飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

サンテグジュペリの死の真相…。ついに終止符! その1

2022-12-18 19:48:30 | うんちく・小ネタ(absurd story)

サンテグジュペリ…。

童話の傑作と言われる、「星の王子さま」の作者です。

サンテグジュペリは、作家であると同時に、優秀な飛行機乗りでもありました。

彼は、賞金目当てに遠距離飛行の速度記録を作ろうとしたり…。

当時、通信手段として重要視されていた、郵便物の空輸航路の開拓にもあたりました。

 

そんなサンテグジュペリの最後は、彼の乗る飛行機の墜落によるもの…。

彼は、それまで暮らしていたフランスから、アメリカに亡命…。

アメリカ陸軍のパイロットとして、P-38戦闘機を改修した、偵察機F-5Bという機体に搭乗していたのですが…。

そんな彼が操縦していた飛行機が、地中海コルシカ島の近くの海に墜落したのです。

 

そんな彼の死の原因については、いままでいろいろな説が飛び交っていたのですが…。

今夜は、そんなサンテグジュペリの死の真相について、とうとう終止符を打ちたいと思います!

 

 

童話「星の王子さま」は、実は、子供向けに書かれた童話ではありません。

これは、星の王子さまの本の冒頭でもはっきりと書かれています。

この本は、たった一人のユダヤ人のジャーナリスト、レオンウェルトに捧げられたものです。

レオンウェルトは、サンテグジュペリの親友でした。

星の王子さまが書かれたのは、第二次大戦中のこと…。

レオンウェルトは、ナチスに捕らわれないように、フランスの別荘に潜伏していましたが…。

ついにはナチスに捕らえられてしまい、サンテグジュペリとは連絡が取れなくなってしまいます。

しかし、サンテグジュペリは、連絡が取れなくなったレオンウェルトに、何とか自分の思いを伝えたく…。

そんな考えの中、そのレオンウェルトに自分の気持ちを伝える手段として、「童話」という形で本を出版すること

を思い立ったんです。

それが、「星の王子さま」なんですね!

 

この本には、多くの「大切なこと」が書かれています。

その一つ一つがとても美しく、そして、心を打たれ…。

だからこそ、本来はレオンウェルト一人のために書かれた本であったにも関わらず、多くの人がこの本を愛するよ

になったんです!

 

さて、そんな名作と言われる「星の王子さま」を書いたサンテグジュペリ。

彼の死については、昔から、「撃墜説」と「自殺説」の二つが存在していました。

しかし…。

実際に、サンテグジュペリの乗る飛行機を撃墜した、元ドイツ空軍パイロットが、自ら名乗りを上げ

ました。

更に…。星の王子さまの物語を、注意深く読んでみると、こんな一説があるんです…。

「面倒を見た相手には、いつまでも責任があるんだ。守らなきゃいけないんだよ、バラとの約束をね…。」

この一説、星の王子さまの物語では有名な場面である、王子さまとキツネとの会話の中にあります。

実はこの部分は、サンテグジュペリが、別れた彼の元妻コンスエロと、再びやり直すことを語ったものとしか、私

には思えないんです!

キツネ…。

これは、実は、親友レオンウェルトを表しています。

そして…。

バラとは…。

サンテグジュペリの元妻、コンスエロを表しているんですね!

コンスエロは浪費家であったために、サンテグジュペリと諍いが起こり…。

嫌になったサンテグジュペリは、単身アメリカに亡命。陸軍のパイロットになっています。

これ、星の王子さまの物語にも、王子さまはわがままばかり言うバラに嫌気がさして、星を出て行っていま

すが、まったく同じなんですね!

星の王子さまの物語は、童話の形になってはいますが、中に書かれている内容は、実は、実際にサンテグジュペリ

身に起こったことを表している訳なんです…。

 

そんな作者が抱いた、コンスエロと再びやり直したいという気持ちを、親友レオンウェルトに伝えたく…。

サンテグジュペリが、「レオン、あなたが私に伝えたかったのは、こういうことだろ!」と言うことを、

この部分で表したのだと思います。

そんな、コンスエロとやり直すという意思を持っているサンテグジュペリが、果たして「自殺」という道を選ぶで

しょうか…?

それはあり得ないことなのでは?というのが、長年この物語を読み続けた、私自身の結論なのです…。

 

そうなってくると、サンテグジュペリは、やはり、後になって名乗りを上げた、元ドイツ空軍パイロットにより撃

墜されたのか…。

そういうことになってしまいますが…。

ここで、この当時の飛行機の性能を、飛行機オタクの専門的な目で見ていくと…。

ここにも、おかしな点が発生してしまうんです!

それは…。

サンテグジュペリが操縦していた、P-38戦闘機を改修したF-5Bは、高高度性能が優れていたため、彼を撃

墜したという元ドイツ空軍パイロットが乗っていたBf-109では、撃墜困難であったということなんです!

サンテグジュペリの任務は、敵地の偵察であり、その情報を確実に味方側に伝えるために、彼は、F-5Bの性能

を最大限に使い、撃墜されないように、Bf-109がたどり着けない高高度を飛ぶはずなんです!

ここで、以前私はこのブログの中で、この矛盾した問題の解答として…。

サンテグジュペリがコルシカ島近くで撃墜されたのは、このコルシカ島が、彼が幼少の頃過ごした地でもあっ

たため、その場所を低空で見たかったたので、わざと低い高度を飛んだ…。

そこを、運悪くBf-109に見つかってしまい、撃墜されたのでは?

そんな推測を書かせていただいたのですが…。

…。

後になって、それは間違いだったことに、私は気が付いたのです!

本当は、違う理由があったんです!

いろいろなサンテグジュペリに関する書物を読んでいるうちに、私は「ピーターシス」という絵本作家の方が書

かれた「飛行士と星の王子様」という本に出会い、そして、この本の一番最後のところに書かれていたことに、サ

ンテグジュペリの死の真相について、重要なことが書かれていたことに気が付いたんです!

 

この本、実に細かく、サンテグジュペリの人生について書かれた本なのですが…。

まさに、私がずっと疑問に感じていた、サンテグジュペリの最後について、すべてつじつまが合い、納得できる内

容が書かれていました

その、サンテグジュペリの死の真相について、納得できる内容とは…。

長くなったので、そのことについては、次回お話しいたします!

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一番目の山菜ゲット! | トップ | サンテグジュペリの死の真相…... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (甲府の人)
2022-12-24 09:57:28
すごい推理力にちょっと感動した。
この推理力でレスリーハワード誤射事件も考察
して欲しいと思っちゃった。
返信する
Unknown (みっちゃん)
2022-12-24 20:38:04
この童話にハマって、50年…。
実は、多くの真実が隠されていると思います。
更に、作者の死が謎に隠されているから、余計にミステリーさを感じます!
次回では、決定的な証拠の元、この作者の死を解説したいと思います!
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

うんちく・小ネタ(absurd story)」カテゴリの最新記事