あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

本人が謝罪しているのに君は悪くないよと言うマスコミ、あるいは朝からみのもんたの憂鬱(加筆、訂正済)

2005-09-29 16:30:17 | 政治・経済
 杉村太蔵議員の謝罪会見については、マスコミ、ブログ等合わせて大盛り上がりの状況に嫌悪感があったので、無視の姿勢で行くつもりだったけれど、この会見を受けてのワイドショー等の司会者、コメンテーター達の発言が目に余ったので少しだけ書くことにした。彼らは何故に積極的に杉村太蔵を持ち上げるのか。「元気があっていいじゃないですか」 「彼は頭いいですよ」 (ふーん・・・) 「今度、小選挙区から出たら当選するでしょう」 (ふーん・・・) 「応援したいですね」 (Why 誰のために?)少なくとも、これまでの彼の発言から彼の頭の良さは私にはうかがい知ることはできなかった。彼らにとっての頭の良さとは、マスコミ受けする発言ができることを意味するのだろうか。今回の選挙はこんな人を当選させてしまったんですよ、ということを広く世に知らしめるということなら報道する意味はあると思うのだが、それと彼を積極的に評価し持ち上げる事は全く次元の違う、これは何かの操作か、と疑ってしまうような姿勢だった。七五三で、わが子の成長を見守る両親のコメントならあれでいいんでしょうけどね。私が見た中で、最もまともな意見を述べていたのはデーブ・スペクター氏だった。「悪いのは彼のような幼稚な人を選んだ党だ」という当たり前の意見を皆に遠慮しながら述べていた。
 
 マスコミは真面目さ(中立)を装う気も無くしてしまったのだろうか。

 杉村氏ほどの注目度ではないが、そのウルトラキッチュなファッションセンスで注目を集めている井脇ノブ子議員がTBSの朝ズバッ!に出演して小泉首相の所信表明演説を採点していた。88点とのこと。その理由を聞かれて、「憲法改正について触れられなかったから」とのこと。朝から大いに気分が悪くなった。
 高市早苗とどっこいどっこいか。

 民主党の前原代表の質問に対する小泉首相の答弁での、民主党の選挙CMのフレーズ 「日本をあきらめない」 を引用しての民主党をおちょくったような部分が、早速ニュース等で 「首相の余裕発言」 として取り上げられていたが、全く勝者の驕りを感じさせる挑発的発言だという気がして、いい気分がしなかった。そういうところが、うさん臭いし、あれをユーモアだと言うのなら勘弁してほしいと思う。


追記:今朝(9/30)も朝から気分が悪くなったので少しだけ紹介しておきます。
 まず、みのもんた氏。そこまであからさまに体制べったりでよく恥ずかしくないなと思います。昨日の参議院での民主党円氏の代表質問とそれに対する首相の答弁を比較して、円氏の平家物語の喩えをけなし、首相の四字熟語「多士済々」を持ち上げる、聞いていて恥ずかしくなるぐらいのゴマすりコメントでした。「おもいっきりテレビ」のファンのお年寄りは、彼の意見を何の疑問も無く信じてしまうんだろうなあ・・・。

 次に、テレ朝の「モーニング」の橋下弁護士。以前から空気の読めないギャグを連発するのと、弁護士にしては危なっかしい人だなと思ってましたが、番組最初から、選挙制度について解説するゲストの大学教授の話をにこりともせずに聞いていたので、これは危ないぞと思ったら、「共産党や社民党の少数意見など無視してさっさと改憲したらいい」と言っていました。さすがに、他の出演者や司会者からそれは暴論だと言われて黙りましたが、本人はむっつり不服そうな顔をして座っていました。「少数意見を無視しろ」なんて言う弁護士がいるとは・・・。彼は国民投票法案のやばさについても何も考えてないんでしょうね。

あまり、素直に色々な意見を信じないようにしましょう。「これが多数意見です」などと断定して、ある方向へ誘導しようとする意見には特に気をつけましょう。そうでないと今回の選挙のような結果になります。
 素直すぎる人は、「ブロードキャスター」も「朝ズバッ!」も見ないようにしましょう。
 太鼓持ちテリー伊藤が出てきたらテレビを消しましょう。毎日新聞の岸井成格、テレ朝の古館伊知郎、フジの和田圭、木村太郎、日経の田勢康弘の諸氏もついでに”テレビを消しましょうリスト”に追加しときます。最悪です。
 
さらに追記:みのもんたさん、最近あなたのせいで朝から悪酔いしそうです。お得意の”恫喝コメント”、”銀座臭いギャグ”はおもいっきりテレビだけにしてください。朝っぱらから辛いです。

今日の格言: 「マンガとインターネットだけで世界が読めると思うな」


※この記事、少しだけ加筆、訂正しました。