べそかきアルルカンの詩的日常“手のひらの物語”

過ぎゆく日々の中で、ふと心に浮かんだよしなしごとを、
詩や小さな物語にかえて残したいと思います。

うみをみつめて

2007年01月14日 11時12分57秒 | 叙情

うみはなみだのつぶのあつまり
だってほら
なみだはしょっぱいあじがするもの

むかしむかしのそのむかしから
ひとはいったい
どれほどなみだをながしてきたのでしょう
うれしいなみだ かなしいなみだ

だからひとは
うれしいときにうみをみにくる
かなしいときもうみをみにゆく



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