マジョリティーはベトナム人？バンクスタウン

パスポートのいらない外国旅行、エスニック街訪問の一環で、バンクスタウンを訪れてみました。


ファミリーケアで使っていたシーツをかぶる娘

ファミリーケアの最終日だった昨日、いつもよりずっと早めに迎えにいき、いっしょにシドニー南部で用事を
済ませたら、思ったより時間ができたので、バンクスタウンまで行くことにしたのです。

娘は車の中で何度か着替え（！）、結局、朝着ていたドレスに戻り、ついでにファミリーケアで使っていた
シーツをマントがわりに、初めて訪れる街を闊歩（笑）。





歩く人々がシーツの小さな塊になった娘を見て笑っていました．．．って、そりゃ笑うよね。
観光にいったつもりが、観光されちゃってる（笑）









娘は普段と違う町並みに大喜びで、いろんなものを見たり、触ったり、街歩く人にハローと挨拶したりして大忙し！
途中から妙に興奮して大声で歌いだしたり、飛び跳ねたり、どうしちゃったんだろう？？





夫が２０年くらい前に訪れた時には、中国人と中近東系の人たちが混ざっている感じで、古い建物が多く、危ない感じの
ところだったそうですが、昨日みた限りでは、新しい大きなビルがけっこうあり、駅前も整理されてすっきりとした
街でした。ただ、通り数本は、ベトナム語の看板であふれており、サイゴンプレイスなどという名称からしても
ベトナム人が多いのかなあと想像しました。

警官も数人みかけましたが、ベトナム語と漢字があふれるカブラマッタのように「うようよ」して、逮捕劇が繰り広げ
られたりはしていませんでした。かぶり物をした中近東系の女性もけっこう見かけましたし、アラビア語の看板も
ちらほら。アフリカ系らしき人たちもけっこういました。

この前訪れたオーバンほど多文化混在ではなく、ベトナム人がマジョリティーで、その他に中近東系、アフリカ系、
そしてもしかしたら東欧系かなあ、と思わせる人々が歩いていました。





おなかがすいていたので、駅前にあったタイ料理のお店に入ってみました。かなりのボリュームでお値段も手頃。
味もまあまあ。おなかいっぱい食べても、眠くならなかったのは、MSGが少なめだから？？？


ファミリーケアからのお別れカードとプレゼント

娘がまだおなかにいる時、震災のためにシドニーからの経由地であった香港に５週間くらい自主足止め滞在をしていました。
とくにすることもないので、ふらふらと香港の街を探索し、ついでにベトナムのハノイにも足を伸ばしました。

１０年以上前に訪れたベトナムは、ホーチミンが雑然として車やバイクが暴走していたのに反して、ハノイは歴史と品のある街
だった記憶があったのでハノイを訪れたのですが、以前みたホーチミンのように雑然とし車などの騒音が激しい街になっていました。

そんなことを思い出し、ふと娘が妙にハイになって、さらに帰りたがらなかったのは、胎内記憶としてベトナムの何かが
残っていて、それがベトナム色あふれるバンクスタウンに刺激されたから？？などと想像たくましくしながら帰路についたのでした。