あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

みのもんたさん本当に佐藤ゆかりさんが好きなんですね(記事少し追加しました)

2005-10-31 14:46:36 | 政治・経済
 怖いもの見たさでつい見てしまう朝のワイドショーだけれど、今朝も朝から何度も「ばかじゃないの!」と呟いてしまった。この記事のタイトルからして品がないので嫌になってきますが。
 というわけで、今朝(10/31)の朝ズバッ!でのみのもんた。離党勧告を受けた野田聖子を痛烈にバッシング。おまけに彼女を当選させた岐阜県民までを批判していた。見ていた岐阜県民はどう思っただろうか。そして「佐藤ゆかりさんは被害者ですよ」と言っていた。「 みのもんたさん本当に佐藤ゆかりさんが好きなんですね 」あなたの単純で軽薄な正義感にはうんざりです。「地獄に落ちるよ!」と言いたいくらい。「被害者」っていったい・・・? 
 それにしても、(消えてしまった)野村沙知代、みのもんた、細木数子、石原都知事、等々、日本人は”恫喝コメントの人たち”に、いつまで喝采を送り、煽られ騙され洗脳され続けるのだろうか。

 こんな心にブレーキの無い日本人から九条をとっぱらったらとんでもない事になるのは火を見るより明らかだろう。

 若者の右傾化の特集をやっていた先日(10/26)のニュース23で「ネットに広がる”愛国心”」と題して、ふたりの対照的な若者が紹介されていた。ひとりはミュージシャン志望の「友人は皆結婚していってますね」と言っていた若者、もうひとりは、恵まれた環境で育ったおぼっちゃま然とした若者で「負け組にならないように全力を尽くす」と言っていた。ふたりとも靖国に日常的に参拝したり、ネットに書き込んだりしていることは同じようなことなのだが、ふたりの状況はかなり違う。後者のような持てる階層の者が保守化するのはわかるが、わからないのは、前者の現政権からの利益や権益からは最も遠いところにいると思われる明らかに負け組に定義されるであろう若者の保守化である。ふたりのしゃべりかたは、どちらもどこかで聞いたような言葉をばーっと一方的にしゃべるという生活の匂いがまったくしない空疎な観念性が目だっていました。時代の雰囲気や誰かの意図に素直に反応しやすい若者が狙い打ちにされたという印象、どちらも危なく壊れやすい印象を受けました。大人も似たり寄ったりなんですけどね。
 
 ところでひたひたと近寄っている大増税なんですが、前回、消費税が3%から5%にアップした時、レシートを見て「こんなに!」と驚いたのを覚えているが、2%アップしただけで、ずっしり家計への負担を感じたのに、今回言われているのは2%どころじゃないアップなのに、周囲からはあまり不満も不安も聞こえてこないですね。この国は大人も子どもも明日の生活の不安からは目をそらしているのだろうか。個人消費は間違いなく落ち込むでしょうに、財界からもあまり声が聞こえない。聞こえるのは、マスコミ周辺の高額所得者達の能天気なコメントばかり。やってられない。十円、二十円に汲々として家計をやりくりしている主婦の声や地方在住者の声は彼らにはどうでもいいのだろう。食料品や医薬品と贅沢品で消費税率を変えてほしいと貧乏人は切に思います。
 
 「マリー・アントワネットみたいな発言ができるひとはそんなにいないでしょう?」
 
 主婦の叫び: 「 消費税はiPodや高級家電だけにかかるんじゃない!」

追記:小泉改造内閣の感想を聞かれた民主前原代表の言葉、
   
 「サプライズもなく本気で改革に取り組む姿勢が見られていいんじゃないでしょうか。期待をこめてエールをおくりたい。」
 
   「 どこまで協力すれば気がすむんじゃ、前原! 」

 今や、民主党の存在感はあんたの発言とともに無くなりつつあるのに、何ですか、このコメントは?民主党を単なる補完勢力にするのが目的だったとしか思えません。「期待」「エール」って何ですか?お目出度さにもほどがあります。「ばかじゃないの!」
 選挙前に、テレビで放映された竹中VS菅対談での菅直人の竹中平蔵への切り込み方は、対談での相手の揚げ足取りに終始するという竹中氏の傲慢さといい加減さを露呈させて中々見ごたえがあった。菅直人はもう駄目で前原氏に期待したいという大方の世論の感想は只の印象を語ったものでしかないということは、これまでではっきりしたと思う。