるところ。あちこちきょろきょろ。

病院についたら、意外に元気そうで、夫の姉も落ち着いている様子。
「一瞬だめかと思ったけど、大丈夫そうだわ」
娘の顔をみると、「ま~、よくきたわね~」と夫の母も姉も、とたんにとろけそうな笑顔。
病院の救急室ではないみたい(笑)

とりあえず、大丈夫そうなので、帰宅しました。

先日、心臓の検査を徹底的にし、また動脈も検査して、大丈夫だと太鼓判を押された矢先のこと。


あ~ん、とお口をあけて、いただきま~す。

数日前にお誕生日を迎え、81歳をみんなでお祝いしたところです。


すぐにお気に入りのウエイターを見つけ、ちょっと色目を使ってる!?

早く退院できますように。



頭を剃って白血病研究に貢献しよう!

2012-03-16 16:06:59 | 日記
昨日、用事があって都心にいきました。
都心に行くって、ちょっと変な言い方ですが、シドニーの人たちって、普通に、「C.B.D (Central Business District, ビジネス中心地区)に行く」
というのですよ。



ランチタイム。みんなのんびりひなたぼっこしながら、ごはんを食べています。



あれ、これって、まわりがビーチでもおかしくない雰囲気ですよね?



前回、久々に都心に来た時には圧倒されましたが、今回は、「やっぱりシドニーは都心ものんびりかも」と
余裕がでてきました(笑)



ひとりデモしてるんでしょうか??法輪功って、たしか、中国本土で禁止されてる気功か何かをやる人たちでしたっけ?



あれ、オレンジ色のてるてる坊主? なんでしょうか?



白血病の財団がワールド・シェイブ・デーを2日間開催している、とのこと。



時間がなかったので、そのまま通り過ぎてしまいましたが、あとでネットで見てみると、毎年3月に、白血病財団が
この頭剃り日(?)を開催し、寄付金集めをしているそうです。
オーストラリアでも最も大きな寄付金集めイベントのひとつだとか。



剃ったり、染めたり、ワックスかけたりしてもいいんですって。
白血病という病気は深刻ですし、その研究や患者さんケアを目的とする財団の寄付金集めときくと、
ちょっと難しそうな顔をしなくちゃいけない感じがしますが(私だけかもしれませんが・・・)
こういうイベントだと楽しく参加できそうですね!











ヒプノバージングの先生、来宅

2012-03-15 07:42:37 | 日記
そろそろ娘が9ヶ月になるので、それこそ9ヶ月ぶりに、ヒプノバージング、そしてマタニティーヨガの先生、ヘレン
が遊びにきてくださいました。



相変わらず料理は苦手なので、お茶ということもあり、すべて買ったものをテーブルにのせて終わり(笑)

ヨガは病院主催だったので、病院の一部で開催されていましたが、ヒプノバージングは先生のお宅やオフィスにうかがい集中講座をうけました。

自己催眠をかけて、痛みを軽減し、出産を楽に行おう、というもので、事前に自分でリラックスする訓練を
重ねます。パートナーに背中を螺旋状にマッサージしてもらったり、リラクゼーションCDを聞いたり、呼吸法をいくつか学んだり。

ヒプノバージングは日本では「ヒプノ赤ちゃん」という名前で、女優の宮崎ますみさんが広めているようですね。


へえ、テーブルにたくさんあるなあ、と覗き込む娘。

私が出産した公立病院は(ほかの病院もそうみたいですが)、出産プランを提出できます。そこにバージングコンパニオン、
出産立会人をリストアップできます。

夫とヘレンの名前を書き入れました。家族でなくてもいいのです。

なぜか私はヘレンの声がとても好きで、聞いているだけでリラックスするのです。分娩中に彼女の声でリラクゼーション
してもらえたらいいな、と思って、お願いしました。


静かにしてるな、とおもったら寝室でいたずら中。

自然分娩と言われたので、お医者さんは問題が起こったときにくるだけで、基本的に助産婦さんが面倒をみてくれるのです。
最初についてくれた助産婦さん、頼りないわりには偉そうで(笑)、どうもリラックスできません。
そうなると、呼吸法もうまくいきません。ヘレンに連絡し、リラクゼーションをしてもらうことに。

すぐに来てくれたヘレンは、結局そこから明け方まで、12時間以上、緊急帝王切開になって、手術が終わり娘が無事に生まれるところまで見届けてくれました。

水中出産でいこう、と浴槽で呼吸法をしながらるんるん(?)していたのですが、何時間たっても破水しなかったので人口破水、
子宮口が途中で開かなくなったので陣痛促進剤を使ってからは、と医療処置を
施すたびに痛みが激しくなります。いよいよ辛くなったので、硬膜外麻酔をお願いしても、
緊急帝王切開が多く、麻酔医が足りなくなり(!)、笑気ガスしか使えませんでした。

このガス、大して効きません(笑)

呼吸法ができなくなるので、痛みがひどくなります。途中からガスをやめて呼吸法だけに
しました。

その時の助産婦さん(時間がかかったので、すでに3人目)が「なんて落ち着いているの、しっかり痛みを
コントロールしてすごいわ!」とほめてくれたのですが、本当は泣き叫びたいところ(涙)。
でも、泣き叫びだすと、痛みがもっとひどくなるのです。パニックしだすと、ヘレンがすぐにリラクゼーションしてくれて本当に
助かりました。そうすると呼吸法ができ、痛みが少し和らぐのです。


バックがからお財布をとりだし、カードをすべて出してしまいました・・・

そんなこんな、出産時のあれこれを思い出し、さらに近況報告など、おしゃべりしていると、9ヶ月も会っていなかったのが信じられません。

おなかの中でよくヘレンの声を聞いていたからでしょうか、娘もすぐになじんで、ヘレンにだっこされてイヤリングやボタンをいじっています。

夜泣きの話をしたら、「あ、ヒプノバージングのリラクゼーションCDをかけるといいわよ。おなかの中で何度も聞いてるから
リラックスするかもしれない」とのこと。

早速試しました(笑)

すると、なんと7時間、寝てくれました!夜泣きはじめてからの最長記録です!
3時間くらいたったころに、ちょっと泣いたのですが、自分で泣き止んでそのまま寝入ってしまいました。

リラクゼーションCDのおかげなのか、これまでのいろいろ試してきたことの成果なのか、はたまたタイミングなのか?
(ある月齢になると、ぴたりと夜泣きがやんだ、という話も聞きますし)。

いずれにしても、ひさびさにヘレンに会えてうれしかったです!







3・11のこと

2012-03-12 20:20:29 | 日記
昨日は3月11日、大地震があった日からちょうど1年経ちました。
私たちが今、東京でなくてシドニーに住んでいるのは、この震災があったためなので、いろいろな思いがこみ上げてきます。
都心で慰霊祭のイベントもやっていたのですが、う~ん、ちょっとパスかな、といつもの通りに散歩にでかけました。



ちかくのビーチでは、コンサートをやっていました。



ミュージック・イン・マーチ、というテーマで、再来週まで毎週日曜日、いろんな音楽のコンサートがあるようです。
ちなみに昨日はソウルでした。


母親グループの仲間がつくってくれたよだれかけ。ちょっとカウボーイ風!?お弁当つけまくりで食事中の娘。

去年の2月にシドニーで挙式をし、3月には東京に帰って6月に出産するつもりで、3月上旬に香港経由で東京に
帰るフライトをとりました。3月9日に香港につき、3月12日には東京に出発する予定で、3月11日は
レパルスベイでお買い物を楽しんでいたのです。


う、ちょっとこの味は・・・とためらう(?)娘。

さんざん安物買いを楽しんだあと、タクシーにのると、「日本の人?地震あったね、大変だね」と運転手さん。
英語がわかりにくいので、聞き流していたのですが、何度か「ツナミ」を繰り返すので、香港人の友達に
電話しました。
「ちょうどホテルにメッセージを残したところなの。大変よ、ツナミで空港が閉鎖されているみたい」

ええ~!?

なんだか信じられませんでした。すぐに東京の実家に電話をしましたが、何度かけても通じません。

どうやら、本当に大きな地震が起きたみたいだ、と事態の深刻さが少しずつ感じられてきます。


なんだかなあ、とでも言いたげな娘。

何度かかけて、やっと叔母の家に偶然つながりました。これはラッキーでした。
とりあえず東京の家族はみんな無事で、家も、中にあるものもそれほど壊れていないらしいし。

そこから、結局香港に5週間滞在し、様子をみていたのですが、何しろおなかの赤ちゃんは待ってくれず、
どんどん大きくなります。飛行機に乗れる時間も限られています。一度香港から出たら、もうそのあとは
動けないでしょう。

シドニーにするか、東京にするのか。


砂にも大分なれてきた娘。

はっきり言って、シドニーはいやでした。街自体に魅力を感じないし(10年くらい前、はじめてシドニーを訪れた時、
もう2度とこない、と宣言したくらい、好きじゃなかったのです!)
家賃は高いし、物価も東京より高いものが多いし(生鮮食料品は安いかもしれませんが)、
出産も、国民保険がない私は私立病院しか選択肢がなく、そうなると数百万円はかかりそう。
要するに経済的な理由です。

おりしも夫が経営していた会社がうまくいかなくなり、会社のみならず、マンションなどの不動産、車などすべて
処分してしまったところでした。


砂遊び、楽しいぞお~。

東京なら、住むところはあるし、ビザの心配なく、私も仕事ができます。夫はオンラインで
仕事をするようになったので、どこでもできる。そして、私自身の家族や友達もいる。病院も決めてある。

でも・・・震災のあと、時間が経つにつれ、どんどん情報が混乱してきますし、隠されていた情報などもでてきました。
いったいどういうことになっているんでしょう?
東京はあぶない、とくに赤ん坊にはよくないから、シドニーに戻りなさい、とたくさんの友人たちが心配して
アドバイスしてくれます。選択肢があるんだから、と。


ぐお~~!!

両親ともじっくり話をしました。
生まれてくる赤ちゃんを最優先に考えなさい。
放射能の危険性は、何とも言えない。何十年もたってみないと答えはでない。
でも、経済的な理由で、より安全な選択肢があるのに、それを選ばなかったとしたら、あとで後悔するかもしれない。
できるサポートはするから、シドニーに戻った方がいいと思う。
こう言われた時には、本当にありがたいと感謝の気持ちでいっぱいでした。

4月14日にシドニーにもどり、しばらくは夫の姉の家に居候をして、住処を探しました。
前にも書きましたが、空き部屋率1%なので、大変です。ビザの申請もしなくちゃいけないし、
病院も決めなくちゃいけない。つわりはたいしたことなかったけれど、臨月が近づくと
胸焼けで気分の悪い日が多くなりましたが、物件見学をしなくてはいけません。車探しも
しなくちゃいけない。(ところで、中古車もとても高いのでびっくりしました!)

どんどん大きくなるおなか、でも物事は遅々として進まず、このままじゃ、何もととのって
いないまま、赤ちゃんが生まれちゃう。。。

5月になり、医者の姉が手伝ってくれて、とてもいい公立病院に決まりました。
仮ビザもおりたので、国民保険が使えるようになったのです。
5月も終わりになって、やっとマンションが決まり、中古車もとてもいいものが見つかり、
6月あたまに引っ越しをし、同じ月の16日に娘が生まれました。



大雨の日、自然分娩で、といわれ、それじゃあ、とばかりにヒプノバージングで水中出産で、、、と
いろいろ計画したのに、緊急帝王切開となりましたが、おかげさまで、無事に大声をあげて元気に生まれてきました。

私の遠縁が仙台に住んでいて、家が流されたり、大変な思いをしたようですし、まだまだ被災地の
問題は解決していません。私たちがシドニーに戻ってからの大変さ、など比較するのも申し訳なくて、
自分たちの状況に「大変」という言葉を使うのもおこがましく思えます。

日本にいなくてラッキーだった、と言ってくれる人もたくさんいます。

そしてラッキーだったと思います。
同時にたくさんの被災者の方々の困難や悲しみを思うと、言葉を失います。
亡くなった方のご冥福と、被災地の一刻も早い復興を心からお祈りします。



娘のために、と、たくさんのいろんな人にサポートしていただいて、シドニーに戻ることにしました。
おかげさまで元気ですくすくと育っています!とってもありがたいことだと感謝しております!







秋のビーチ

2012-03-10 21:56:03 | 日記
ものすごく日差しが激しかった金曜日の午前中です。



風も強くて、ビーチが閉鎖されていました。



ひさびさに母親グループもビーチ前の芝生で開催。といってもここのところ、集まりが悪くて、この日も4人だけしか来ませんでした。
職場復帰する人や上の子供の学校からのお迎えなど、平日の金曜日は出席が難しくなってきたようです。



木陰にブランケットをしくのですが、すぐに日向になってしまうので、ずるずるブランケットを移動します。



松みたいな木の葉っぱだか実だかがあちこちに落ちていて、赤ん坊たちはみんな拾って遊んでいました。うちの娘もしかり。
もちろん口に入れます。葉っぱだか実だかの、とげとげの一部が上あごにはりついて、一瞬あせりましたが、すぐにとれて、ほっ。



いきなりですが、こんな車をみつけました!



黒と金のツートンカラー。なんというか、まあ、個々人の好みですけど・・・!

土曜日の今日も、またお天気がよかったので、夕方にビーチでピクニックをしました。



外に出たとたんに満面の笑顔です。ビーチッ子なんですね。



風がやや冷たいので、あまり人はいませんでしたが、それでもまわりをじっとみています。



へへ~、と舌なめずり(?)



砂浜にでましたが、今日はやや寒かったせいもあるのか、前ほど喜びません。静かに砂をいじっています。



え~い、くすぐっちゃうぞ~!



ちょっと楽しくなってきたかな?



波の方に向かうと、またコアラのようにはりついてきます。
人気がすくなくなったので、怖くなっちゃったんでしょうかね?



でも、ちょっとしたら、また楽しくなってきたみたい。

それにしてもビーチサンダルに革ジャン、日よけの帽子という出で立ちのワタクシ、われながら変な組み合わせだと
思うのですが、日差しが強くて、風が冷たいビーチにでるには、これが一番なのです!