過ぎゆく日々の中で、ふと心に浮かんだよしなしごとを、
詩や小さな物語にかえて残したいと思います。
遠いお陽さまの光が
温もりをもたらすということを
ほんの小さな湧き水が
渇きを癒すということを
冷たい雨が
大地を潤おすということを
だれも種を蒔かぬのに
春にはかならず
小さな芽が頭をもたげ
野に咲く花は
けして自らを飾らないということを
そして
生命(いのち)の種は
腐った実から生まれ出るということを
ぼくは知っているのに
世界はきっと
人知を超えた大きな優しさから
生まれでたにちがいないということを
感じることもできるのに
だからせめて
生きているだけで
幸せと思いたいのに
☆絵:バーバラ・オルセン☆ ↓ポチッとね
ありがとうございます。
とても味わい深い五行歌を書いておられますネ。
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします♪
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