和医輪癒

季節による日本薬膳の継承&野菜たっぷりセルフメディケーションのすすめ

心と体の中から健康に~

ハーブ薬膳☆肝が冷えるって何?

2015-06-07 22:48:35 | 薬膳料理&ハーブ薬膳

庭ではハーブが旺盛に生長しています。西洋の薬草でもあるので人にとり、その季節を健やかに暮らせるようサポートしてくれる成分を含んでいます。

今年も早くも半年~新年度が始まり環境の変化があった人には、これからが正念場という時期でもあります。

特に五月病~新五月病という6月病は緊張がほぐれてきたりしたときにメンタル面での不調が現れる時期

緊張しているときは気が張っているので、多少無理をしても心が身体をひっぱってくれていますが、このひもがほぐれた~切れたとき、ほっとしたときに疲れがどど~っと出てきやすいですね

肝が冷えるとは~~~慣れた仕事でも とんでもないミスをしたとかイヤな場面に出くわした

気の合わない人と目があった こんな時よく使われる言葉でもあります。そういうとき 身体に表れる症状として胃のあたりがス~っと冷たくなっていくのを感じたことがある方もいるはず・・・

自律神経を司る肝の経絡に冷徹な寒邪(内邪)を作り出してしまい、気の巡りが悪くなる証拠

急性、または慢性的に気滞をひきづっていると必ずしや 相克の脾胃の不調が伴います。

メンタル的不調を改善するフェンネルが旺盛に葉を伸ばしている6月~ストレスや気温の差が大きいこの時期は葉を少しかじるだけでも体調が良くなるのを感じるはず

フェンネルの薬膳的効能 葉の部分=次回は種子をアップします

性味;辛/温  帰経:肝 腎 脾 胃 

身体=寒邪による手足の冷えや胃の陽虚による上腹部の痛み 嘔吐 食欲不振を解消

心=気滞解消~神経性胃炎を改善

胃薬の含有成分であるので箱の注意書きを見ると書いてありますよ~陳皮やシナモンも入っていることが多いです。

 

そしてヘルニアにもいいと

フェンネルの簡単料理や

種子(フェンネルシード)は、また少し違う働きがあるので次回書きます

 


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