３月のかんぶつ入門では小豆を紹介しました。４月は急きょ内容を変更して、熊本や大分の地震被害の災害食としてもお伝えしたいと考え、長文的なテーマですが、心身のストレス対策としてお話しました。
番組のアナウンサーさんからも、いつもの１０分間トークを延長にて２０分間として、質問形式での生放送～避難するときに携帯する食べ物としてのかんぶつ
自宅で被災したら・・・瓦礫にはさまれたらどう助けを呼ぶか？ 在宅難民になったらどう生活するか？を東日本大震災で経験し、自力で生き延びたことの様々な生活術もお伝えしました。
教訓は命を守るため 伝え続けないと 忘れるもの ５年たち 平和ぼけしかけます。
悲しいことなど忘れることは精神的に安静状態を導きますが、教訓的なことは身体で覚えなければ、いざというとき大変なことになるかもしれません。
ストレスで減る栄養素とは？補うかんぶつとは？
不安や恐怖が現れると細胞にダメージを与えないようにとアドレナリン（神経や脳に働く伝達ホルモン）が分泌されるんですね～悪い、 ストレスと戦ってくれるという点ではよいのですが。
でもそのときに、体内の栄養物質を消費してしまいます
車とガソリンの関係みたいな～走ると燃料減る！これを放置して補わないと身体の錆びつき 老化を促進してしまったり、気力大漁が減少にて疲労感が強く表れ、あらゆる病気の引き金にもなりかねません。
では、補うかんぶつとは？
ゴマが最優秀かんぶつ：ストレスで減る ビタミンB E カルシウム マグネシウム 亜鉛などを補う 薬膳的にも腰やひざのダルさを解消 めまい 耳鳴り（ストレス）も鎮静 ゴマは形のままだと消化吸収がよくないので、すりごま 練りごまがおすすめです
大豆＝きな粉 切干大根 ３強
避難所でずっと同じ姿勢でいることが多いと思うので、すりごま（練でも）に、蜂蜜（抗菌作用が強く細菌やウイルス感染を防ぐ）
とまぜて パンやクラッカーにのせて食べる。
クラッカーは乾パン同様に長期保存可能な炭水化物 これからの季節は気温が上昇するため、疫病が発生しやすい
抗菌作用の食材にも目をむけて～
蛋白質としての保存食では、牛乳は冷蔵保存ゆえ 未開封で常温保存可能の豆乳をおすすめ。豆乳にゴマきな粉、蜂蜜を混ぜて栄養ドリンクとして活躍できます。
豆乳が苦手な人は、蜂蜜の代わりに 黒砂糖を入れると飲みやすいです
春は五臓の肝（肝機能）が弱る季節～自律神経のバランスをとるために乾シイタケを手でおり缶詰めの汁で戻し、マヨ 醤油 などを少量まぜるだけで旨みがつくので満足感もでます。、これもパン、クラッカーにのせて手軽に火や水を使わない調理でもあります。
瓦礫に挟まれたら
助けを呼ぶにも救助のヘリコプターの音で声がとどかない：声が出せなくなっても笛は吹けると・・・阪神淡路大震災で被災した友人からききました。
お子さんのリコーダー カスタネット など音がでるものを携帯するのもよいかと思います。
人間は水分がないと生きていけませんが、塩分もないと代謝ができず 生体バランスがとれない なので 外出時は水 小瓶に塩を持ち歩くとよいです＝５年前から必ず持参しています。
それから 東日本大震災直後に地下鉄に閉じ込められてしまいました
もしそこから出られなければ・・・トイレはどうする・・・女性は困ります。
笑うことなかれ
フラット式（長方形）の、紙おむつを これもいつも持参して外出します
パンツ式の紙おむつは災害時にはNG~
デニムやズボンの女性は下におろさないと用をたせませんね。ズボンをぬがなくてもはさめるものじゃないといけないのです。軽くておむつとは見分けがつかないものも沢山種類があるので、年齢関係なしに用意しておいたほうが安心します。
４月のかんぶつ入門はかんぶつが災害時にやくにたつ 防災食になる 素晴らしい先人の知恵の賜物であるかんぶつの側面もお伝えかんぶつは現代人にとり今や必須アイテム食材でもあることを時間延長にて生放送出演しました。
防災食＝まずいイメージがありますが、実はかんたん料理でふつうのお料理よりも美味しく作れるんですよ
なんでって
乾すことにより旨み 甘み 香りが増すので料理が美味しくなるんです。
毎月の薬膳教室ではメニューに必ずかんぶつを入れています。皆さん美味しいと言われ家でも早速再現されたと いつも嬉しいメールをいただいております
昨日は福島県の依頼にて かんぶつでカフェメニュー料理教室を開催しました。どれもかんたんに出来て しかもカフェメニュー展開で
ワインやビールが飲みた～いという声も
近日ブログアップします。
