飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

煙突の防水について

2017-04-07 12:16:37 | 薪ストーブのセルフビルド(for woodstave builder)


暖かくなっても、まだまだウチは焚きますよ!




ところで、薪ストーブの煙突って、水を吸い込むってご存知でした!

今回はそんなお話です。




私はセルフビルドで薪ストーブを設置したのですが、煙突を買いに行った時の話です。

業者の方が、事細かに煙突設置の注意点を説明してくださり、私はそれをメモしていたのですが…。

煙突のつなぎ目はスクリューでとめるようにと言われました。



これは、煙突どうしのはめあいが強度的に不十分なため、それを補う目的でスクリューを4か所ほどとめておくのですが、これを聞いたとき

あれ?それだと雨が降ったとき、毛細管現象でスクリューの間から水がはいらない?

と、私は疑問を持ちました。

そして…。

実際に私が煙突を組み立てたときは、耐熱シリコンをスクリューに塗り、水が入らないようシーリングして組み立てました。




そんなことをやって数年がたちました…。

ある薪ストーブのプロの業者の方と話をしていた時のことです。

お客さんのところの煙突のメンテナンスをしていて驚いた。断熱二重管をバラシていたら、一つだけ妙に重くて…。

実は中に水が入っていた! どうやらスクリューのところから毛細管現象で水を吸ってしまったみたい。

と、話されていたのです!

やはり、野外で風雨にさらされている部分では、煙突をつなぎ止めるスクリューから水が浸入してしまうようです。

ここから煙突内に水が入ると、煙突の断熱性が失われてしまいます。

そして、もっと問題なのは、いくらステンレス製の煙突といえども、水が入りっぱなしになってしまうと、内部から腐食してしまい、高価な煙突がダメになってしまう可能性もあると思います。

私が行った、耐熱シリコンによるシーリングがベストかどうかはわからないのですが、しかし、煙突組み立て時は何かしら水が入らないように工夫した方が良いかもしれません…。

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